
←画像は、アーミッシュの馬車。
アーミッシュの世界 シカゴ郊外暮らし
より頂戴しました。
アーミッシュ(の馬車)については、
ワタシのブログでも、
2010年10月02日
ツライチとツラアウト
などで触れています。
さて、
この記事は、
過日(8月9日)のワタシの記事、
0.00000100273秒
1945年8月6日午前8時16分。
広島で起きた惨劇を、核物理的に説明をすると人間の感覚では捉えることが出来ない僅かな時間の出来事。
今から67年前、コンピューターも無い時代を考えると。
指数関数的に増大するエネルギーに、ある種美しさを感じると同時に、人間の時間感覚では止める事の出来ない完璧なデザインに、かくして人間はここまで恐ろしいものを作れるのか?と恐怖する。
さて時代は流れて21世紀。
科学技術は進歩し、我々の生活も豊かになった。
だが、科学技術を扱う我々自身は進歩しているのだろうか?
例えば科学技術の一つとしての自動車。
人間に利便性と速さと、人によっては快楽をも与えてくれる素敵な道具。
だが、自動車が殺してきた人の数は、2発の原爆によって殺された人の数とそう大きくは違わない。
原爆は悪・・・これは万人が考える事であろう。
しかし自動車は悪・・・とされることは滅多にない。
弘(2型)さんの記事にインスピレーションを受けて・・・
自分が、書きだした記事
↓
↓
まず、 自動車 というモノについて。
私のブログのスタンスでは、 馬 の代替物 という位置づけであります。
太古の昔、
「甲州街道」の乗り物は、 イノシシ だった!
とかいう話もしてるので、 イノシシ かもしれませんが、
ソコんトコは・・・置いときましょう。
取り敢えず、 馬 ってことで。
すると(←私のブログのスタンスでは、 馬 の代替物 という位置づけ、にすると)、
こういう↓言い換えが可能になるワケです・・・
例えば人類が使いこなした存在としての馬。
人間に利便性と速さと、人によっては快楽をも与えてくれる素敵な存在。
だが、(落馬や暴走事故など当然あったし、むしろ、クルマよりもそうしたリスクは高かったかもしれない)
馬が殺してきた人の数は、2発の原爆によって殺された人の数とそう大きくは違わない(かもしれない)。
原爆は悪・・・これは万人が考える事であろう。
しかし馬は悪・・・とされることは滅多にない。
原爆と馬を悪と悪では無いものに分けるモノは一体なにか?
のつつきです^^;
↑
で、
先日(8月9日)は、
核⇒原爆に限定
殺意 に重点をあてて、
精神論・倫理的な方向の話に振っていったのですが、
今度は、
核⇒原発
核の害
=熱線+爆風+急性放射線障害+晩発性放射線障害+内部被曝による晩発性障害
+汚染による弊害
に重点をあてて、
リスクの話に振っていきたい、と。
ワタシは、
今を、近未来を、速く!上手く!美しく!走りたい。どこの歴史上の、どこの伝説の誰よりも。
とか言っちゃってるので、
そういう価値観の人からみれば、
クルマは、
馬車(馬)の代替物
としか見えないワケです。
繰り返しになりますが・・・^^;
すると、 こういう↓話になっていく・・・・
例えば人類が使いこなした存在としての馬車。
人間に利便性と速さと、人によっては快楽をも与えてくれる素敵な存在。
だが、
馬の暴走などによる重大事故、当然あった。
馬が、
馬車が、
殺してきた人の数は、原発事故によって殺された人の数とは比べものにならない。
原発事故は悪・・・これは多くの人が考える事であろう。
しかし馬が悪、馬車が悪・・・とされることは滅多にない。
時は流れ、
馬は原動機へと変化し、
馬車は車体へと変化して、
自動車と呼ばれるようになった。
だが、
馬の暴走などによる重大事故、といったようなリスクは 全く払拭されなかった。
払拭されなかったどころか、
大量生産が行なわれたことで、
馬や馬車に比べて、より多くの数が出回ったことで、
交通事故が激増。
犠牲者も激増した。
自動車は、
人間に利便性と速さと、人によっては快楽をも与えてくれる素敵な道具。
だが、
自動車が殺してきた人の数は、
原発事故によって殺された人の数とは比べものにならない のはもちろんのこと、
2発の原爆によって殺された人の数ともそう大きくは違わない。
原爆は悪・・・これは万人が考える事であろう。
原発事故は悪・・・これも多くの人が考える事であろう。
しかし自動車は悪・・・とされることは滅多にない。
なぜだろうか?
