この記事は、
放射能汚染による人体への影響を小学生を使って人体実験について書いています。
まず、みんカラなので、冒頭、言っておきますと、この記事では、「モンスター」という語が出てきますが、「モンスタータジマ」とは全く関係ありません。
前回の記事で、
「現代社会では、
子供を守る? 己を守る? 誰が守る?
その全ての終着点が「政府」となる。
「原発」が大事故を起こした場合、非常事態になる、
本来なら、大規模疎開もさせなければならない。
誰にそれができる?
誰にそんな権限がある?
政府。
その全ての終着点が「政府」。
だから、アメリカの話をするにしても、「ルート66 」なんて括りはありえない。
と書いたのですが、
「では、政府がこうだと言ったら、すべてその通りにするのか?」
という突っ込みどころが出てくるわけで。
(↑半ば強引な突っ込みどころ設定ですが)
そんなことはない。
そこで、「政府に対する抵抗の必要性」という話が出てくるわけで。
誠に残念ながら、現在の我が国では、
「政府に対する抵抗の必要性」
というものが出てきてしまった。
トラバ元の人が、
「おいおいおいおい、モンスターペアレントと教育委員会は何やってんの???
肝心な時に役に立たんな」と言っている話です。
(私に言わせてみれば、日教組の過激な方々や、ストやる方々も含まれるのですが、
今こそ、ホント、ストでもロックアウトでも何でもやって、
あらゆる抗争手段を用いてよいから、文科省が、子供を被曝させようとするのを阻止するべきなのです)
ほんっと、
モンスターペアレントとか教育委員会とか、肝心な時に役に立たんな。
って話です。
今こそ、汚染濃度が高いエリアの教育現場では、政府に対する抵抗が必要です。
抵抗すべきですし、
私も、その抵抗を、全面的に支持します。
だが、今回のこと、
「抵抗」の根源的構造として、
法を破っているのが政府である。
政府の方が法(の本質)に従っていない。
ということであって・・・、
「モンスターペアレントとか役にたたねぇ!」
とトラバ元の人が憤る根本が・・・、
残念ながら・・・、
「モンスターペアレント」なんて、最たるもので・・・、
法を破る!!
ということを目的にしているというのか・・・。
だから、政府が法を破っている!! 文科省が子供を殺そうとしている!!
という時に、
あらゆる手段を用いてこれに抵抗すること、
それを妨害・潰すことは、
本質的には、法に合致しているのだけれども、
何というかな・・・「モンスター」は、それではモンスターではなくなってしまうというのか・・・。
だから、モンスターペアレントは、今、役に立たないのも当然、という。
あと、
法を破っているのが政府である。
政府の方が法(の本質)に従っていない。
という話については、
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/8d978a0266ea6420d2516faeddfc7643?fm=rss
の方のブログで、書かれていることが、本質的にはかなり近い話であるように感じました。
↓
↓
↓(引用)
武田邦彦さんが原子力と決別することを決意されたようです。
これまで、「安全な原子力なら賛成」という立場を語っておられた武田さんですが、
文科省の無責任ぶりもあって、子供が被曝する(させられる)事態を受けて
原子力との別れを決断したのでしょうか。
これまで何十年にも研究してきたものを捨てるのですから、子供の被曝は氏にとって
よほど衝撃的な出来事だったのでしょう。
原発事故以来、武田さんのブログには毎日40万人が訪れているようですし、
ちっぽけな私のブログにも武田さんに批判的な方からのコメントを頂くことも
あるぐらいですから、武田さん本人には相当なプレッシャーがかけられていることでしょう。
"へこたれないぞ"という言葉通り、これからもがんばっていただけることを期待します。
「武田邦彦さんを信じてはいけない」という意見は繰り返しいただきますが、
この方は信じて良いと思いますよ。環境でも原子力でも。
信じてはいけないという方は全員、「放射線の影響について、間違ったことを言っている」
ことを理由に挙げるのですが、それはさほど重要なことではないと思います。
私の考えをまとめると、
武田氏は放射線医療の専門家ではない。だから、法と基準に基づいて話をする。
法と基準というものはいったん決めるとなかなか変わらないから、日進月歩の医学の
現状とはズレが生じる。
そもそも、法や基準というものは、専門家ではない人に向けて作られているため、
法と基準に基づいて話をすると、専門家から「違う」と言われるのは当たり前。
しかし、いざ事故が起きた時、人は法と基準を頼って判断するため、当然
「法、基準>現在の学説」となる。
だから、事故が発生してしまった今は、法や基準を守ることが重要となり、
法と基準を守りながら話をする武田さんは正しい。
もちろん、武田さんが法と基準を無視し始めたら警戒しなくてはいけませんが、
今のところ、基準を正しく使っているように見えます。
専門家に求められているのは、持論や最新の学説を披露してその場をなだめることではなく、
法や基準を維持することではないでしょうか。