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猛走峠のブログ一覧

2009年09月26日 イイね!

アルケー

アルケー何よりもまず、私の走りの「根源(アルケー)」を記しておく必要性がある。

このページを読む方々は、「多摩湖道(たまこどう)」をご存知であろうか?

そもそも多摩湖(通称)とは、その正式名称を村山貯水池と言い、大正13年(1924年)に、現在でいうところの東大和市の狭山丘陵渓谷に造られた人造湖である。同じく人造湖の山口貯水池(通称・狭山湖)が隣接しており、この辺一体は水道保安林と呼ばれる森林が保持されている。
専ら現在では、都市化が著しく、貯水池を形づくる外輪山は、住宅地で覆われている。そのため多摩湖道も、「湖面側は湖と森林であるけれども、反対側は住宅がある」という区間が多く、近年にここで自動車を用いた走りを、本格的に追求することは不可能である。

しかしながら、満々と水を湛えたこの湖が、時として、人工美の中で最上級の部類に入る表情を見せることは、約束しておこう。

そして、この湖の外周を回る道路が多摩湖道である。
いわずもがな、この湖の周回道路には「ストリートファイター」と彼らを見ようとする「ギャラリー」たちが終結し、「自然発生型のサーキット」となっていたことは、いうまでもない。

かつての関東圏のストリートファイターたちに
「多摩湖道」と言うと、
こう、
答えが返ってくるであろう。
「多摩湖サーキット」
と。

満々と水を湛えたこの湖が、時として、人工美の中で最上級の部類に入る表情を見せることは、約束しておこう。
かつて、この湖の周回道路も、熱狂していた。
でも、今は違う。
高回転域の咆哮が、響くことはない。
満々と湛えられた水と、森の木々の葉が、再びこの湖岸を、霧に包んだ。
霧の中、
私は模索した。
ひたすら、走ることを。
それを奮闘努力というのか、五里夢中というのか、未だにわからずにいる。

でも、
ひとつだけ確かなことは、
ただひたすらに、走りを必死に志す、
私の走り屋としての魂が発生したことだ。
Posted at 2010/03/18 01:40:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 多摩湖道 | 日記

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何シテル?   09/26 04:50
今を、近未来を、速く!上手く!美しく!走りたい。どこの歴史上の、どこの伝説の誰よりも。 「数の世界」を愛する者のひとりとして、いつの日にか「私」が「最速」の象...
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