この記事は、
【ステップ2】フレコンバック除染=放棄地域の確定【飯館放棄必要】について書いています。
ちょっと・・・福島市の降下物増大について、「再飛散?だったら心配要らないね」という論調がかなりあるのですけど・・・。
いや・・・ホントに再飛散説だったら、なお悪いと思うんですけど・・・。
だってそれ、「除染方法が、全体として間違っている」ってことになりますよね・・・。
ハッキリ言えば。
目の前にあるものを取り敢えず、どける。
でも、たとえば、畑や裏山の方から、「無限?」とも思えるぐらいに、散って、こっちに来る、
と考えることができますでしょ・・・。
ちょこばさんのページで取り上げてる・・・、
飯舘の例。
■飯館は、すでに除染の効果がない。(すさまじい再飛散)
元々あそこは・・・真っ赤の地域
↑
うーーーーむ。
これ・・・、
もう・・・ホント、ちょこばさんの↓この指摘通りで・・・。
「浪江などのやばいところは、
割り切って福一と同じく飛散防止樹脂を撒きまわります。
(再飛散防止)
ゼネコンを使うのはとにかくここで、
砂防ダムを作らせまくるのです。
使うコンクリートにはセシウム土砂で十分です。
■狙いは沈殿封印です。
福島改造計画でブルトーザーでならしまくるような芸当ができないなら
とにかく人が入れない、エリアを最小限定め、水系、飛散系を封じ込め
住めないエリアで食い止め、住めるエリアにはできるだけ降りてこないようにする
ここができないと福島中通などは盆地なのですから、
使えない、死んだ土地がどんどん広がっていきます」
それで・・・。
昨日の、
「早川教授は、
標高:2000メートル域のことを指して、「やまは除染出来ない」と言っています。
私は、
50~1000メートル域のことを指して、「やまを除染するのは簡単でしょ」と言っています。」
↑
この話の続きと言えば続きなんですが、ね。
私が認識している「地理観」を端的に表した一枚が、↓コレでして。
ここは、神奈川県津久井近辺なんですが、ご覧の通り。
こちらの、コンビニがあるトコは街なのですが、すぐ裏手は山。
ちょっとした刺激で、
山に積もった成分なんて、こちら側に降りてくるモンですよ。
まあ・・・端的に表現すれば。
ホント、無いとは思うけど、万一、
霧に溶け込むような成分のモンだったら、
この写真の状況になったら、すぐにこっちにくる、ってか、一体化して「メッキ状態」になってるでぇ?!
ほんと・・・
感覚的な表現をするなら、
もしも・・・、
「霧に乗って、山(森)のにおいがしてきた」
というあの成分、
あの「山のにおい」の成分。
アレとおんなじ性質のモンだったら、
一刻も早く、袋詰めにして閉じ込めちゃわないと、
それ、相当ヤバいですからね。
とまあ・・・こういうワケなんで、
「街は除染できますけど、
山は除染できません(キリッ)」とか言われても、
「はぁ?この人何言ってんの?
何で、
↓ココが除染出来ない、とか変なこと言い出すワケ?」ってカンジなんです。
※その、事実認識差異の、根本的な原因・考察は昨日の記事に書きました。
なんで、東日本全体の広広域除染だ!!というとき、
↓こっち側(山)では、↑こうしてやればいい。
↑こっち側(街)では、
清掃局を増備して、路面清掃車でも用いて、路面を毎日洗浄・吸い取りしていくのがいい。
そうすると、
「汚染の問題・放射性物質という「敵」」を「小さく分断していく」ことが出来るでしょ。
路面の端っこや継ぎ目、
側溝、
畑、
「砂利」の駐車場、
個々の建物の屋根・壁・・・⇒最終的には「トヨ」。
という具合に。
ここまで追い込んでいくと、脅威度はずいぶん下がるでしょ。
今現在、
↓これに何もしないでいると、

↑この総量、全部が襲ってきても不思議ではない、ですからね。
「放ち飼い状態」になったこれが、
どのような動きをするのか?
それは謎なんですよ。
ホントにこのままで固定されるのか?
そんな保証はどこにもないし、
ひょっとしたら、
首都圏の「巨大な盆地?」がまんべんなく、全部が全部「青」くらいになっちゃった><
っていう事も、
考えることは出来るんですよ。
だから、こうして、袋詰めにして、
「相手の自由を奪ってしまえ!!」
「そんなことはないだろ!! と言い切れるようにしてしまえ!!」
ということなワケで、その主張を継続して書いています。
「今、山岳地では、積雪が問題となってるから、やれないよ><」
と、すーーーーーぐ始まりますでしょ?
いまの論調は。
やれるトコからやるんです。
まずは伊豆半島から、やれるでしょ。
降雪してないとこ。
それと、霞ケ浦の近辺とか。
降雪してない・ほとんどしないところはいっくらでもあるワケで、やれるところからやるべきなんです。
そうしていって、雪解けあたり、ちょっとグチャグチャした腐葉土化してますが、
でも、そのぐちゃぐちゃの状態で詰めちゃうのが、一番、埃の問題とかも起こりにくいですから。
それで袋詰めにしちまえ、と。
で・・・、これを
「やれない><」と言う究極の話。
捨て場をどうするか?
東日本の山林は、全域、袋で溢れかえることになるが、どうするか?
という話ですよね。
コレ↑が否定根拠として用いられますよね。
うん、
暫定的には、「当該地放置」でいいと思う。
但し、
袋が劣化してくる頃までには・・・、
専用焼却炉を建造して、
焼却灰(→コンクリ固化体)に再濃縮してしまった方がいいと思ってはいます。
焼却灰(→コンクリ固化体)の処分地は、書くまでもないでしょう。
それで、その「焼却炉」は、当然、原子炉並みの汚染が起きます。
だから、専用焼却炉を建造しなくてはなりません。
原発が一か所増えるようなものです。
当該施設は・・・今の原発が立地する場所・・・。
福島第二か東海第二のところに建造するのが適当、と思っています。
そして・・・排煙は・・・。
やっぱり・・・「海中排煙」。
(そりゃ、処理はしてからですけど・・・これ以上、陸上&大気に撒くワケにもいかないので・・・)
Posted at 2012/01/12 00:52:45 | |
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