この記事は、
属国元年にさせてはいけないについて書いています。
今日も、ダボス会議で示された「菅演説」に纏わる話の続きみたいなもんです。
忘れないうちに書くべきことを。
「菅演説」は、間違ってます。
何が間違ってるって、「世界観・21世紀世界認識」が間違ってます!
菅演説をひとことで言うと、日本の22世紀化。
現在の日本:21世紀的な、世界トップレベルの自由経済の国。
⇒これを、さらに、22世紀的な、世界の中で現存していない、スーパー・フリーな国へと変えてゆこう!
という。コレが菅演説の本質。このブログの目線では、そう見える。
だが、実際は、世界は「閉じていて」、「国を、頑なに閉じていて」、
それらを、日本と同等レベルくらいにまでは、「開かせる」というのが、21世紀に達成されるべきことだと思うのだが。
「22世紀のありよう」を、わざわざ、無理無理して日本がつくって見せる、必要はないと思うのだが。
「22世紀のありよう」を、わざわざ、日本がつくって見せる前に、
「見せる」前に、
「お隣さんたち、20世紀の前時代集団」に食われる、と思いますが。
「22世紀的な、世界の中で現存していない、スーパー・フリーな国へ」
↑コレが、21世紀初頭の世界で、どれほど危険なことか、わかっているのか? な話。
ココが、私が、「間違っている!」と指摘する最大の要点。
「22世紀的な、世界の中で現存していない、スーパー・フリーな国へ」
↑コレが、21世紀初頭の世界で、どれほど危険なことか、わかっているのか?
(現在の日本:21世紀的な、世界トップレベルの自由経済の国。
それに対して、)
現在の中華人民共和国は・・・。
社会主義市場経済体制、連邦国家制度それ自体が、20世紀の産物。
基本的に、20世紀的な体制。
独裁国家・先軍主義国家で、スパコンを用いて言論操作・盗聴・監視がされている「監視社会」。
原則:鎖国体制。外国人・外国資本の活動は原則、禁止。
しかし、「原則」を貫いていては、外貨準備高・対外遠征力・国家財政等に支障をきたすので、「例外」を設けた(改革・解放)。
例外:開放都市・経済特区。
「開放都市」・・・「そこの中でなら、外国人も活動してよい」という都市。ちなみに、江戸時代の日本ではこれを「出島」と呼んでいた。
「経済特区」・・・「解放都市」の中でも、外資導入・法人税率が低いなどの、経済活動重視地区。
なお(どうやら)、会社法制度上、「純粋な外国資本」は認められておらず、必ず現地企業との合弁会社を設立、取締役会メンバーの半数は中華人民共和国籍を有する者などの制約があるらしい。
経済システム:社会主義を放棄。私有財産制。全人民の1%未満が国富の95%以上を独占する」という形の「アメリカ型資本主義」。
「赤い貴族」:もともと語源は、ソ連の党幹部を揶揄する言葉だったが、21世紀初頭の現在では、中華人民共和国において、「国富の95%以上を独占する全人民の1%未満」の者を指す。「貴族」というに相応しい「贅沢な生活」を堪能。
「赤いファンド」:上記「赤い貴族」の利殖活動・企業買収活動の道具として用いられる会社組織。強力な買収活動力を有し、現在、日本企業に対する活発な買収を仕掛ける。
政治体制:言わずと知れた「中国共産党一党独裁体制」。
国政に関わるには共産党員でなければならないのだが、現在、共産党員になる者といえば、上記「国富の95%以上を独占する全人民の1%未満の者 (←資本家・「赤い貴族」)」。
要するに、「資本家の、資本家による、資本家のための独裁体制」。
おそらく、これを世界史的な用語で言うと、「貴族政治体制」。
軍事制度:「人民解放軍」という呼称であり、「国の軍隊」ではなく「党の軍隊」である、といわれている。
2010年成立の国防法22条で、「中国人民解放軍現役部隊については国家の常備軍である」と規定されていることから、「2010年に国軍化された」とするのも有力説ではある。
しかし、中華人民共和国憲法93条には「中華人民共和国中央軍事委員会は全国の武力(武装力量)のリーダーである」との記載はあるが、人民解放軍のみを国軍と規定した条文は無い。
故に、「国の軍隊」ではなく「党の軍隊」である、というのが通説である。
陸・海・空・海兵隊の常備軍と航天局を有する。アメリカ合衆国とほぼ同じ。
異なる点は、海兵隊が海軍の一部である。
無論、核戦力保有。しかも、それを「露出して威嚇する」、という特徴を有する。
台湾海峡や中露国境線などには、「核ミサイルを並べて威嚇」する。
また、特筆すべきは、「ステルス戦闘機(第五世代の戦闘機)」を配備することであり、これが唯一、21世紀的だ。
「気象操作作戦」も活発に展開・実施を発表。実施省庁は気象局で、同局による科学探究活動という捉え方もあるが、当ページ執筆者は、軍事活動として認識している。
諜報機関:中国国家安全部。詳細不明。一説には、「在外活動要員だけで60万人」とも。
20世紀以降の国家では、諜報機関なくして国家運営などあり得ない、ともいわれるため、力を入れている模様。
