
この記事は、
臨海トンネルについて書いています。
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/16953454/
において、
「山間部のトンネルは雨水等がトンネル内に貯まらないように∧形になっている。
一方、海底トンネルは作業工程上、まずは下に掘り進めるしかないので∨形になっている。水が溜まった場合はポンプで汲み出す。by横見浩彦『鉄子の旅』」
という記事を引用して、
山のトンネル・・・∧形の方の話は、何度もしたと思います。
一方、ここでは、海のトンネル(∨形の方)の話をしたいと。
(トラバ元の人の言葉のように、)
「結構な下り坂で、スピードをちょっと出すと、飲み込まれそうな感覚に陥る事が出来ます(笑)」
というのは勿論ですのこと、
それと、もうちょっと別の、「平面的な話」を。
「臨海トンネル」は「埋没工法」です。
「別の場所で作成した11函の沈埋函を現場まで船で曳航し、沈めた後に接合してトンネルとする工法を採用した」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%A8%E6%B5%B7%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB
とある通り。
なので、「シールド工法」(←一般的な工法。掘削機でモグラ式にガリガリ掘り進んでゆく)
ではありません。
で、「埋没工法」が「走り」に及ぼす作用・・・。
それは勿論・・・「直線が多くなる」→「速度が乗るようになる」という話でして。
「(長方形の)沈埋函」をつなぎ合わせていくんですから、「直線が多くなる」ってのは当然な話です。
あくまで、理論上の話ですが。
(↓こういうのは、文芸論としてお楽しみください)
なので、『湾岸ミッドナイト』の高高速域での走りは、こうした直線によってもたらされるわけです。
(いきなり首都高の話に飛びますが)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%88%E5%9F%8B%E5%B7%A5%E6%B3%95 にも、
「おもな沈埋トンネル」
首都高速湾岸線
東京港トンネル - 1976年
多摩川トンネル・川崎航路トンネル - 1994年
という形で出ている通りで。
『湾岸ミッドナイト』のアニメに出てくるようなトンネルが、何となく特徴があるのが、
同じ「首都高湾岸線」というのに加えて、大抵、「埋没工法のトンネル」だからなんですねぇ。
・・・ま・・・コレはあくまで「理論上の話」でして・・・、
いや・・・実際走ってみるとすぐわかりますが・・・・、
カーブしてます・・・汗。
首都高湾岸線のトンネルは・・・カーブしてます・・・汗。
上記リストにはない「空港北トンネル」(埋没工法ではない???)が一番まっすぐなような気がするんですがねぇ・・・。
おっと・・・ほとんど首都高の話してますね。
「臨海トンネル」が「埋没工法」なのは確かですから。はい。
Posted at 2011/01/18 03:26:44 | |
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