
この記事の文章はフィクションです。
実在の人物・団体などとは関係ありません。
尚、
←画像と、
本文の描写↓とは関係ありません。
俺は ドリフトした。
ひたすら、ドリフトして魅せた。
サウジドリフトした。
特製の、シビックタイプRで、サウジドリフトした。
「ドリフトは、、、
速く走るため、
カーブを曲がるため、
雪道を、より安定して走るため、・・・」
そういうことを考える人々には理解できないだろう。
そういうことを考えている人々には、サウジドリフトは理解できないだろう。
「私には、、不可解である。 」と繰り返すのみなのだ。
サウジドリフトは、、、
速く走るためでもなければ、
カーブを曲がるためでもない。
ましては、ダートを、より安定して走るためでもない。
単に、ドリフトなのだ。
直線の道を、ウネウネとドリフトするのだ。
ドリフトは、何らかの手段ではなく目的なのだ。
もちろん、ドリフトによって、何らかの安定性を得るものでもない。
不安定になるだけだ。
ましては、
ドリフトする必要性もない。
それでも、ドリフトするのだ。
速く走るため、
カーブを曲がるため、
雪道を、より安定して走るため、・・・
そういうことの一切を度外視したところにあるのが、サウジドリフトなのだ。
そして、今、俺もサウジドリフトしている。
とある広場で、サウジドリフトしている。
だが、俺にも、、いくつか不可解なことがある。
サウジの奴らは、
どうして道の上でサウジドリフトするのか? ってことだ。
どうしてあんなにも、、、相対的に狭い場所 でサウジドリするのか? ってことだ。
そして、
どうして単なるノーマル車で、
シートベルトもロクにしないで、
ハコ乗りとかしながらやれるのか? ってことだ。
俺も サウジドリフトしている。
だだっ広い 広場で サウジドリフトしている。
ここは、道路上ではない。
電柱も無ければ、路肩の岩も、対向車線もない。
少なくとも、アジアンハイウェーの本線上でもない。
だが、
サウジの奴らは、
どうして道の上でサウジドリフトするのか? それは俺にも、、不可解である。
俺も サウジドリフトしている。
特製の、シビックタイプRでサウジドリフトしている。
フルボディ―強化に、
フルバケットシート、ジャングルジム仕様。
いわゆるラリー車、サーキット車上がりのクルマだw
六点ハーネスに、グローブ、ヘルメット、ハンスを装着。
いわゆる 宇宙人スタイル ってやつだw
転倒だってへっちゃらだかんなwww
だが、
サウジの奴らは、
どうして単なるノーマル車で、
シートベルトもロクにしないで、
ハコ乗りとかしながらやるのか?
俺よりも、カネのあるヤツらが多いのに、
どうして 単なるノーマル車なのか。
それは俺にも、、不可解である。
(つづく)
この記事の文章はフィクションです。
単なる私小説です。
実在の人物・団体などとは関係ありません。
Posted at 2013/01/01 00:55:48 | |
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アジアンハイウェーのどこかで | 日記