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猛走峠のブログ一覧

2011年03月04日 イイね!

この件は、「どちらかがウソをついている!」という事例だ。と、そこから発生した諸問題。

この記事は、破産ゼロスポーツが郵便EVを納品できなかった本当の理由について書いています。


今日は、「何を以って(法的に)クルマと為すか」とかいう考えを巡らせようかと思ってたんですがねぇ。

・・・日本郵便の発注に纏わるトラブル&ゼロスポーツ倒産、という話について。

ゼロスポーツ「ベース車の変更を求められたせいで、・・・・」
日本郵便はといえば「ベース車変更なんて言ってねーよ!・・・・」

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110302k0000m020088000c.html
日本郵便広報室の話:「台数や期限の問題だけではなく、予定した内容(性能や品質)の車両が納入できないという契約不履行だ。こちらが車種を変更したというのは事実ではない」
↑ってのは、何か、ヘンだな汗。

って続きの話。
一昨日、私がブログ書いた後で、
「破産ゼロスポーツが郵便EVを納品できなかった本当の理由」
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
という記事が出てきまして(↑すごく有名で、トラバ元の人も引用してますが、)、
はい、
私も、読んで、ビックリしました。

(活字物が嘘をつくことも多いので、何とも言えないが、しかし、この報道記事まで、大嘘書いてるとはさすがに思えず・・・)
端的に言えば、ここに書いてあることが事実なら、

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110302k0000m020088000c.html
日本郵便広報室の話:「台数や期限の問題だけではなく、予定した内容(性能や品質)の車両が納入できないという契約不履行だ。こちらが車種を変更したというのは事実ではない」
↑ってのは、「何か、ヘンだな汗」どころじゃなくて、
「明らかにウソをついている」、ということになるわけです。そうでしょ?これ。

昨年8月の日本郵便からの発注1030台はスバル『サンバー』をベースに、集配用途に合うように現場の声を反映させた言わば日本郵便とゼロスポーツの共同開発のEVだった。
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
「ところが9月、スバルは2011年度いっぱいでベース車両となっているサンバーの生産を停止し、ダイハツ車両のOEMに切り替える方針が判明する。年間4万台以上生産されるサンバーの供給は今後1年は続き、契約である2011年度内1030台のサンバーベース集配車両の導入には支障はないが、近い将来のベース車両変更が既定路線となった。

ここで日本郵便とゼロスポーツの間にあるアイディアが浮かび上がる。日本郵便側として、荷台下にエンジン(モーター)があるサンバーはEVに改造した場合にどうしても荷台が20cmほど上昇してしまい荷室のスペースが犠牲になる。一方で、ダイハツ『ハイゼット』はフロントエンジンのためEV改造による荷室スペース減少がない。またゼロスポーツにしても将来の車両変更による開発のやり直しを考えると、サンバーをあきらめてハイゼットベースでの1030台納品に傾いた。両者の思惑が一致し、ベース車両の変更と開発期間延長のため2011年1月と2月納品の次年度繰越に合意した」


こちら(日本郵便)が車種を変更・・・してるじゃん!

日本郵便広報室の話:「台数や期限の問題だけではなく、予定した内容(性能や品質)の車両が納入できないという契約不履行だ。こちらが車種を変更したというのは事実ではない」

つまり、ゼロスポーツはウソをついている、と。
この↓記事も
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
ウソをついている、と。

・・・これは大変な事件なのではないか。
勿論、「EVベンチャーの魂」は危機にさらされる。
仮に、日本郵便がいうことが100%事実であったとしても、
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
のような趣旨の記事が大量に出回る以上、
ベンチャー企業群はビビる。
本当に、ビビることになる。
さらに悪いことに、現時点では、
ゼロスポーツや、
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
の記事の方が、何やら説得性がある、ということ。

言い方を換えれば、
「日本郵便の方がウソをついている???」、
「ゼロスポーツに対してベース車両の変更と30台の納品の繰越を認めないという通知をしたのが1月18日。それは1月納品期限である21日のわずか3日前」
「ゼロスポーツは、はしごを外された(⇒倒産!)」
⇒ゼロスポーツは、(あの、)日本郵便に、嵌められた???
という疑念がずっと付いてまわることになる。
だから、勿論、「EVベンチャーの魂」は危機にさらされる。
仮に、日本郵便がいうことが100%事実であったとしても、
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
のような趣旨の記事が大量に出回る以上、
ベンチャー企業群はビビる。
本当に、ビビることになる。

そして、
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
の記事が事実であれば、日本郵便の行為の方が、信義(則)に反するのではないか?

