
この記事は、
暫定規制値の意味は・・・ 福島第一原発について書いています。
まず、結末部分から書いてしまいます。
ココまで来ると、副島先生論(「放射能に関わる規制値の問題は、恐怖心の問題だ」)も、実はピッタリなんですよ。
「ココまでの本質論」になると。
ここからは、☢←このマークを使って書いた方がめんどくさくないので、それでいきます。
何故って、
「☢」には、「放射能・放射性物質」or「放射線」両方の意味が含まれているので、
いずれかの意味、両方の意味を含ませたいときに、
「☢認識」とか使えば、それで済まされるからです。
さてさて、昨日付の記事までみてくると、
☢認識について、「相異なる二つの思想が存在している」という事がわかるワケです。
・☢は有害>< 殺人的な物質だ!!
・☢は有益♪ クスリだよ。クスリ。
明らかに、この二つの思想があるでしょ。
・☢は有益♪ クスリだよ。クスリ。
と考えてる人は、とかく、線量に関しても「高線量じゃなきゃ大丈夫♪コロッと直ちに逝かなきゃダイジョブだって」という言説を言い出すワケで。
まさに、「クスリだよ。クスリ」というのと、まるっきり同じなワケです。「副作用」がある、というコトについても。
なので・・・、
「奥州市のヨウ素131は、医療用の可能性が大いにある(chocovanillaさんのご指摘)」
でも、「下水にそのまま捨てている?」な状態もOK、
「ガイガー鳴りまくり人間」を隔離病棟に押しこめておくのではなく、そこいらに解き放って良い、
ということになってしまっているわけですな・・・。
だって・・・・「☢は有益♪ クスリだよ。クスリ」なんだから・・・汗。
「クスリを投与しただけのヤツを何ゆえに隔離し続けなければならない?」
となるワケで・・・。
しかし、一方で、
「距離を2m取るようにしましょう」というのは、コレは明らかに「放射線管理区域」。どう見ても。
すると、↓こういう突っ込みどころがあり得て・・・汗。
「A1. 家庭でも職場でも他人のそばに座ったり、近づいたりしないようにしましょう。
距離を1mを取るようにしましょう。
1時間以上近接する場合には2m以上の距離を取るようにしましょう。」
↑
↑
放射線管理区域ですね。もう、ガイガー鳴りまくりですわな。
そうそう。こういうことだから、本来は、投与された人は、
「 ☢ 放射線管理区域
極力、半径2メートル以内に近寄らないでください」
とかいうベストを着用しなければいけませんね!!
(ってか、体外に排出される物質は全て放射性廃棄物じゃん 笑)
という強烈な突っ込みドコロが生ずるワケです。
以前の記事では、
「斉藤先生(小説家)・俳優時代の芸名水嶋ヒ●」
に化体したワタシが、
「ドクター!!ウチを核汚染する気ですか!!
(コイツに ま――――た 放射性ヨウ素をブチ込む気ですか!! 怒)」
と書いてますね。
チョット、アレな記事でしたが、
ああいった、一連の記事に厳然として存在している価値観・・・
・☢は有害>< 殺人的な物質だ!!
という、厳然たる価値観です。
だから、
「(☢は有益♪) クスリだよ。クスリ」
として、配偶者に投与しようとするドクターなんていようもんなら、
「ウチを核汚染する気ですか!!」と猛反発する。
要するに、ココには、
・☢は有害>< 殺人的な物質だ!!(⇒「ウチを核汚染する気ですか!!」と猛反発)
・☢は有益♪ クスリだよ。クスリ(⇒放射性ヨウ素を投与。そのまま帰宅OK)。
という、相異なる二つの価値観が存在している。
ところが・・・ここで・・・思い浮かぶのが・・・武田教授がしょっちゅう口にする、
「もう、違法状態」
「法律違反ですね」
「ヒドイ放送ですよ。法律では・・・(1ミリシーベルト/年)です、と言わなきゃなりません」
という台詞。
そう。
・☢は有害>< 殺人的な物質だ!![←現在の法律の立場]
・☢は有益♪ クスリだよ。クスリ。
そう・・・現在の法律の立場は、
・☢は有害>< 殺人的な物質だ!! ←こっち なんですよねぇ・・・。
但し、
「・☢は有害>< 殺人的な物質だ!! 」[=危険物]
だからといってこのような☢使用そのものを禁止することは、文明の発展を否定するに等しく、どのような国もこのような方針を採っていない。そこで、社会的にきわめて有用であるが危険物でもあるこれらの☢を運用する方法を講学上いわゆる警察法・業法等によって厳しく規律し、かつ傷害防止規則等を通じて管理者の注意義務を客観化・外形化させ
(、さらに後述のように独自の事後処理の法理を形成することによって現代の事態に対処す)
る、というのが各国共通の傾向である。
(甲斐道太郎編『新現代民法入門』(法律文化社、2003年)311-312頁)の文法を借用。
そう。
副島先生論の、「結局は恐怖心の問題である!!」
というのも、ホントにホントの本質論からいえば、それは、そう。
だって、コレ↓・・・まさに「恐怖心の問題」そのものだし。
・☢は有害>< 殺人的な物質だ!![←現在の法律の立場]
・☢は有益♪ クスリだよ。クスリ。
しかし・・・それって・・・ワープしすぎ(汗)。
もう、話を読んだとき、「あ~、本質論はそうなんだろーケド、そこまで考えるのにも、数年はかかるんじゃ~ん???」と、思ってしまったくらいで・・・、
って・・・何だかんだ言っても、その次元の「本質論」に、そうそう何か月もかからずに来てしまったな・・・汗。
ほ・・・ホルミシス効果???
