
この記事は、
「だめだこりゃ」の勝間,追突されるについて書いています。
←画像と本文は関係ありません。
↓以前のこのブログ。
某アナリストで、「効率性」「効率的に生きる」を前面に押し出す人がいらっしゃいます。
(この人を信奉する人々を「カツマー」と呼ぶらしい。)
(ここでは、K氏とでもしておきますか。)
でも、
K氏の提示する「効率性」「効率的に生きる」という話を聞くと、
いつも、
「何が効率的で、何が非効率的なのかが、全くわからなくなってしまう」というのが正直なところ。
そもそも、この人が前面に押し出す「価値観のベース」・「生き方の理想像としてかかげているもの」は、概ね、
「演繹法」であるらしい・・・という印象をいつも受ける。
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/17298818/
一昨日、
「K氏」と「数理的思考」について、違和感を唱えたが、
K氏がかなり若い頃にお勤めだった、
「アーサーアンダーセン(Arthur Andersen)」は、
少しでも、あの業界の話をかじると、出てくるところ。(マイナスの意味で。)
丁度、日本の建設業界に例えていうなら、「姉歯建築設計事務所」みたいな・・・?
(ここには、逆の味方もあり、
創始者アーサー・アンダーセン(1947年没)のスピリットが伝わらなくなった、という話し方がされることもあるが、そこまで言い出すときりがないので、ひとまず上のような言い方で。) 当時、K氏が、「当時のアンダーセン事務所のやり方」を「吸収」するような、然るべきポジションにいたか否かは、不明。
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/17342655/
と、このブログにも登場しているK氏・・・勝間氏(まあ、このブログの書き方なら、もう、名前出しても問題ないでしょ)が↓のような、ちょっとした事故に遭遇したようなので、少し遅くなりましたが、紹介しておきます。
勝間和代氏、追突される「原因はデフレ不況」 2010.5.22 05:03
テレビでも活躍中の経済評論家、勝間和代さん(41)が東京・港区で乗用車を運転中、タクシーに衝突されていたことが21日、分かった。
警視庁愛宕署によると事故は18日午後1時ごろ、同署近くにある新橋6丁目の交差点で発生。国産の普通乗用車を運転する勝間氏が片側2車線の道路を右折した際、対向車線から左折してきたタクシーが勝間氏の車の左後部車にぶつかった。車体にかすり傷がついた程度で、勝間氏とタクシーの50代運転手にけがはなかった。同署はタクシー運転手の前方不注意が原因とみている。
勝間氏はBSジャパンの情報番組「デキビジ」(日曜後8・0)などに出演。著書「お金は銀行に預けるな」が売り上げ40万部を突破する人気評論家として活躍中だ。
21日のツイッターで「ご心配をおかけしました」と報告。一方、フジテレビの「スーパーニュース」の取材には「先方も超過勤務で大変お疲れだったと思います。(事故の)原因はデフレ不況なので、私もデフレ克服のために頑張ります」とコメントした。
http://www.sanspo.com/geino/news/100522/gnj1005220503009-n1.htm
と、
まず、
「おつかれさまでした」と、お見舞いの言葉を送っておくのが適切かと思います。
その上で、申し訳ないけど、少し、つっこみどころ・・・汗。
「先方も超過勤務で大変お疲れだったと思います。(事故の)原因はデフレ不況なので、私もデフレ克服のために頑張ります」
って、相手方の運転士に話を聞いた上でそう判断したのだろうか???
それと、(ココからが言いたい話)
勝間氏はあまりこういうところを気にしないと思われるのですが、
よくよく考えると(私は英語で経済学をやったことはないので、確定的なことは言えないのですが)、
好況⇔不況
物価高⇔物価安
インフレ(inflation) ⇔デフレ(deflation)
って、
日本語で経済学をすこしかじった人間からすると、
「景気循環」と
「物価の上下動」
を区別していないのではないか、と。
(「景気循環」と「物価の上下動」は一般的では関係しているとされていますが、はっきり言って、ぜんぜん違うというのが経済学の常識ではありますよね・・・汗)
で、何が言いたいかというと、たぶん、
英語圏で、一般に出回っているレベルの経済学用語の英語では、
好況⇔不況
物価高⇔物価安
というような、「区別」が無いのではなかろうか? と。
両者ひっくるめて
inflation⇔deflation
というのが一般的なのではないか?
と。(stagflationという用語もあるし、ケインズ師らがそんないい加減な概念把握をしていたとは思えないので、一般での語法であるとは思うけれども)
で、私が今日言いたいのは、コレ↓。
日本語(漢字)で表現した方が適切なことって、あるんじゃないの?
ということです。
たぶん、この場合は、「不況」「不況克服のために」と言った方が、「デフレスパイラル論」知らなくても伝わりやすいし、正確だと思うのです。
ただ、「デフレ不況」と使っている箇所が見られるので、無意識かもしれませんが、このブログの論点を、考慮してないことはないかもしれない。
いやー、事故に遭った人をダシに使って、何かアレですねぇ。
でも、この経済系の話、少し続けたいので、はい。
明日以降も、
経済、数理と度量衡、
義理とトラスト(信頼)、リスペクト。
こういう話をしていきたいな、と。
ともあれ、勝間氏、お疲れさまです。
(いや、このブログでは「江戸っ子意識(妄想と偏見によって塗り固められた、本物以上に良く出来たニセモノ)」をメインな価値観として採用してるんでね、
気に入らない主張をしている人でも、カーライフで不都合な目に遭ったら、
それを「いい気味だー」とか言うのは、
ちょっとそういうのは「掟破り」なんですよ。このブログの価値観としては)
さて、
「自分の車以上に、自分の身体に合う」
そう錯覚させるものだった。
しかし、クルマには、得意不得意がある。
そして、エンジンには「性格」がある。
そういう「非科学的な世界」がクルマには残ってくれている。
ヒトと機械との間には、どうにかまだそういう「非科学的な世界」が残ってくれているのだ。
それがどれほど魅力的なものであるのか(私が無知なだけである、とも言う)
このクルマの方が、自分の毎日乗る車よりも、車庫入れが上手くできる。
このクルマの方が、自分の毎日乗る車よりも、スラローム機動がやりやすい。
このクルマの方が、自分の毎日乗る車よりも、身体に合っている。
しかし、
そういう状況のこのクルマにも、
俺が「好まない特性」があった。
このクルマは・・・咆えない。
エンジンが咆哮しない。
俺のコルトのエンジン方がずっと吼える。
ずっと吹け上がる。
俺はあの、吹け上がりのイイ鉄ブロックのエンジンの方が好きだな。
こっちのアルミブロックのエンジンは少し静か過ぎる。
ベタ踏みしても、少しも吼えない。
体感加速は鉄ブロックのエンジンの方がずっと優れているな。
そういう意味で、俺は、少なくとも、主観的には、鉄ブロックエンジンの方にシンパシーを感じている。
客観性を度外視すれば。
そう。
機動性も「数値」も度外視するのならば・・・。