この記事は、
「CX-5と車の未来」と「アドレナリンの暴走」
車も原発と似たようなところがあって、
交通事故で人が死ぬから、車は禁止
将来はそんな世の中になってしまうかもしれません。
について書いています。
↑
繰り返しになりますが、
この 「ちょこば予測」(大衆や政治、日本社会の方向性・未来を予測したもの?)に挙げられている、
これは、
リスクとデインジャーを混同! = バカ となるでしょう。
内田樹教授式に言えば。
えっと・・・^^;
ちょこばさんがバカ と言っているワケではなく、その演算に登場してくる人々、社会の方向性、が。
***************************************
これも繰り返し。
例えば人類が使いこなした存在としての馬車。
人間に利便性と速さと、人によっては快楽をも与えてくれる素敵な存在。
だが、
馬の暴走などによる重大事故、当然あった。
馬が、
馬車が、
殺してきた人の数は、原発事故によって殺された人の数とは比べものにならない。
原発事故は悪・・・これは多くの人が考える事であろう。
しかし馬が悪、馬車が悪・・・とされることは滅多にない。
時は流れ、
馬は原動機へと変化し、
馬車は車体へと変化して、
自動車と呼ばれるようになった。
だが、
馬の暴走などによる重大事故、といったようなリスクは 全く払拭されなかった。
払拭されなかったどころか、
大量生産が行なわれたことで、
馬や馬車に比べて、より多くの数が出回ったことで、
交通事故が激増。
犠牲者も激増した。
自動車は、
人間に利便性と速さと、人によっては快楽をも与えてくれる素敵な道具。
だが、
自動車が殺してきた人の数は、
原発事故によって殺された人の数とは比べものにならない のはもちろんのこと、
2発の原爆によって殺された人の数ともそう大きくは違わない。
原爆は悪・・・これは万人が考える事であろう。
原発事故は悪・・・これも多くの人が考える事であろう。
しかし自動車は悪・・・とされることは滅多にない。
なぜだろうか?
馬の暴走などによる重大事故、当然あった。
車の暴走などによる重大事故も、毎日起こる。
それでも、
馬は悪、馬車は悪、
自動車は悪、
といわれることはない。
しかしながら、
馬、馬車、自動車
いずれの犠牲者にも遠く及ばない程の犠牲者しか生み出していないのに、
原発事故は悪 とされている。
原発事故によるリスクは、
馬、馬車、自動車 いずれのリスクにも、到底及ばないのである。
そう。
リスク という言葉・概念では、そういうことになる。
だが、
原発事故は
リスク の代わりに【←「に加えて」、が正しいと思う】
デインジャー というものを持っていたのだ。
↑
ここから、
デインジャーの概念 を除いて、
リスク の考え方 だけで思考を処理しようとすると、
じゃあ車も禁止!!で
車の個人所有とかが狙われていて、
馬車は悪!!
馬は悪!!
という話になります。
クルマとは、
馬が、
厳密に言うと馬車が置き換わったモノなので、
リスクの性質としては、
クルマも、馬車も同じ。
この事故が発生して、報道されて、今なら伝わりやすいんじゃないですかね(苦笑)
↓
独 ノイシュバンシュタイン城で観光馬車暴走 、日本人4人含む8人重軽傷
2012年10月09日 08:33 発信地:ベルリン/ドイツ
【10月9日 AFP】ドイツ南部バイエルン(Bavaria)州の人気観光地、ノイシュバンシュタイン城(Neuschwanstein Castle)の近くで8日、観光馬車が暴走し、地元警察によると日本人4人と子供2人を含む8人が重軽傷を負った。
馬車に乗っていたのは日本人の男性2人と女性2人、ドイツ人女性(40)とその娘2人(9歳と11歳)。城へ向かう馬車の出発を待っていたところ、馬が突然、御者の手を離れて暴走した。
警察によると、馬は下り坂を暴走し、馬車は道路脇の壁に激突。ドイツ人親子が馬車から投げ出されて重傷を負った。当局によると、母親は頭部に大けがを負い、子供2人は脚を骨折した。
暴走した馬はその後、近づいてきた別の馬車と衝突し、今度は日本人4人が投げ出されて軽傷を負った。近づいてきた馬車を引いていた馬も暴走し、御者が投げ出されて負傷した。
負傷者は警察のヘリコプターで病院へ緊急搬送された。当局によれば、暴走した馬のうち2頭が重傷を負い、獣医が安楽死させたという。(c)AFP
***************************************
そして、以下では、
■ある程度の地位や知能の人が間違うと
実は修正とか、訂正が本当に難しくなります。
往々にして不可逆で、破滅的になりがちです。
環境がとかCO2とか、バカらしくて付合ってられないのですが
について書いています。
↑
んなこと言っても、
総理大臣の公用車は、
センチュリーから レクサス・LSハイブリッドに 変わっています!!
理由も、↓こんなふうに書いてある。
2008年6月、低燃費かつCO2排出量が従来のトヨタ「センチュリー」よりも少ないことから、新たな内閣総理大臣専用車として「LS600hL」が導入された。
そういう意味で・・・
CO2!!! が ニセエコ、詐欺^^;
ということなら・・・(まあ・・・自分もそのように思っているのですが・・・)
「事態」は、ちょこば視点よりも深刻・・・なように、自分の目には見えています。
Posted at 2012/10/10 00:45:29 | |
トラックバック(0) |
妄想峠 | 日記