現在では、
「世界で最も優秀だとされる諜報機関はイスラエルのモサド。
世界で最も有名な諜報機関はアメリカのCIA。
世界で最もユニークな諜報機関はイギリスのMI6。
世界で最大規模の諜報機関は中国の国家安全部」
と言うフレーズが出回るほどに巨大だ、という・・・。
対外活動などの思想:「核心的利益」という用語を頻繁に用いる。「核心的利益」というのが、アメリカ語の訳語であるのかは不明だが、中国語的でもなければ日本語的でもない。耳慣れない単語。
単語は耳慣れないが、実質的な意味は「征服活動」「侵略活動」であるらしい。
すなわち、大航海時代~19世紀までの、欧米諸国の侵略活動の思想とほぼ同義である。
↑これらを一単語で要約したものが、
「中华思想」(ちゅうかしそう)という。
↑
※「中華思想」ではない。
字が異なっている。このことが、今後重大な意味を帯びてくる。
要約すると、
20世紀的な、かなり閉鎖的・前時代的な経済・国家制度を持った国が中華人民共和国。
「スパコンとか、気象操作とか、21世紀的じゃん?」という指摘も考えられるが、これらは、20世紀的なものである。21世紀的なものは、ステルス戦闘機くらい。それも、開発されたのは20世紀なのだが。
つまり、
ユーラシア大陸には、上記のような、
20世紀的な、
(根底思想は、大航海時代~19世紀までの、欧米諸国の侵略活動の思想とほぼ同義の、もっと古くて危険なものかもしれない)
前時代的な国家が存在している。
そういう状況下で、
現在の日本:21世紀的な、世界トップレベルの自由経済の国。
⇒これを、さらに、22世紀的な、世界の中で現存していない、スーパー・フリーな国へと変えてゆこう!
とすれば、
どういうことが起こるか?
「新しい(開放的な)ものが、古い(閉鎖的な)ものに、食われる」
ということになる。
↑これは、何かの歴史実験か?
大航海時代~19世紀までの、欧米諸国の侵略活動を、まるで、鏡に映したみたいだ。
↑
この時は、
「古いものが、新しいものに、食われた」。
(だが、考えると、「鉄砲」というキーワードが欠かせないのだが。
「鉄砲を持たない者が、強力な鉄砲を持つ者に、食われる」
という単純な話)
あと、トラバ元の記事に出てる、「森永ギャグ???(ブラックユーモアか?コレ?)」みたいなのは・・・。
森永卓郎「日本は軍備撤廃を。中国に侵略され滅んでも、教科書に『昔、日本という心の美しい民族がいた』と書かれればそれでいい」
↑
その「教科書」とやらを、中華人民共和国の場合、政府・省庁そのものが執筆している。
モロに20世紀的・前時代的なやり方。国家機関が教科書を執筆して、人民に配布・教育。
いわゆる、「国定教科書」。
日本のような、「検定教科書(出版社執筆→文科省検定)方式」ではない。
従って、
「日本は軍備撤廃を。中国に侵略され滅んでも、教科書に『昔、日本という心の美しい民族がいた』と書かれれば」
↑
書かれない!
「昔、日本という軍事大国があった。世界で最も心の醜い民族だったため、滅亡した」
という虚偽が書かれる。
それが、中華人民共和国などが採用する、「20世紀方式」ってやつ。
(「私は逆ですよ。今後、国はどんどん喫煙を推奨すべきですね。そうなれば、みな早死にして国の年金負担が一気に減る」と述べた。「実は以前、これを社会保険庁に提案したんですが、ふざけるなと怒られてしまいました」。
とトラバ元でも紹介されている通り、
「日本は軍備撤廃を。中国に侵略され滅んでも、教科書に『昔、日本という心の美しい民族がいた』と書かれればそれでいい」
「森永ギャグ」と思った方が良いのだが。
まさか・・・「私は、中国国家安全部のエージェントでーすー♪」のカミングアウト???
カミングアウトなのか???コレ???)
それと、
このブログの執筆者が、異様に、菅演説に興味を示しているのは・・・、近いんですよ。
考え方が。
このブログと考え方が近いんで、ハッキリわかるんですよ。
「使用局面が不適切」ってことが。
このブログをずーーーーーっとお読みの方は、ハッキリとわかると思いますが、
このブログが持っている「走りの魂」(←厳密には、「暴走魂」)・・・、
(さらに厳密には、「世界一の暴走族を志す魂」。「走り屋魂」ではない。)
さらには、「中国国家高速公路網 解放戦線」として、中華人民共和国・その警察組織にテロ攻撃を仕掛ける際の大義名分、
というものに、極めて近いのです。
極端な言い方をすると、
「中国国家高速公路網 解放戦線」として、
大々的に警察を襲撃、パトカーを破壊し、警察官を殺害、中南海を攻撃する時、
まさに、菅演説とそっくり同じことを言うことが間違いないのです。
中華人民共和国に対して。
そのときの「大義名分」、
「中華人民共和国体制の打倒」
「中国国家高速公路網での暴走行為・殺人行為をも正当化しうるもの」
(↑アメリカ・Interstate Highwayも含む)
として、
菅演説の概念は、適切なのです。