
この記事は、
高尾山について書いています。
←吉野宿ふじや内部。左手が縁側。相模湖に面している。
この「相模」のカテゴリーでも、
「甲州街道」とか、
「相模湖」とか、
「大垂水峠」、「小仏峠」、
とかいう地名がフツーに出てくるんですが、
関東・東京圏に馴染みのない方々は、あまりピンと来ないと思うのです。
しかし、「高尾山」という名称と映像は、ゴールデンウィークの観光地を報道したテレビでも頻繁に、映像が出ていました。
(高尾山は、東京都心から電車で約1時間で行くことができる交通アクセスの良さや、ケーブルカーなどを使って気軽に登山できることから、老若男女問わず登山者数が多い。年間の登山者数は約260万人を超え、富士山やエベレストを遥かに越えて、世界一の登山者数を誇る(注1)、
ので当然といえば当然ですね)
このブログの「今のスポット」は、国道20号(甲州街道)沿道の、吉野宿ふじやなのですが、国道20号をココから東、東京・八王子方面に行きますと、
「大垂水峠」になります。
「大垂水峠」は、漫画『オーバーレブ!』でも舞台となって出てくる旨、このブログでも紹介しております。
その「大垂水峠」は、
かの有名な「高尾山」の「一部分」ともいえます。
ひとことでいえば、
「高尾山」山体の南側を通るのが、大垂水峠。
「高尾山」山体の北側を通っていたのが、小仏峠。
そういう位置関係になるんです。
そういう位置関係の「いきさつ」は以下に引用します。
小仏峠(こぼとけとうげ)は東京都八王子市と神奈川県相模原市緑区(旧相模湖町)の間にある峠。
高尾山の北側の山麓を貫き、旧甲州街道のルートに指定されている。
江戸時代には旧甲州街道のルートに指定されて交通の要所となり、小仏関が置かれた。しかし勾配が急で車道化が困難であったため、1888年(明治21年)に当時の国道16号(現在の国道20号)は大垂水峠を経由するルートへ変更された。これによって小仏峠を通る通行者は激減した。一方、地形的にほぼ東西に直線的に貫いていることから、直線的なルートが望まれる中央自動車道とJR中央本線は、小仏峠の北側の山を小仏トンネルによって貫いて造られた。(注2)
大垂水峠(おおたるみとうげ)は東京都八王子市と神奈川県相模原市緑区の間にある峠。
高尾山の南側の山麓を貫く。
現在の国道20号(甲州街道)のルートに指定され、片側1車線の自動車通行可能な峠である。
1869年(明治2年)の太政官布告により小仏峠の小仏関所は廃止され、甲州街道は自動車が通れる道路規格であることが望まれたため、1888年(明治21年)に小仏峠を通るルートから、現在の大垂水峠を越える道へ路線変更された。現在の峠は、数度の変遷を経て国道20号に指定されている。(注3)
つまり要約すると、
「高尾山」山体の南側を通るのが、大垂水峠。
「高尾山」山体の北側を通っていたのが、小仏峠。
そういう位置関係になるんです。
で、
もっともっと根源的な話をしますと、
「街道」(登山道ではない)は、
山の頂上を通すわけにはいかない、
相対的に山の低い部分を通さざるを得ない、
それが「峠道」。
こうした部分が、「峠」と呼ばれるのです。
(一部、 どうしても山の高い部分、尾根・コルを通した「尾根道」もありますが、おおかたは、相対的に低い部分、通しやすいルートが採用されています)
「街道」の「目的」は、「走り抜けること」なので当然です。
一方、「登山」は山の頂を目指して登ることですので、「登山道」は山の頂で「行き止まり」になるのが「基本」です。
とまあ、このブログは「高尾山登ろうぜー」という主旨ではないので、
「高尾山」は、位置関係をざっくり説明するためだけに出しました。
はい。
こんな、初歩的過ぎる話をするブロガーの方は、たぶん他にはいないと思うので。
(注1)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B0%BE%E5%B1%B1
(2010年5月13日閲覧)
高尾山の豆知識 登山客は世界一 - 高尾山総合インフォメーション(2009年7月12日閲覧)
(注2)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E4%BB%8F%E5%B3%A0
(2010年05月13日閲覧)
(注3)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%9E%82%E6%B0%B4%E5%B3%A0 (2010年05月13日閲覧)
さて、
「火スペ!」の「警察24時」系の話の続き。
この番組「見せ場」(カーチェイス)。
対象車は、マークⅡ ????。
社外品マフラー装着スタイル。
「神奈川県警機動捜査隊」が、かねてより追っていたようである。
しかし・・・外見が・・・いかにも、ドリフト族系・・・汗。
警察車両は、主に、スカイライン250GT??? であるようだ。
で、
「仲間???」(セルシオ???)が、「妨害作戦」に駆けつけてくる???
ほどの壮絶なカーチェイスが繰り広げられる。
一度は取り逃がしているだけあって、
警察側もカーチェイスに勝って取り押さえないと、済まないようである。
しかし、
私はこの画面を、全く別の「邪念」をもって観ていた。
「ドリフトしてくれっ。豪快な交差点ドリフト♪」
しかし期待していた「それ」は起こらず、
暴走族風???の三十代男性???が取り押さえられる。
それにしても、警察官の「キムタクのドラマ」風のしゃべり方は、どういうことだろう???
「ぶっちゃけー、精算機(破壊窃盗)、やってるー?」
って・・・汗。
それと・・・、
あのカーチェイス、
よく考えてみたら、
追っかけてるパトカーの方は、いわゆる「刑事さん」なんですよねー。
交機じゃないみたいだし・・・。
市街地カーチェイスって・・・。どうしてもカーチェイスの後に確保するってんなら、
「宮が瀬にドリフト走行しにきたところを、壮絶なカーチェイスの後、確保」とかいうふうには、出来なかったもんでしょうかねぇ。
「対向車線走行中の被疑車両を発見→そのままカーチェイスになったので仕方なかった!!」ってことなんでしょうが・・・。
でもなあ・・・、
あの番組・・・、
「驚愕!凶悪犯罪者は逃がさない!!驚異の目線!!」
という謳い文句で紹介されてますけど・・・、
一視聴者の感想としては、
「コレ・・・さんざん追跡調査やってたんじゃないのー?」というものもいくつか・・・汗。
それにしても、あの「市街地カーチェイス」で他を巻き込んだ重大事故が起こらなくてよかったですな。
Posted at 2010/05/13 19:32:43 | |
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