
この記事は、
ダウングレード(笑)について書いています。
まず、決まり文句として書くべきことを書きます。
ガイガーカウンターはもっと早くに無力化するかもしれません。
ガイガーカウンターとは、γ線検出器なのであり、α線検出は基本的にできません。
したがって、「放射性物質が積もっているところ」が「ガイガーカウンターで簡単に特定できる」のは、もうせいぜい数か月しかないはずです。
後は、α線しか出さないものが残って、簡単には検出できません。それが砂塵になって舞って、イラク、ネバダ、新疆、ベラルーシなどのような健康被害を引き起こす可能性がかなりあるはずです。
したがって、ガイガーカウンターが有効である内に、「表土削り取り作戦」が大切です。
ここまで、決まり文句として書きました。
それと、福島第一(に限らず全てですが、)初動が大切です。↑この件は然り。
トラバ元の人も取り上げた、1号機の件は、みんな丁度2ケ月前から知ってました。
3.12夕方の会見で、保安院の会見担当の中村審議官が、記者の質問に対してメルトダウンに言及したため、更迭されましたね(その後任が、お馴染み、西山審議官(←原子力に関して素人なので、真実を喋る可能性が皆無なので起用された))。
こんなモン、
「今まで隠蔽していた」というより、
「無駄な誤魔化し情報を流すことに労力を使っていた(2ケ月間)」
って話です。
ちなみに、「ダウングレード」って、2ケ月前は、「ダウンスケール」っていう言葉づかいでしたよね。
おそらく、ナノグレイとナノシーベルトみたいな関係でしょうか。
(先週あたり、テレビ放送は当時困惑していた!どう報道していいかわからなかった。インタビューする記者も、「ダウンスケール」って言われても何のことだか分らなかった!
とか、ほざいてるみたいな番組垂れ流してましたが、わかるでしょ。
「ダウンスケール」で。「300km/hフルスケールメーター」とか知りません? メーター用語っすよ。
一言聞いただけで、「水位が、水位計の下限より下にいっちまった!」ってわかりませんでしたかねぇ?
↑これは放送局のごまかし・言い逃れです。放送局はわかってたはずですよ。命がけで情報や測定やった現場記者もいたようだし。局の上層部が報道管制されて瓦礫(←読み方:マスゴミ)になってただけでしょう)
この「1号機の件」に関しては、
「福島第1原発:工程表見直しへ 冷温停止へ課題山積」
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/nuclear/news/20110511k0000m040089000c.html
と報道されていて、経産大臣も会見しているけれども、
始めから、
「1号機はこういう状態」とわかっていた。
あえて「過小な損害認定」に基づいて工程表をつくる、
これ自体が無駄な行為。
要するに、もう私は「隠蔽しやがって!!」とか言う気にもならない。
あえてピッタリなのは「無駄な表つくりやがって!!」という話。
その「状態」は、3.12の時点でほぼわかっていたのだから。
無駄な行為!!
となる元には、「事実の過小認定」がある。
過小な損害にのみ対応する計画を立てるから、損害事実がそれより大きいと計画が無駄になる。
むしろ、「損害リスクは過大に認定」それに基づいて、
初動の速やかな処置、
続いて、恒久的な処置、
と打つべきなのは明らか。
2ケ月経って何となく、「見えてきた」。
この「件」の性質が。
「大き目にリスク認識→迅速な初動」
これが大切。
そして・・・これに則ると、
「福島第一の事故は、思っているよりも早くかたづく」
のではないかな?
丁度1ケ月前、4月13日の記事、
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22059860/
「ちょっと待ってください。連休明けってのは5月なんで、5、6、7、8くらいはまでは今の水準で出続ける?」
「(封じ込めのための、)難しい作業ができない。
次、15年~30年、そっと置いとく(今のチェルノブイリと同じ段階)。
そういう状態で40年くらい置いとくと、恒久的措置が出来るようになる」
「こ・・・恒久的な措置をするのに、40年かかるんですか?」
「まあ・・・半減期が30年なんですから、そういうオーダーなんですけど、15年から20年でやるでしょうね」
「そういうオーダーでやるんですね?」
↑
この武田教授の話を紹介しました。
要するに、福島第一の事故は40年続く。
(α線のみ出すウラン238などの障害については恒久的に)
しかし、
この2ケ月間、みていると、
「大き目にリスク認識→迅速な初動」
コレ↑
に則れば、福島第一の大事故は、意外と、思っているより早くかたづく かもしれない。
1号機がダウンスケールでした。
知ってます!
