
←画像は県道35号、「新雛鶴隧道」(大月側から撮影)。「峠道の頂上にトンネルがある」今はそういった形式の峠がけっこう多い。
まず、備忘録的な記事。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/126002
より。
「日産“断トツ”役員報酬平均1億4100万円」 2010/6/8 16:56
日産自動車が2010年3月期に取締役に支払った報酬額平均が1人あたり1億4100万円だったことが分かった。同社が開示した定時株主総会の招集通知資料で明らかになった。
取締役12人の報酬総額は16億9200万円に上るが、このうち社外取締役2人の報酬は計200万円。残る10人の取締役で単純平均すれば1億6900万円にもなる。ただ同社の場合、圧倒的に取り分が多いのが、カルロス・ゴーン社長(56)で、報酬は10億円以上といわれている。
もっとも、取締役10人に対し25億8100万円を支給した09年3月期と比べると約34%減。役員報酬は前の期の決算内容が反映される傾向があるため、10年3月期は09年3月期の2337億円という巨額最終赤字が反映され、減少したとみられる。10年3月期は424億円の最終黒字に転換しており、今期の支給額は再びはね上がりそうだ。
一方、大規模なリコール問題があったトヨタは取締役38人の総額が前の期より約10%減の14億2600万円。1人あたり3752万円と、日産の約4分の1の水準にとどまった。
このほか、ホンダは取締役21人の総額が10億1500万円で、1人あたり4833万円。こうしてみると、日産が際だっている。
3月決算企業の場合、6月の株主総会後に提出する有価証券報告書で、役員報酬が1億円以上の役員を個別開示することが義務づけられた。
日産も株主総会の招集通知では、個別の支給額は開示していないが、有価証券報告書では10億円以上ともいわれるゴーン社長の支給額を明らかにすることになる。
このほか、証券大手の野村ホールディングスでは、渡部賢一社長(57)ら常勤の執行役10人の報酬総額が14億5100万円で、1人当たり1億4500万円となっている。
化粧品大手の資生堂は上場企業として初めて、総会前に役員報酬の個別開示を実施。前田新造社長(63)が1億2100万円、岩田喜美枝副社長(63)が6600万円、米P&G出身のカーステン・フィッシャー専務(47)が1億4100万円だった。
コレに対する補足やコメント、関連情報は、後日書くかもしれませんが、とりあえず。
さて、
浅間(せんげん)峠の話の続きだが、
ココの道を上がると、
「栗坂トンネル」「甲武トンネル」が連続するのですが、
本来の峠道は、トンネルの上の山体にあります。
しかし、「自動車の峠道が無い」というのではなく、あります。
その様態が、
「トンネルを背負っている」
「峠道の頂上にトンネルがある」
という形式。
まさに、この場所はそうなのですし、
県道35号「新雛鶴隧道」も、この形式です。
現在の峠は、「頂上はトンネル」、こういう様式が多いです。
この様式も結構古くからあり、
「笹子峠」も頂上に「笹子隧道」があります。
国道20号(甲州街道)旧道は、登ってゆくと、上にはトンネルがある、という形式だが、
対して、国道20号現道は、峠道というものはあまり無く、山の下の部分を、長大なトンネル(新笹子隧道)でブチ抜くという方法・形式です。
この形式だと、新笹子隧道によって、「笹子峠」それ自体が、国道20号の路線から外れます。
要は、
山の上の方にトンネルを掘ると、そのトンネルまで上がり下がりする峠道が残るけれども、
山の麓の方を向こう側までブチ抜いてしまえば、「峠」そのものがなくなる、
そういう話。
Posted at 2010/06/09 14:36:34 | |
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五日市街道&檜原街道 | 日記