そうすると、そもそも、
「日本郵便から契約解除の通知および契約金の2割である約7億円が違約金として発生する通告があった」
という、この↑「7億円」、裁判判決上コレが本当に発生しうるのか? という疑問が、まず出てくる。

それこそ、裁判所が、
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
の記事のような事実認定をした場合、
この「7億円」自体が請求却下されるのではなかろうか?
(だが、こちらの方については、「ゼロスポーツは、日本郵便からの違約金請求の可能性がある民事再生の道をあきらめ、破産申請による倒産の道を選んだ」以上、
あくまで、理論上の話で終わる)

それと、もっと大きな問題は、こちらだろう。
「両者の思惑が一致し、ベース車両の変更と開発期間延長のため2011年1月と2月納品の次年度繰越に合意した。
しかし、日本郵便側で異変が起こる。契約変更の手続きをすすめるうちに重大なミスを発見したのだ。ゼロスポーツとの契約は随意契約である。日本郵政グループはいまだ完全民営化されておらず、随意契約の条件のひとつとして実証実験の実施を義務付けている。じっさい、ゼロスポーツと日本郵便は2009年度に2台、2010年度に8台の実証車両を走らせており、随時契約の条件を満たしていたのだが、サンバーからハイゼットへの車両変更が条件外になるおそれがわかった。
日本郵政グループの随意契約といえば「かんぽの宿一括売却」騒動が思い出される。日本郵便はベンチャー企業のために危ない橋を渡ることを避け、ゼロスポーツに対してベース車両の変更と30台の納品の繰越を認めないという通知をしたのが1月18日。それは1月納品期限である21日のわずか3日前であった」

もし、この記述事項が本当であるなら、
「随意契約の条件・規定」を「守ろうとした(と主張???)」結果、
より重大な信義(則)違反を発生させる、
という物凄い欠陥構造が浮き彫りになった、
ということになる。

故に、 http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
の記事内容が事実なら、
日本郵便という巨大会社は、
(随意契約の条件・規定を「守ろうとした(と主張???)」、危ない橋を渡ることを避けようとした つもりが??? 逆に、)
「企業の(信義誠実に則るという、)社会的責任」にも勿論反するという結果を発生させ、
「契約の(民法の信義則に則るという、)誠実履行」にも反する結果を招き、
契約相手のベンチャー企業のはしごを外した⇒倒産させた、
⇒ゼロスポーツは、(あの、)日本郵便に、嵌められた???
という疑念がずっと付いてまわることになる。
だから、勿論、「EVベンチャーの魂」は危機にさらされる。

という最悪の波紋を生じさせたのではないか?

という疑念がある。
さらに(↑コレを決定的にさせるという意味で)ヤバいのが、
日本郵便の声明か、
ゼロスポーツの声明& http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html の記事
のいずれかは、ウソをついている、
という最悪な構図の出現。
(しかも、私が、複数の記事を読むに、
「何だか、ウソをついているのは、日本郵便っぽいぞ?」 という印象を持っていること)

トラバ元の人の、
「3日前に通告しておきながら、20台納品しろと!?
ふざけんな郵政!
郵政がザル経営で巨額の赤字出してるのは自業自得だから知ったこっちゃないけど
それに巻き込まれたゼロスポーツさんは、どうでもイイのか!?」
それもまたあるし、
それ以上の問題もある、と思う。

それこそ、2チャンネル方面にけっこう書いてあった、
「ゼロスポーツなんて、詐欺師は~」
「ぐるぽんおせちの自動車版だな」
という言説が本当であったなら、どれほど良いことか。
だが、現実の世界って、そんなに良くないのではないか?

「35億で契約

車種変更しろ

1-2月分の30台が間に合わない

解約&7億請求

郵政側が潰しにかかったようにしか見えないな 」


コレが「現実」なのではないか?

おまけに、
日本郵便の声明か、
ゼロスポーツの声明& http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html の記事
のいずれかは、ウソをついている、
複数の記事を読むに(整合性や変更動機などの点からみて、)、
「何だか、ウソをついているのは、日本郵便っぽいぞ?」と、
そこまでヤバいことになってるのが、
今の現実世界なのではないか?
と私は思っているが。


「しかしゼロスポーツマンセーのスバリスト達は平常心でいられるのか…
JP窓口向かってインプ暴走とかしゃれにならんよ」

うーーーん。ちょっとだけ見てみたい気もする(←不謹慎な! 怒)。
いやいや、困りますわ。郵便局毎日のように行ってますからねぇ。
あ、そこら辺のガラス張りの局とかじゃなくて、ちゃんと、本社にね。(←何言ってんのか、コイツは! 怒)
Posted at 2011/03/04 01:53:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | イチコク物語 | 日記

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