
この記事は、
【迷走】メモについて書いています。
←本日の画像は昨日のブログ記事の出典元から。
あまり政治ネタとかは、傾倒して書いても仕方がないのだけれども、
このブログでしょっちゅう前面に押し出している価値観が、
「大義名分」とか「建前」をブチあげられなきゃ、ヒトじゃねぇ。
そういうことなんで、触れざるを得ません。
世の中には、「右翼も左翼も意見が一致する論点」ってのがあります。
例えば、「北方領土を返せ」とか。
「辺野古を埋め立てて、滑走路を新設」ってのも、同じ。
あと、30年先のことも考えると、辺野古を埋め立てて滑走路新設ってのは、どうしても、コレはお国のためにはならないのではなかろうか?
辺野古を埋め立てて、滑走路を新設すると、向こう50年は、そこに、米海兵隊が居つくことになる。そんなことを続けていては、日本の独立などいつまで経っても、回復できないだろう。
だからして・・・、署名拒否は・・・、妥当。
それが、たぶん、長期的に考えると、それでいいのだ。
もしも日本に「右翼政党」があって、それが政府にコミットメントしていたとしてら、「署名拒否」という、社民党と同じ行動に出たのではなかろうか?
だが、右翼だの左翼だの、実のところそんなことはどうでもいい。
「署名拒否」の「大義名分」が、「党の方針・公約に反するから」では、
「党利党略のためではないか!」という指弾をまぬがれないのではなかろうか?
「党として」だけでは、署名拒否の大義名分としては、不十分ではないのか?
国務大臣として、「私は、長期的国益に照らして、これに賛成することは、出来ません。
私は、これに署名して、これが実行されることが、国益のためになるとは思えません」
「国務大臣が署名拒否」の大義名分が、それ以外にあり得るのだろうか?
私としては、ない、と思う。
要約すると、
あの「署名拒否」それ自体は、正しいと思うのだけれども、「大義名分薄弱」。
そう思う。
それと、もう一点。
鳩山首相が「できれば国外移設。最低でも県外移設」と言ったのも、正しかった、と思う。
「30年後」から逆算して考えると、
もう、
常に日本政府は、こういう方針を原則としなければ、
30年後くらいには、
「日本」という国家単位が溶解していく、と思う。
しかし、
あの問題の本質は、日本政府そのものの、交渉力の欠如にある。
たぶん、
アメリカ政府に対しては、交渉権そのものを、事実上、有していないのではなかろうか?
だって、「東京の制空権」すら、日本政府は有していないのだから。
さしずめ、
「昔、日本は戦争に負けて、すべてを占領されておりました。おかげさまにて、今では、ほとんどの国土を返還して頂けました。感謝です」
という状態なのではなかろうか?
「これ以上の米軍基地削減&米軍への供与縮小」
など、「天に唾するようなもので、実は出来ない」のではなかろうか?
だから、普天間の件は、「日米関係の実態が浮き彫りになっただけ」なのではないか?
すべてのメディアは、その点を避けて通っている。
やるやらない、は別の話として、
「占領軍に対するテロ攻撃も辞さない」
そういう魂がどこかになければ、
国家という単位は、維持不可能なのではなかろうか?
しかし、
制空権を奪われ、
全身を轟音で貫かれ、
場合によっては暴行にさらされる、
「直接の被害者」は、もはや、「ぐったり」してしまい、
そんな気力・体力は、どこにも残っていない。
「特攻できる」「自爆テロできる」「戦うことができる」のは、
そこから離れたところで、ヌクヌクと平安を貪っていることの出来る者だけだ。
いつも思うけれども、
「お坊ちゃんであることが、闘志欠落を正当化する理由には、ならない」。
そう。
ビン・ラディンだってお坊ちゃんだったし、
戦国大名だってほとんどそうだ。
「自らの命の大切さ」を求めることが許されるのは、貧窮した者、生活に追われる者だけだろう。「お坊ちゃん」こそ、決闘・闘争・死と隣り合わせた毎日でなければならないはずだ。ヌクヌクと平安を貪っていられるからこそ、自分が生きる以上の「何か」を求められるのではなかろうか?
そういう意味で、
今、
日本に、何人の「お坊ちゃん」がいるのか?
今、日本の男として、気にしている。
で・・・、今の自分は、その数には、含まれないな・・・泣。
それは特に、「走り屋魂」の方面においてこそ。
「残念ながら、私は専業の走り屋はできない」。
そして何より、
「自分の命」を求めてしまう・・・。
さて、
(以下は、ほぼフィクションです)
あるとき私は、
とある用事あって、
「重鎮」のラリーショップを訪ねた。
シャッターが閉まっていて、誰もいない?
と思ったら、
買い物?を終えた女将さんが帰ってくる。
車内には三匹の小型犬たちがいたらしい。
入り口を開け、タバコに火を点けると小型犬たちに命令を下す。
「HOUSE!HOUSE!
マルシェ! フィリップ! テリーヌ!
HOUSE!」
カサカサと一瞬にして三匹の犬たちは家の中へ。
私は話しかけた。
「おーーー。さすがーーー。
女将さんの躾がイイんっすねぇー。
それとも、社長の威厳のたまものですかねぇ」
「社長(私の夫)はね、裁判官の息子なんですよ。
だから、すっごく厳格な人でねー。
昔ねー、
すごーい改造したハチロクが、
バリバリバリぃーーーって入ってきたらね、
ナンバー剥ぎ取って、
オマエ、このクルマには、ナンバーなんて要らないだろー!
って、怒ったのよー笑」
(注)犬の名前はテキトー。
Posted at 2010/06/01 17:49:50 | |
トラックバック(0) |
463 | 日記