
←アメリカ空軍横田ベース。
今日は「憲法記念日」でありますので、それに纏わる話をしましょう。
現行日本国憲法25条。
①すべて国民は、健康で文化的な生活を営む権利を有する。
②国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
このように、憲法で「生存権」が保障されているものの、
現に、日本においては、「貧困」が現存し、先進国30カ国中、アメリカに次いで貧困率が高い。
「生活保護費給付額を削減しようと、役所窓口における、役所による水際作戦」
など、
「生存権」は「絵に描いた餅」となっています。
で、(「大小」と「豊貧」は実は異なる概念ですが)
日本は、
「世界第三位の経済大国」(昨年までは二位だったが)にして、
「世界一、二位の債権国」であり、
外国政府にも多額の貸付を行っているわけですが、
現在、
日本政府は、「日本国民からの借金」が累積し、
「財政緊縮」「財政再建」を必死でするハメになり、上記憲法25条2項の実施は不可能・困難となっています。
じゃあ、
「外国への貸付分を返してもらったり、外国に貸し付けている債権と相殺で返済ってことにして、そういう外国債権使って財政再建とか必要な財政費賄おうぜー」
という話になりそうなものの、
それは、
「無理」
となりましょう。
そんな話はおくびにも出されず、「財政再建しなくては!」と。
世界屈指の債権国が、その政府は、財政再建に苦しむという矛盾。
行政を満足に行うカネに困った政府が、外国にカネを貸しているという現状。
「貸したカネ」・・・返してもらえるのでしょうか・・・???
まあ、こういう「生存権」の話については、
「ヒトの集団」としてある程度以上独立できていなくては、
「日本国の国権」というものそれ自体が「究極的には存在していない」というコトになので、
「生存権」に関しては、
日本国が、「ヒトの集団・国家」としてある程度以上独立できていなくては、極めて不安定なものとなりましょう。
そして、その「独立」に関して。
「横田基地(写真)」とも関係しますが、「憲法9条」と「日米安全保障条約」。
実際問題として「憲法九条」と「日米安全保障条約」は、
「バトルロワイヤル状態」の国際社会の現実の前に、
「張り合わせ状態」となっている。
「日本の現状」は、
東京圏にも、
横田(空軍)と、
厚木(海軍航空隊)という、
米軍の主力航空基地が二つありまして、
事実上、
東京の、
首都圏の、
「制空権」は、米軍によって奪われたままなのです。
この状態が60年以上続いているので、あと30数年続けば100年以上。
100年以上続けば、その状態が「完全に固定される」ということです。
その状態が「完全に固定される」に加えて、ある「効果」が発生すると思いますが、それは、「さて、」以降にて。
さて、
(以下はフィクションの域です。以下で語られている「俺」は架空の人物です)
「俺は逮捕された」。
「族」を結成したとき、
「最っっっっ強ぉぉぉ、ってか、最っっっっ凶????
の環状族つくろーぜぇ?」
ってことだったわけだから、東京環状16号のトコに、
すっげー邪魔者が、
どーーーーーーーーんと陣取りやがって、
キーーーーーーーーーーーーーーンとかほざいてっから、
あいつらを、
ぶっ潰そうぜ!」
って話になり、
東京環状16号(通称・国道16号)の昭島に、ドカーンと居座ってやがった、
通称「横田基地」襲撃を企て、「俺は逮捕・投獄された」。
「煽動の性格がある」として、独房に監禁される日々が何年も続いた。
独房での監禁を耐えるには本を読むしかなかった。
それで、とある手段を使って、法律系の知識とかをも得たという話は、またいつか別のところで。
だが、そんな俺が、
首都・東京圏にも、横田と厚木という、
米軍の主力航空基地が存在し、
事実上、東京の、首都圏の、「制空権」は、米軍によって奪われたままという状態、
かつ、
この状態が60年以上続いているから、あと30数年続けば100年以上、
というこの「現状」を踏まえて、
「100年経った頃」を予測するに、
たぶん、
日本人は、事実上、「徴兵」されるようになるだろう。
憲法9条によって日本国国権としての戦争が禁じられているのだけれども、
現実に多くの人間が徴兵され、戦死していくという状況が、普通になるだろう。
アメリカ合衆国とか中華人民共和国とか、この種の軍事大国の意思によって徴兵され、
この種の軍事大国のために戦うことになるのだ。
でもそれは、憲法9条には何ら違反するものではない。「日本国国権の発動たる戦争」ではないのだから。
古来から、こういう兵士を、「植民地兵」とか「奴隷兵」とか呼ぶのだが、
既に日本国において、「生存権」を規定した憲法25条は有名無実化していたので、
日本人が「奴隷兵」となることも、何らの不思議もない。
ふざけた話だが、そんなもんだ。
昔から、「日本は、軍事費を安く抑えたから経済発展した」とか誤報がずーーーーーっと報道されているが、
日本国民が負担した軍事費は、
自衛隊の費用+(自衛隊の何倍にもなる)米軍の活動費
であるため、
日本国が現実に負担した軍事用途金は途方も無く多いのだ。
そもそも、こういう「有形力」の話は、どこまでいっても「有形力」でしかあり得ないのだ。
だから、
「改憲して憲法9条を削除するだけで、抑止力となる!」
なんてことを言っているおめでたい者が多いが、
「軍事的抑止力」は「現実の軍事力」によってしか確保されない。
それと、
そんな人々に、問いたい。
「憲法改正(9条廃止)→しかる後に、核武装」
こんな「紳士的な軍拡」が、
本当に仮想敵国に脅威を与えるのか???
本当に仮想敵国に脅威を与えるのは、
「憲法9条は存在する。しかし現実には核武装している」
というように、
法的野蛮状態こそ、最も脅威を与えるのではないか?
現に、
東アジア某国(K国)など、
「憲法の上に、政党(労働党)なるものが存在し、そこに独裁者が君臨している」
そう。
憲法の上に、だ。
この法的野蛮状態が、
あれっぽっちの国家でも、
はるかに大きいこちらに、
恐怖心を与えているではないか。
だから、
こういう「有形力」の話は、どこまでいっても「有形力」でしかあり得ないのだ。
以前、名古屋環状の4車線区間で、
当時乗っていた車が、160キロしか出ないから、
当然、300キロ出るわけがないし、
180キロリミッターにも当たらなかった、
とか、
そういう個人的経験談は、
今のところは、置いておくとして、
とにかく、
こういう「有形力」の話は、どこまでいっても「有形力」でしかあり得ない。
「物理的にできることしかできない」のだ。