
この記事は、
【勝手にコラボ】院長先生の内部被曝に対する懸念との比較について書いています。
ここはみんカラなんだけれども…「汚染車両」のテーマ、モロに扱ってたんですが…、
(chocovanillaさんも)
「院長の独り言」に先を越されてます(汗)。
<以下、引用>2011年11月02日
「車の中古補修部品に注意」
福島原発ではキセノン(業界用語では、ゼノン)-135が検出され、大騒ぎのようですが、あれほどヨウ素がでていたわけですから、驚くには値しません。7月に東京に行った時も、私はヨウ素剤を飲んでいました。(1日だけだからですが)
さて、今回は中古車のことについて。新聞記事から
川崎港で輸出用中古車から放射線 業者「福島で登録」2011.7.2 00:21
川崎市港湾局は1日、川崎港東扇島の外貿埠頭で、輸出予定だった中古の乗用車から毎時62・60マイクロシーベルトの放射線量を検知し、輸出を取りやめて車を仕入れた業者が引き取ったことを明らかにした。
港湾局によると、ナンバープレートは付いていないが、業者は「福島県で抹消登録した」と話しているという。
放射線は車体前部の外側から検知した。運搬貨物に関する放射線の基準値はないため、文部科学省に照会。仕入れた業者が引き取ることに問題はないとの回答があった。
福島第1原発事故後、貨物を運搬する船会社が、自主的に放射線測定を開始。高い放射線量を検知したのは、南アフリカに向かう船に積み込む予定だった500台のうちの1台だった。
汚染車両4000台 他県に放射能タレ流し(既に削除)
また深刻な問題が浮上した。福島第1原発の制限区域から外に出た“高濃度セシウム汚染車両”が、県外で大量の放射性物質をタレ流しているという。新潟県で8月3日、ガソリンスタンド(GS)7カ所の汚泥から1キロ当たり最大9万ベクレルの放射性セシウムが検出された。実はこれ「汚染車両をGSで洗車したのが原因」との見方がもっぱらなのだ。
とくに高い数値が検出された柏崎刈羽地域には、福島原発周辺から多くの被災者が避難してきている。一時帰宅を認められた避難住民が、放置していたマイカーを持ち出すケースが続いていて、車に積もり積もった放射性物質がGSで洗い流されているらしいのだ。
国は車両の持ち出し時に汚染のチェックをしているが、多くの専門家が呆れるほどの“ザル検査”だという。一体、どうなっているのか。検査をしている原子力災害対策本部の現地事務所「福島オフサイトセンター」の担当者がこう言う。
「制限区域内の車両は、放射線の値が10万CPM以内なら持ち出せることになっています。超えている場合は紙タオルで拭き取り、拭いただけで落ちなかった場合は、Jヴィレッジで水洗いをする。それでもダメなら区域外に持ち出すことはできません。ただ、これまで検査した3930台のうち、Jヴィレッジまで行った車両は20台もない。除染後は、すべてが区域外に持ち出されています」
問題は10万CPMという基準の甘さだ。一概に比較はできないが、シーベルトに単純換算すると、10万CPMは「833マイクロシーベルト」にもなる。この数値は、国際基準の8倍近く甘いという。結果的に、約4000台もの車両がチェックを素通りしてしまっているも同然なのだ。
ザル検査のせいで各地に放射性物質がまき散らされたら、車を持ち出した避難者がいわれのない非難を受けかねない。
(日刊ゲンダイ2011年9月8日掲載)
輸出直前、小樽港の中古車から放射線検出
北海道小樽市は24日、小樽港からロシア・コルサコフ港に向けて輸出する予定の中古車1台から、国土交通省への通報基準値(毎時5マイクロ・シーベルト)を超える放射線量が検出されたと発表した。
発表によると、今月21日、船に車を載せる準備をしていた業者が「放射線量が基準値を超えた」と市に連絡。市が日本貨物検数協会に依頼して測定したところ、中古車1台のワイパー付近から、最大同7・55マイクロ・シーベルトの放射線量が検出された。
市によると、この車は小樽市内の別の業者が今月、オークションで落札したという。市は同省に報告した上で、この業者に車を引き取るよう要請。業者はこの中古車の輸出を取りやめ、車を引き取る予定という。
(2011年10月24日14時37分 読売新聞)