でも、1号機の建屋の中、入れるようになりましたよね? まだ5月なのに。
私は、あれ9月になるってみてたんですよ
(そのために、ドア解放して空中に結構ばら撒きましたが、まあ、大目に見ましょう)。
東電会見。19日の時点で2号機地下に溜まっている汚染水の水位が1センチ減ったとよろこんでいたが「潮の満ち引きで±50センチがあるのを認識している」←おい
https://minkara.carview.co.jp/userid/309712/blog/21926572/
はあ・・・。
そうだよな・・・海の一部になったんだよな。
原発地下の汚染水は。
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22361470/
まあ・・・つながっちまったもんは仕方ない。
取り敢えず、循環出来る部分は循環させて、冷却体制を取り敢えず確立する。
どうせ、空冷メインのユニットなんでしょ。もう海水への熱放出は行わないんでしょ?
だったら・・・
↓
そして(土木部門として、同時並行)、
干拓用の防潮堤作って=正面の海を干拓してしまって、海からバシっと切り離す。
繋がっちまったもんは、今のところ、しょうがない。
「原発地下が、海と仲良しになっちまったよ♪泣」とでも考えて、事実は事実として認める。
そしたら、干拓でも何でもやって、
海とバシっと切り離す。
(これで、海洋汚染を抜本的に食い止めることができる)
そして、何よりも、
3.15の大量放射性物質拡散。
3.15に公衆被曝の大部分が集中していること。
3.15さえやり過ごすだけで、
そのとき、1週間くらい、ツーリングだの旅行にでも行っているだけで、被曝の大部分を防ぐことができる
、という笑いが出てしまうような話(あとは、防塵による防御となる)。
「大き目にリスク認識→迅速な初動」
・・・これに則ると、
「福島第一の事故は、思っているよりも早くかたづく」
のではないかな?
40年?
15年から20年?くらいでやるでしょうね?(by武田邦彦)
↑
それは「炉心をかたづける・廃炉処理の仕上げ」って意味でしょ?
「普通の原発レベルに、放射性物質のばら撒きを抑える・安定させる」
ということについては、
もっと早い、
「数年でいける」んじゃないのか?
これは。
「数年である程度解決できる」
すると・・・反射作用じゃないが、逆のことが言える。
「事件・事故の全体機関が数年しかない」
=「勝負がつく」のは初動の部分。
これの究極的な部分は、
最初の「決まり文句」部分につながる。
↓
↓
ガイガーカウンターは早くに無力化するかもしれません。
ガイガーカウンターとは、γ線検出器なのであり、α線検出は基本的にできません。
したがって、「放射性物質が積もっているところ」が「ガイガーカウンターで簡単に特定できる」のは、もうせいぜい数か月しかないはずです。
後は、α線しか出さないものが残って、簡単には検出できません。それが砂塵になって舞って、イラク、ネバダ、新疆、ベラルーシなどのような健康被害を引き起こす可能性がかなりあるはずです。
したがって、ガイガーカウンターが有効である内に、「表土削り取り作戦」が大切です。
そう!!
ガイガーカウンターが有効なうちに、
拡散した放射性物質を削る、
盛っておいてシートかけて、
原発の近くに持っていく。
今後数か月。
これが大規模に達成出来れば、「数年での抑え込み」が達成される。
できなければ、α線しか出さないものが残って、それが砂塵になって舞って、
東日本も、
イラク、ネバダ、新疆、ベラルーシなどと同じになる。
「勝負期間」は40年もないのだ!!
「全体」でさえも、大部分は数年しかない!!
そして、ガイガーカウンタが役に立つのは、梅雨明け前まで。
そう思って行動するしかない。
末尾にもう一度、
決まり文句として書くべきことを書きます。
ガイガーカウンターはもっと早くに無力化するかもしれません。
ガイガーカウンターとは、γ線検出器なのであり、α線検出は基本的にできません。
したがって、「放射性物質が積もっているところ」が「ガイガーカウンターで簡単に特定できる」のは、もうせいぜい数か月しかないはずです。
後は、α線しか出さないものが残って、簡単には検出できません。それが砂塵になって舞って、イラク、ネバダ、新疆、ベラルーシなどのような健康被害を引き起こす可能性がかなりあるはずです。
したがって、ガイガーカウンターが有効である内に、「表土削り取り作戦」が大切です。