
この記事は、
論破ぁ~ルーム。
IAEAクリアランスVS普段のクリアランス(×1000)について書いています。
トラバ元のちょこばさんの記事と、多少(ずいぶん?)、呼応していきましょうか。
昨日の記事で、
日本法で、
「クリアランスレベル」という意味は、
含まれる放射性物質の濃度が、人の健康への影響を無視できる放射性物質の濃度以下であること
を意味してきた。
日本法では。
と書きまして、
ここで、
「クリアランスレベル」を「復習」してみたいと思います。
(自分自身に対して(も)言ってる)
日本法の「クリアランスレベル」=「人の健康への影響を無視できる放射性物質の濃度以下」という意味
のエントリーは、
過日の、
2012年02月22日
真性のパンドラの箱か? 開けてバラしていくと・・・どうなることやら。
でも書いています(その記事の続きですな)。
で、
IAEAクリアランスVS普段のクリアランス(×1000)(ちょこばさんの記事)
ってので、
要するに、
■「IAEAクリアランス」
には、
べつに「人体に影響の無い値」などという意味はないワケですな。
(ちょこばさんの)考察通り、
「いかなる結果になろうとも」
「実際はどうあれ、この数字以下であれば
責任は持たなくて良いというのが IAEAの見解」
そういう意味を持ってるワケでしょうな。
だから、極端な例としては、
処分場の廃液管理が破綻して、
ドクドク流れ出して、
多摩川を汚染しちゃった~~~><
ということになっても、
「いかなる結果になろうとも」
「実際はどうあれ、この数字以下であれば
責任は持たなくて良い」
そういうことですな。
これは、
「社会的受容(正当化)」とか、
「正当化の原理」とか、
そういう言葉で語られるものなのでしょうね。
極端に言えば、
人体への影響?
環境の汚染?
そんなことは知らん! と。
対して、
■日本法の「クリアランスレベル」は、
含まれる放射性物質の濃度が、人の健康への影響を無視できる放射性物質の濃度以下であること
まあ・・・要するに、ゴミとして、捨てて、問題ない、と。
(ゴミとしては、ね^^; 苦笑)
で・・・現況。
環境省の「瓦礫等拡散指針」は、
「クリアランスレベル」「クリアランスレベル」と、書いてはいるものの、それは「入口側」だけ。
「旧来のクリアランスレベル(100bq/kg・セシウム)」+「暫定基準値(8000bq/kg・セシウム)」になってる・・・。
焼却灰(←濃縮されるもの)については、
「暫定基準値(8000bq/kg)」になってる・・・。
つまり、「出口んトコ」では、
「クリアランスレベル」(人の健康への影響を無視できる放射性物質の濃度)以下ではない。
関連記事:
論破ぁ~ルーム。
目安箱・徳島県
田母神閣下:
<「低線量率放射線療法を実践している東大の稲恭宏医学博士から聞いた。毎時100マイクロシーベルト、即ち年間876ミリシーベルト以下の放射線なら24時間、365日継続的に浴び続けていても人体にとって悪いことなど一つもないそうだ」
↑
こ・・・これは・・・、
■稲クリアランスレベル
ではないか!!!
まとめよう。
■日本法のクリアランスレベル
「人の健康への影響を無視できる放射性物質の濃度以下であること」
100bq/kg
ごみとしては・・・ね^^; 問題ない^^;
■IAEAクリアランス
「いかなる結果になろうとも」
「実際はどうあれ、この数字以下であれば
責任は持たなくて良い」
福島は、10万bq/kgまでは許してやるぞ ^^;
⇒日本の暫定基準値8000㏃/kg ^^;
■稲クリアランスレベル
「毎時100マイクロシーベルト、即ち年間876ミリシーベルト以下の放射線なら24時間、365日継続的に浴び続けていても人体にとって悪いことなど一つもない」
Posted at 2012/03/20 02:48:43 | |
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