ああ!! それで思い出した!! 稲恭宏先生。
・☢は有害>< (微量でも、健康被害を量産する、)殺人的な物質だ!![←現在の法律の立場]
・☢は有益♪ クスリだよ。クスリ。 [←稲恭宏先生の立場]
ですね。
トラバ元の人の、
「昨日、初めてこの動画を見ましたが衝撃的でした。安全とは言っていますが、やはり自分も放射能についての不安はまだ消えていません」
の思いも無理もない。
そりゃーね。
今まで、↓この放射能認識を「常識」としていた人が、
・☢は有害>< (微量でも、健康被害を量産する、)殺人的な物質だ!![←現在の法律の立場]
いきなり、この↓立場の人の話を聞いたんだから。
・☢は有益♪ クスリだよ。クスリ。 [←稲恭宏先生の立場]
そりゃー。
そりゃーね。
この↓立場の人に言わせてみると、
・☢は有益♪ クスリだよ。クスリ。
しょせんは、クスリなんだから。農薬とかと同程度なんだから。多量接取しないと、人体に害は出始めないでしょ。
暫定規制値の意味は・・・「住民と事業者を苦しめているだけ」
というコトになるワケですね。そりゃー無理もない。
しかし、コレ↓が法律の立場であり、世界標準の☢認識。
・☢は有害>< (微量でも、健康被害を量産する、)殺人的な物質だ!![←現在の法律の立場]
1年1ミリシーベルト規制、
ヨーロッパなどは0.1ミリシーベルト/年を主張
これは・・・
この↓立場の人(稲先生など)
・☢は有益♪ クスリだよ。クスリ。 [←稲恭宏先生などの立場]
にとっては、もう、「無用な天敵」でしかないワケですな。
しかし・・・。
それは・・・世界標準ではない。
武田センセの言うように、
・レントゲンを撮るときもお医者さんは、鉛遮蔽体のあちら側に行って撮るのはおかしい。一緒に放射線を浴びた方が健康になるハズで、それを一般化させねばならない。
・1年1ミリシーベルト規制は、主要国中揃っているので、世界中でコンセンサスを得ねばならない。
とくに、後者の方をせずに、
日本が「稲説」を採用・恒久化(暫定規制値で片足突っ込んでるようなモンだが)しようモンなら、
工業製品まで禁輸措置、堂々と・・・
のオンパレードとなる><。
と・・・いわワケですな。
ちなみに・・・いや・・・ちなみにではなく、モロに根幹部ですが、
自分は、前者の方の立場をとってるので、そりゃー、20世紀型の人間だと自分でも思ってますから・・・
・☢は有害>< (微量でも、健康被害を量産する、)殺人的な物質だ!![←現在の法律の立場]
なので、
暫定規制値とかって、アレ、ひょっとすると、外国から依頼されてないか?(←日本製品に対する不利な取り扱いのための、通商法上措置の「具体的論拠」として)
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/23731575/
という話になるワケですねぇ。
それと勿論、
・☢は有害>< (微量でも、健康被害を量産する、)殺人的な物質だ!![←現在の法律の立場]
ですから、
1年1ミリシーベルト規制、
ヨーロッパなどは0.1ミリシーベルト/年を主張
ですから、
1ミリシーベルトでも、「それなりに健康障害が出る」、
20ミリシーベルトに変更なんかしたら、武田先生は「20倍の健康障害が」と言ってるだけだけれども、いやいや、ホントはもっとヤバいことになるでしょうよ。
γ線あんまり出さない核種だってけっこうあるんだから。
ともなります。
何度も書いてる気がするのでいまさら書く気もしないけど、一応、書きますケド、
逆に、稲先生は、
・☢は有益♪ クスリだよ。クスリ。 [←稲恭宏先生の立場]
な立場なので、
暫定規制値とかって、アレ、住民と事業者を苦しめるためだけのもの、
という話になるわけで、
さらには、
1年1ミリシーベルト規制???
あんなもん、20世紀の遺物ですよ。撤廃すべきです!!
そもそも、みんな放射線を知らなすぎる!!
お医者さんも知らなすぎる!!
レントゲンを撮るときなんて、お医者さんは、鉛遮蔽体のあちら側に行って撮るなんて!!
おかしい!!
一緒に放射線を浴びた方が健康になるんです!!
まったく!!医者がそういうことだから、誤った☢認識がずーーーーーっと続いてるんだ!!怒。
ということになるのでしょうね。
(ワタシが、稲先生の思考を妄想しました)