この記事は、最近良く目にします。特に問題なのは、出品した業者が引き取っていること。一体そのあとどこに流通しているのか、心配していました。本来、このような高汚染の中古車が出てきた場合には、東電の福島原発が原因なのですから、損害賠償の対象となるべきなのに、そういった話は一切ありません。
本日、当院近くに住む方から電話がありました。
「プリウスのトランクの部分を修理してもらったら、福島県浪江のシールが貼ってあった。4-5時間は子どもを乗せていたが、大丈夫だろうか?」
放射能被ばくに関しては私にはわかりませんが、大変重要な内容です。その部分を写真に撮っているとのことでしたので、送付してもらいました(このように、きちんと証拠写真を撮るのは、大変大事です。携帯のデジカメで十分ですから、あらっ?とおもったら記録に残すようにしましょう。)
なるほど、車庫証明のところです。確認できました。このシールから、いろいろなことが類推できます。
・プリウスという人気車種だが、トランクのドアだけ中古市場に流れている。
・解体したところでは、福島県浪江(もっともひどい汚染地帯のひとつ)の車だとわかっている
・複数の業者を介していると思うが、だれも福島県浪江で放射能のことを想定していない。
・福島から九州まで、このような中古部品が流通している。
・もし、だれかが気がついていたら、このようなシールはすぐに剥がされる。残っていたと言うことは、中古部品業者の意識の低さでもある
・十分に注意しておかないと、九州でも放射能に汚染された物品が流通し、それを利用してしまうことになりかねない。
・福島の地理に詳しくなっていないと、たとえ書かれていても気がつかない可能性がある。
車の修理に、安いからといって中古部品を検査なしに使用することは大変危険です。必ず、線量を測った上で使用するか、あるいは高くても新品の部品で修理することをおすすめします。健康はお金では買えません。
国はこういった物品が流通することを考慮して、早急に何らかの対策を立ててもらいたいです。何かあってからでは手遅れです。
http://onodekita.sblo.jp/article/49748765.html
「車の中古補修部品に注意」
<以上、引用>
↑
↑
ええっと~~、
私見と称した足引っ張り???(←オイオイ)と補足を勝手に・・・(汗)。
「本日、当院近くに住む方から電話がありました。
『プリウスのトランクの部分を修理してもらったら、福島県浪江のシールが貼ってあった。4-5時間は子どもを乗せていたが、大丈夫だろうか?』
放射能被ばくに関しては私にはわかりませんが、大変重要な内容です」
↑
↑
え?
院長、たしかガイガーカウンタ、持ってなかったっけ?
東京に来たとき、植え込みを測っていたような気が…(勘違い?)
「あーそうですかー。チョット、これから当院に来てくれますか?
こっちの診療時間が終わったら、少しスクリーニングしますから」
とかやらないんだね(汗)。
山さんwとは性格の違いだろうか?
ちなみに、ワタシなら、
(以下は、電話口での話を想定)
「あーなるほどー。今なら、
ラデックスも2万円切ってるし、
FUKUSHIMAが18000円くらいですか。
エステーのエアカウンターも15000円くらいまでで手に入るようだし、
ちょっと買って、スクリーニングした方がイイと思いますよ」
と応じるでしょうね。
もちっと加えるなら、
「あ、『汚染の判断基準』なんですけどね、
IAEAの緊急マニュアル(※)だと、
3倍以上の放射線量にひけ上がったら、それ、汚染されてますから(キリッ)。
だいたい、ガイガーなんてのは、0.10マイクロあたりの数値をウロウロしてるんですけどね――。
近づけて、ビ――――ンと0.38とか急上昇して、
0.3でアラーム設定してたら、ピーローリ―ロー♪とか鳴り出した~~><
だったら、
あ―それ、汚染されてますから(キリッ)」
(※) https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/24137013/ などで何度も引用。
IAEA-TECDOC-1162:国際原子力機関(IAEA)が策定したマニュアル『放射線緊急事態時の評価および対応のための一般的手順』 http://www.nirs.go.jp/hibaku/kenkyu/te_1162_jp.pdf
もっと話を加えて欲しいですか?
じゃあこうですね(かなり長電話になりますッw)。
「たった0.38μSv/hなのに何でそんなこと言うのかって?
