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猛走峠のブログ一覧

2011年04月23日 イイね!

ほとんど関係のない話をずーーーーーーーーーっとしているセンセイ

この記事は、昆布とわかめの買占め来るぞーについて書いています。


本来は、「するに値しない話」なのだが・・・。

中村仁信氏のしている話は、本来「関係のない話」なはずなのだが。


中村仁信氏が言ってるのは、
「放射線は危険ではない!」

と言ってるのだが・・・、
コレ・この考え方自体に疑問があるのだが、
それは置いとくとしても、
氏は、素人目にみても、関係のない話をしている。


実際のところは、
「放射性物質という粒!」

要するに、

放射性ヨウ素が甲状腺に蓄積する⇒甲状腺を痛める
放射性セシウム・ストロンチウムが骨に蓄積する⇒骨を痛める
プルトニウムが肺に蓄積する⇒肺を痛める


これが実際論。
素人目に見ても。

「放射線を浴びる」
というのは、ハッキリ言って、「関係ない話」。

なので、
トラバ元の人は、
「中村仁信さんは人の良さそうな、悪いことを企んでる顔じゃない、ただ、判明してきた事実を伝えたいってのが伝わってくるのがまた、ね・・・」と言っているが、
ハッキリ言って、
「今は殆ど関係のない話」
を、
ひたすらひたすらしていることでしかない。

で、もっと言わせてもらうと、
本来の計測ポイントは、

放射性ヨウ素がどのくらいあるのか?
放射性セシウムがどのくらいあるのか?
放射線ストロンチウムがどのくらいあるのか?
プルトニウムがどのくらいあるのか?

という話なのだが、
それをどれもこれも、
本来は、ぜーーーーーーーーーーーんぶ計測しなきゃいけない。

それでしか本来の数値測定としての意味はない。
しかし、そんなことは到底不可能。

だから、
放射性ヨウ素、セシウム、ストロンチウムなど、

こいつらが、すべて「放射線を出す」という「習性」を利用して、
(ガイガーカウンターで、)
そこにある存在を「レッテルづけ」してやるしかない。


だが、これこそが核物質をめぐることの「本質」ではなかろうか?

それこそ、「放射線を浴びた⇒死亡」は、もはや、「物凄いレベル」。

「児童を避難させなければ」
というのは、
本来は、
「そこ(例えば校庭)には、
放射性セシウムがどのくらいあるのか?
放射線ストロンチウムがどのくらいあるのか?
プルトニウムが・・・」
という、
これが本質。

しかし如何せん、
こいつらは、粒で、気流・水流でしょっちゅう動くので、
粒そのものの測定は極めて困難。
だから、ガイガーカウンター数値で、レッテル付けしてやるしかない。
「線量管理」という形で、一括してやるしかない。


そういうこと。

放射性ヨウ素が甲状腺に蓄積する⇒甲状腺を痛める
放射性セシウム・ストロンチウムが骨に蓄積する⇒骨を痛める
プルトニウムが肺に蓄積する⇒肺を痛める

コレ!!

だから、
「俺が峠を走るのが嫌いになって・・・」
とか、
「ああ、俺も車両もこんなに被爆しちまったよ」
ってのも、
本来はこう↓いうこと。

放射性ヨウ素が、
放射性セシウムが、
放射線ストロンチウムが、
プルトニウムが、
タイヤに付着しちまった、
ローター内部に入り込んだ、
タイヤハウスに付着した、
サスの付け根に引っかかった、
エアコンの吸入口に入っちまった、
座席に着いた、
ダッシュボードに、
フロアマットに・・・、
俺の身体に付着して、
呼吸から中に入って・・・


こうした粒をぜ―――――んぶ計測することは不可能なので、
「線量計(ガイガーカウンター)」を用いて計測するしかない。

そこで数値化されたものが、
「ああ、俺も車両もこんなに被爆しちまったよ」
という数値。

だから、この数値はあくまで二次的なもの。
要するに、原発事故の件において、
中村仁信氏が言ってるのは、まさに「空論」!!
素人目にみても。
ホントに「放射線」っていうなら、

防護服着て、
厳重なマスクもして、
そう・・・「宇宙服」に近いような状態になって、
それで「中の人体にどれだけ光線が当たったか」みたいな。


こんな話は、今は、殆ど無意味と言っていい。

要するに、
言っておくべきことは、

中村仁信氏のしている話は、本来「関係のない話」!!

・・・しかし、私のブログも、あのくらい、本質論から見てトンチンカンな話しているだろうか?(ずーーーーーーーーーーーっと?)
その点、こわいな。

この記事に関しては、
http://www.dailymotion.com/video/xi9vo1_yyyyyyyyyy_news
に動画が出てます。
要するに、私が言いたいのは、↑その映像の時間のほぼ全てが無駄なのではないか、という話。

トラバ元の人は、
「中村仁信さんは人の良さそうな、悪いことを企んでる顔じゃない、ただ、判明してきた事実を伝えたいってのが伝わってくるのがまた、ね・・・」と言っているが、
私に言わせてみれば、
「中村仁信氏は、関係ない話で電波と時間を占拠している者」
としか言いようがない。


・・・ああ。
ひとつ訊きたい。

「女性の母乳から放射性ヨウ素」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110421/trd11042107040001-n1.htm

↑これについても、「同じこと」を言う気なのか。

(そもそも、度量衡が、
「シーベルト」、「ベクレル」で違ってるし)
Posted at 2011/04/23 10:37:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 路地(2011年4月) | 日記
2011年04月23日 イイね!

