この記事は、
初夢?について書いています。
「新春初日の出暴走」(後の「私」は、無力感と情けなさから、そのときの「それ」を「初日の出ツーリング」と呼んでいるのだが)の話は、また、明日以降に回すとして、
今日は「初夢」の話を。
今年の初夢は、本当に悪夢だった。
初夢の出だしは、やっぱり「カーライフ」だった。
大雪。どんどん積もってゆく。
私はまだ、雪用タイヤを履かせていなかったので、
車庫内のうちのクルマの車輪を換装する作業をやることにした。
車庫内は軒下だったが、それでも吹雪いた雪が舞い込んでくる。
極寒だった。
ナットを緩め、パンタ・ジャッキで車両をアップして、車輪を入れ替え、ナットを締めて、
という作業を四輪分。
寒い中必死に終わらせたところで、目が覚める。
寒いのか?
キチンと布団は掛かっていて身体は暖まっていた。
何故、こんな寒い夢を?
部屋の温度が極めて寒かったので、暖房をタイマー付きで入れる。
再び睡眠に入ると、今度は市議会議員がやってきた。
何やらそいつは「新しい条例案が出来ていて、コレが可決されるから~」、
とすっごく自慢げに言っていた。
なになに?
そんなに「名案」なわけ?
聞いてみると、
なに?
「私有地内の自由権」に関する条例であるらしく、
つまるところ、
「私有権の最大化」を約束するもので、
「どんな内容のことであっても、私有地での行為に行政は一切口を出さない」、
というものである、ということらしい。
はぁ???
私は耳を疑った。
「ここは、私の土地。私がどう使おうが、私の勝手!」
そんな「屁理屈」が公然とまかり通っていることがよくあった。
一体何を考えているのか?
「ここは、私の土地。私がどう使おうが、私の勝手!」
を条例によって応援しちまったら、
「敷地の中なら、ネズくん(ねずみ)一万匹放し飼いにしようが、ゴミ屋敷を盛大にやろうが勝手だね♪」
ということになってしまうではないか?
一体何を考えているのか?
「私有地内の自由権」に関する条例、というなら、そうそう。
条例以前に改善しなきゃいけないことはある!
税を、例えば固定資産税を滞納したから、ってコトで、
「滞納している人でも、屋根裏とか探せば、古銭とか、何らかの価値あるモノ、出てくるんですよ」
って言って、簡単にヤサガシしようとするみたいだけど、
アレ、いいの?
「差し押さえ」とかの手続きや、「強制執行」の手続き踏まなきゃ、
アレって、住居不法侵入や窃盗をやってる、ってコトだよね?
テレビでも、アレ、堂々と放映されてるし、
「滞納している人でも、屋根裏とか探せば、古銭とか、何らかの価値あるモノ、出てくるんですよ」
って、役所の徴税係の人が、堂々とコメントして、放送されてるけど、アレ、見てていつも思うよ。行政がヤバい犯罪行為やっちゃってて、しかも、それを堂々と放送しちゃってるんじゃないかって。
アレは改善されなきゃヤバいと思うよ。「私有地内の自由権」の条例って、そういう話じゃないの?
ないの。
やっぱ「敷地の中なら、ネズくん一万匹放し飼いにしようが、ゴミ屋敷盛大にやろうが勝手だね♪」な話?
そうなの?
マジで?
マジで?
市議会議員が応じて続けた。
「でも、固定資産税とかの徴収が問題ありだって言うけど、実際、滞納ってのもヒドイもんだよ」
「そうなの?」
「そう。最近、中国から来た人たち」
「ちょっ!中華人民共和国!私は、中華人民共和国を正統な中国とは認めてないの。アレはもうすぐ潰れるの。中華人民共和国って言えって」
「ああ、わかったから、えーっと、中華人民共和国から来た人たちなんて、固定資産税、払わないんだよねー」
私は応じた。少しニヤけて。
「 アレ やってやれよ♪決まってんじゃねーか♪」
「アレって?ヤサガシ(家探し)?」
「そう。私が今、犯罪だって言って、批判したやつ。
屋根裏とか探せば、古銭とか、何らかの価値あるモノ、出てくるんでしょ。
たぶん、母国に送金するカネとか、何らかのモノ、出てくるんじゃないの?
白い粉とかかもしれないけど 笑(←笑いごとではない)」
私は少しニヤけて「アドバイス」してやったつもりだが、相手は笑ってなかった。
「市役所の連中、それ、すっげー怖いって言ってたな」
「どういうこと?」
「だって、中国(←中華人民共和国!)から来た集団って、中に踏み込もうとすると、こん棒とかで集団リンチしてくるって」
「おいおい、それ、公務執行妨害罪だぜ?
あ・・・いや・・・おっと・・・ちょっ・・・もともと違法な家宅捜索だから・・・“公務執行”じゃないのか・・・。
あ・・・いや、でも、フツーに暴行罪とか傷害罪とかで。
あっ、でも、顧問弁護士団に集団で出てこられて、しまいには人民共和国政府が、 日本の行政機関の違法な活動に抗議! とか言い出すのか・・・汗」
「そこまでいかないさ。、市役所の連中なんだから。そんな怖いところ、そもそも踏み込めないって。
おたくみたいな決死隊やってる人とは違うんだから。まあだから、中国(←中華人民共和国)から来た人たちの固定資産税の滞納が多いんだよねー」
「ちょ・・・ちょっと!
今さ、話聞いてるとさ、
丸腰の日本人の、一般家庭には、違法な家宅捜査やって、屋根裏までヤサガシして、何でも持って行って税金確保するんだけど、
こん棒でぶっ叩いてくる、中華人民共和国から来た集団には、怖いから、市役所職員が入ることが出来ないから、市役所が税金の滞納許し放題って、
そういうことになるよね?」
と・・・ここで再び目が覚めた。
と・・・ここで終われば、「フツーの悪夢」なのだが。
少なくとも私の場合、情けないながら、夢が「現実の投影」でしかない場合が多くて。
今年初めての市報が届いていた。
それを開くと、
中ほどに、
「外国人も快適に過ごせる」(街にしよう)
と書いてあった。
確かに「外国人」と書いてあった。
「移民」と書いてはなかった。
「外国人」と書いてあった。
「移民」とは書いておらず、「外国人」と書いてあった。
(「移民」と「外国人」の違いは・・・極めて精神論になるのだけれども・・・そうだな・・・、草彅君の演じてた『99年の愛~JAPANESE AMERICANS~』とか観ると、何となくわかる気がする。)