まー、それは、IAEA-TECDOC-1162にそう書いてあるみたいだからw
え?
そういうことじゃなくて?
お前自身がどう思うかって?
ああ。それですか。
日本の自然放射線量はですねー。0.038μSv/hとかなんですよ。九州とか高いと言われてるトコでも0.120とか。そんなモンですよ。
0.38μSv/hなんて、桁違いッ!!ですから」
あ?
まだまだ加えて欲しいですか?
「で、人体への影響はどうかって? 使っててイイのかって?
知らね―――(汗)。
でも、それ、国際評価基準では『汚染された工業製品』だからw
何でそんな人体がどうのって。
フツー、先進国のヤツなら、人体がぁ~~とかホザク前に捨てるだろっ(ワラ)。
何で、そんな事言うワケ?
あ!! わかった!!
最近のニュースで、『健康への影響はない範囲です』とか言ってるからでしょ?
え?ちがう?
『4-5時間は子どもを乗せていたが、大丈夫かって?』
それそれ!!
コイツは武田教授の講義で最初に聞いた。法律調べてみたらそうだった。
『放射線管理区域』なら、0.6μSv/h&年5ミリまでならOKでしょ。それは、疫学的なデーター調べてみて、内部被曝が無けりゃ、年5ミリまでは変な病気はあんまり起こらないって話だよね。
まー、だから・・・乱暴な考え方だけれども、0.38μSv/hなら…まあ…粒子を吸わなければ…人体に影響が出る、というのは、ないらしい、ですよ。
それに、トランクの部分で、子供を乗せたのは後部座席。
はあ。
で、後部座席の線量は?
はあ。0.10くらいだ、と。
まあ、じゃあ大丈夫なんじゃないですか(苦笑)。
それ、「汚染機械」にされたけどw
とまあ・・・出来れば・・・今までの日本人・先進国の国民としては…そのトランクは破棄(除染)するか…ということですねぇ…。
ああ・・・今、それは厳しい?
必要最低限未満の収入しかない?
あ―――。
それじゃあ…継続使用か…まあ…何とか拭き拭き…><
まあ、室内は、子供乗せる後部座席は問題なさそうなんでしょ?
0.6μSv/h&年5ミリまでなら、粒子の吸引が無けりゃ何とかなる、ってデーターですよね・・・。
逆に、3μだの出るってんなら、それ、ヤバすぎですからね~~。
劣化ウランみたいなヤバい粒子だって付きまくりかもしれないですよ。
プルト君だって。
もう、ブラブラ病だの、無気力病だの・・・ヤバいでしょう><
あー、もしもし?
え?
アラームが後部座席でも鳴り止まない?
ずっと?
え?
桁を見間違えてた?
0.38じゃなくて3.8?
え?
0.10じゃなくて1.0?
え?
チョット、それは…それは…
トランクの中に入れた?
振り切れたって?
もしもし?
もしも――――し。
あ、電話切れちゃったや(汗)」
さてさて、電話が切れてしまったので、
院長先生の話に、もう一つツッコミを入れ・私見を加えましょう。
「国はこういった物品が流通することを考慮して、早急に何らかの対策を立ててもらいたいです。何かあってからでは手遅れです」
↑
ホントはやるべきことなんて、超単純な話なんですよね~~。
現在の日本:「原子力災害非常事態宣言」発令下
<現代国家の法制度における規範論>
汚染物(例・自動車)
■第一段階(今年度)
取り敢えず、本年度内は『IAEA-TECDOC』レベル(0.1μ→0.4μ以上=汚染されてる)に抑え込もう!!
汚染車両を社会からはじき出せ!!社会を防護しろ!!
☆根拠法:原子力災害特別措置法
■第二段階(来年度~)
日本法(「放射線障害防止規則」など)の水準に適合するレベルにする段階。
車検場に放射能検査場(バックグラウンド遮蔽)を設置し、
微弱な汚染車両・日本法に適合しない汚染車両は車検登録対象外。
☆根拠法:改正後車両法
↑
こうしたステップが踏まれるべき。
もう何度も書いてる。
(工業製品・パーツも、当然含まれます。第一段階の欄の話です。いっくらでもできます。)
もう、超単純な話です。
ですが、 やってません。
やる気配もありません。
これは、日本国が、「現代国家としての機能」を停止しているってことです><