「犠牲論」

この記事は、原発作業被ばく線量 「救命時は無制限」検討していたについて書いています。

※この記事は、「救命時」、それ以外、という話をしているわけではありません。
あくまで、「考え方」の話なので、そうした具体的場面設定・技術論としてはあいまいなものです。



4月19日の記事において、
私は、武田教授が唱える、福島(など)除染作戦に対して、疑義を呈しておりました。

https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22124974/

「「大規模な除染作戦」とそれに対する一抹の疑念」
(チェルノブイリ事故においても、
「福島市、郡山市などを中心に、大規模に除洗」のような作業が行われているらしく、
(↓4号炉の破片に直接触れた人も含まれている上での平均値かもしれないが)
推定平均線量165ミリシーベルトを受けた、という事例を引き合いに出しながら、
福島での大規模な除染作戦も、やはり被爆を伴うのではないか?
それでいいのか? と。)


しかし、
今、武田教授が、3.11以降、「自分の意見ではない」としきりに言っていたことを思い出しました。

要するに(武田教授の唱えるね除染作戦は)、
「これは、ICRP・国際放射線防護委員会の勧告文書の考え方に従ってるな?」と。
(武田氏は「(政府は、)福島エリアの子供を被爆させる気だ!」と言って糾弾していたので、当然といえば当然の流れで、
「どうせ政府は、多くの日本人を被爆させる気なんだから、どうせ被爆するなら、“有意義な被爆”にすべきだ!」
「無駄な被爆はするな!」
という具合に、論旨変更したように思われる)


「これは、ICRP・国際放射線防護委員会の勧告文書(3月21日付)の考え方に従ってるな?」

というのは、

トラバ元の人が、
「国際放射線防護委員会(ICRP)勧告で「情報を知らされた志願者による救命活動」は線量制限なし」
というこの文言。

実際に、この文章を見てみた。
http://www.scj.go.jp/ja/info/jishin/pdf/t-110405-3j.pdf#page=1

この部分は、(かなり辛辣だが、)要するに、「犠牲」について書いてある。


その部分をありのままに抜き出すと、こう↓。

「委員会は、さらに、説明を受け承諾したボランティアによって行われる救命活動に対しては、救命に携わる者のリスクを上回る便益がある場合には、線量を制限しないことをこれまでの勧告から変更することなしに用いることを勧告します」


要するに、これは「犠牲論」というやつだ。
非常に不愉快な文言なのだが、リスクを上回る便益がある場合には、線量を制限しない、
リスク(犠牲)<便益 (←「犠牲をはらう時というのは、こういう時だ」ということ)

なので、
「今すぐこれをやれば福島は復活する」というのも、
被爆(犠牲)<福島の復活!! ということだから、「早くやれ!!」という、ICRPの考え方に従ったもの、だと思う。


http://www.youtube.com/watch?v=BdPtdzEtk2g
「今すぐこれをやれば福島は復活する」
(インカムをつけた武田教授の顔がアップになりすぎていて、画面的にアレですが・・・汗)





リスク(犠牲)<便益 (←「犠牲をはらう時というのは、こういう時だ」)
「被爆(犠牲)<福島の復活!!」⇒「早くやれ!!」
という、の考え方に立つなら、また逆の結論も当然ながら出てくる。


「無駄な被爆はするな!!」
「不要な被爆は避けよ!!」
と。

すると、こう↓なる。

「雄々しく放射線に立ち向かう」というのが立派なことだろうか?
 なにか戦前を思わせる.放射線が人体に害があるというのは国民的コンセンサスなのに、なぜ急変して「我が身を放射線に曝すのが格好いい」となり、「ついでに子供も被ばくさせてしまえ」という自爆主義は許されるのだろうか?
http://takedanet.com/2011/04/post_faf5.html
「大人は子供たちを被ばくさせたがっている・・・」

そう・・・「便益」も皆無なのに、
「ついでに子供も被ばくさせてしまえ」というのは、
「たんなる自爆(←子供には拒否権も避難力もないので、これは傷害行為・未必の故意の方が正確)」なのだ。

リスク(犠牲)<便益  ←「犠牲をはらう時というのは、こういう時だ」

とか、こういう言い回しは、私は嫌いで、
「児童は保護せねば!!!」とひたすら書くのが良いのだが、それじゃなかなか本質が伝わらないので、仕方なく、嫌な言い回しを使う。

リスク(犠牲)<便益  ←「犠牲をはらう時というのは、こういう時だ」
⇒「ついでに子供も被ばくさせてしまえ」というのは恐ろしくゲスな考え方だ。

おそらく、「なにか戦前を思わせる」と言うなら、
「(子供は給食を拒否できないのに放射性物質を使うということに比べれば、)
特攻隊の方が、数百倍マシである」

「意味ある犠牲」と考えてみると。
Posted at 2011/04/23 00:55:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 路地(2011年4月) | 日記

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