馬の暴走などによる重大事故、当然あった。
車の暴走などによる重大事故も、毎日起こる。
それでも、
馬は悪、馬車は悪、
自動車は悪、
といわれることはない。
しかしながら、
馬、馬車、自動車
いずれの犠牲者にも遠く及ばない程の犠牲者しか生み出していないのに、
原発事故は悪 とされている。
原発事故によるリスクは、
馬、馬車、自動車 いずれのリスクにも、到底及ばないのである。
そう。
リスク という言葉・概念では、そういうことになる。
だが、
原発事故は
リスク の代わりに
デインジャー というものを持っていたのだ。
ワタシは、
デインジャーという言葉を知らなかったから、
交通事故で大量に死んだ、
サウジドリフトで大量に死んだ、
それで国家が分断されたりするのか――――――?
ありえんだろ――――!!
と 名言(迷言?)・珍言を繰り返したが、
それらは、
リスク と デインジャー という言葉・概念の違いでしかなかった。
ちなみに、
原発事故から デインジャー :国家破壊力 を奪い取る方法
として、
放射能認識の変更 がある。
現在、
国際的に、
××㏃/㎡以上になると、
強制避難区域:住民は、そこから出ろ!!
と、
IAEAにヤラれる=国家破壊力 が発生する のだが、
世界中が、
稲クリアランス:826ミリシーベルト/年まで被曝しても、健康に悪影響はない
を採用し、
ラッキー博士の説:100ミリシーベルト/年被曝するのが、健康に最高に良い!!
をクリアランスレベル(人体への健康への害を、心配しなくてよい数値)として、
法規制値に採用すること
そうすれば、
原発事故は、
デインジャー ではなくて、
リスク になる。
馬、馬車、自動車 の事故と同じだ。
え?
すると、
み――――――んな死んじゃうことがありうるんじゃないかって?
いやいや^^;
大丈夫なヤツは大丈夫だけど^^;
ワタシは決まってこう言う^^;
例えば水俣病。
体の中の水銀の濃度が上がってゆく。
では、全員が水俣病を発症したのか?!
イタイイタイ病。
体の中のカドミウムの濃度が上がってゆく。
では、全員がイタイイタイ病を発症したのか?!
四日市ぜんそく
PMなどを毎日吸い込む。
では、全員がぜんそくを発症したのか?!
結局、
ダメなヤツはダメ。
大丈夫なヤツは大丈夫。
核汚染だってそうだ。
中には、
核物質が放つ放射線で、元気になるヤツだっている!!
(↑これを、HENTAI最強説 という)
そういうものなのだ。
毒物がばら撒かれたって、
毒物だらけの世界になったって、
ヘーキなヤツはヘーキなのだ!
それが、公害の本質だ。
ワタシは決まってこう言う^^;
決まってこう言うのだけれども、
実は、
自分の肉体は、
どうも ダメな側 (=体内の毒物濃度が上がってくると、それなりに 発症 する) であるようだし、
自分の思考も、
そんな野放図な考え方を受け入れられるものでもない。
とかく、
先進国では、 禁じ手 の考え方 だろ・・・・
と思っている。
Posted at 2012/09/11 01:52:28 | |
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反即だ! | 日記