
意思表示は、法律行為の要素に重大な錯誤があったときは、無効とする。
「ストリート」「ストリート活動」「ストリートファイター」という言葉が、
このブログではしょっちゅう出てくることになるが、
それに当たって、勘違いをしないで頂きたい。
私が本ブログで言うところのストリートとは、
「峠最速伝説」
「首都高のキング」
「アウトバーン制覇」
とか、そういう意味である。
だから、特に社外品ブレーキパッドの表記に、「ストリート」という語が見られる。
この意味での「ストリート」は、
「通勤」とか、
「街乗り」とか、
その程度の意味でしかない。
決して、
「峠最速伝説」
「首都高のキング」
「アウトバーン制覇」
とか、そういう意味は込められていない。
そのため、対応温域も、
「ストリート」の製品では、~450℃程度。
素材も樹脂系の耐熱性の低いものが用いられている。
一方、
「サーキット」に対応した製品では、~900℃以上。
素材もカーボンセミメタルが用いられることが一般的。
で、
「ストリート」の製品を、
「ストリートファイター」の方々が用いて、本気でアタックすると?
もちろん、もちません。たぶん、死にます。
まあ、こんな勘違いをしてパッドを購入なさる方々は、いないとは思いますが、
念のため。
最近では、こういったためか、「ストリート」という表現は消えてきてますね。
「ワインディング」とか、
温度域とか、
けっこう具体的に書いてあります。
とはいえ、
私が本ブログで言うところのストリートとは、
「峠最速伝説」
「首都高のキング」
「アウトバーン制覇」
とか、そういう意味ですので、
勘違いして欲しくないので、念のため極端な話を。
それと、
「ストリート」、
特に本ブログのメインステージは、「峠」(Touge)。
今、世界中で、「峠」という言い回しが普通であり、Winding Roadという言い回しは廃れている。
でも、「走り」特に、「峠」の愛好者としては、
Windingという言い回しは、廃れてもらっては、逆に、困る。
何故なら、「走りのステージ」について、正確な表現が出来なくなるから。
はっきりさせよう。
Winding Roadとは、単に、「曲がりくねった道」を指す。
勾配があろうが、なかろうが、関係ない。
だから、実は、以下のような整理が可能。
「Winding」=「峠」+「峠以外の曲がりくねった道」
だから、
後々出てくる、
「多摩湖道」「宮が瀬」は、「峠以外の曲がりくねった道」だから、これらは峠ではない。
単に「ワインディング」と称するのが正しい。
一方、「峠」というのは、読んで字の如く、
「山」を「上り」「下る」というところ。
後々出てくる、
「大垂水峠」「笹子峠」「塩尻峠」は、
文字通り、「峠」なのである。
そして、「峠」にせよ、「ワインディング」にせよ、
これらは、人間の営みによって、実に流動的だ。
というのは、たとえば、ダム湖が出来ると、多くの部分が湖面下になり、幾筋もの峠道は水に沈む。
しかし、それらに換わって、湖面から一定の高さを保った、平坦な周回路がつくられるのが一般的だ。
また、山岳地が市街地化した場合、
「峠」とは呼ばれなくなる。
人々は、坂をひとつひとつ数え、それぞれの坂に名を付けるようになる。
峠が坂へと解体されるときである。
これらは、一概によって、ヒトの造りし現象である。
峠道は、山の自然環境に対して、ヒトが切り込んだものである。
そうなると、
普通、
「ワインディング、特に、峠道の特性は、山の自然環境に影響される」
と思いがちだろう。
否。
気象条件とかを言うのなら、それもたしかにあろう。
しかし、
ドライビング、
しかも舗装路におけるドライビングについていえば、
自信をもって、
否。
道には、一定の傾向が存在する。
つづら折り、
ループ、
橋、
トンネル、
高速コーナー、
ストレート、
これらは、皆、ヒトが、規格に則って造ったものである。
これらに対するドライビングパターンは、
実に、
驚くほど少ない。
従って、
それぞれのステージを、
走り、
車の走り、
ドライビングと限定してみてゆくと、
そこから帰納的にドライビングスキルの探求をすることが可能なのである。
故に、
恐らく、
このブログの目的地となる場所は、
恐ろしいほどに狭い。
たぶんそれは「技」というものに収斂してゆくものとなろう。
●参考概念
現行民法
企業会計原則
Posted at 2010/03/09 20:20:50 | |
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走り(技研・伝説・魂) | 日記