
私は、大事なことは、何度でも言います ^^
前回のエントリーの末尾を、ちょっとだけ巻き戻して、
過日のちょこばさんのコメへの呼応から。
ちょこば(旧chocovanilla)
2012/11/01 09:04:12
あの船一応定員通りなんですよ。(乗船を打ち切ってました!!)
圧倒の100何人か乗り!!でもみんな階上に行ってしまう(苦笑)、新しい船にしたらあんな状態は許されないのかも?そのほかにも障子窓の屋形船禁止とか、色々法律は進んでいるみたいです。
↑
風評被害防止のために(笑)
言っておきます。
あの船は、定員を守っています
= 船長が、適切に職務権限を執行する
(安全のために、乗船を打ち切り) 状態が確保されている ようですし―――
= 万一の場合でも、船客傷害賠償責任保険 が 有効 で―――す ^^;
ご安心下さい ^^
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私は、大事なことは、何度でも言います ^^
事故の法理として
■刑事
■民事
■行政
の3分野がございます。
これらは、「全て、別々」ということにされいるようですが・・・
完全に別々~~となっても、これまた困るワケで、ね。
特に、
■民事 と
■行政 は。
■刑事 ←これは、事故発生後の問題だから、ココでは置いておくとして~~
■民事
あの船は、定員を守っています
=安全性の確保に、相当の注意をはらっております。
=万一の場合でも、船客傷害賠償責任保険 が 有効 で―――す ^^;
=万一の場合の賠償力:旅客に対する補償能力が担保されている
↓↑
■行政
あの船は、定員を守っています
=
船長が、適切に職務権限を執行する
(安全のために、乗船を打ち切り)
状態が確保されている 体制にある―から、事業免許が有効である
= 万一の場合でも、船客傷害賠償責任保険 が 有効 で―――す ^^;
=万一の場合の賠償力:旅客に対する補償能力が担保されている――から、事業免許が有効である
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さてさて、ここまで、すこーし頭に留めた上で、
アミューズ企画の山歩きツアー⇒遭難事故(再発) の話に入りましょう。
(一応、話題転換)
渦さま説:
ハハハハ(◎Д◎)ハハハハ ─人々を幸福にしない官僚の仕事がまた証明w 弔う死 ぁ間違えたトムラウシで8人死なせたツアー会社、のうのうと営業してたんだ? 許認可制じゃないの? どうなの国交省?経産省かな? また3人死なせたみたいですね! 腐れ厄人が─
これは、
【行政】の分野の『許認可』の属性のお話をしているワケで。
そんで、
渦さまが『期待』しておられるのは、
↓↑
この関係 だろうなぁ~~と。
突き詰めていえば、
渦流説 は、
ガイド屋 の立場 です。
(渦さまは山岳ガイドではない、でしょうけど^^;
「〇〇の立場」と二者択一する場合^^;)
一方で、
自称:ギャンブラーのちょこばさん。
ちょこば説 は、
山屋 の立場 なんです。
この記事は、
【満充電できない環境】体力と回復について【超回復は2週間後】
それとですね、トムラウシ山遭難事故は、山屋の立場からの見方と、ガイド屋の立場にたった見方では、ちょっと違ってくるんですよね。
ガイド屋の立場にたったら『山に入ったら自己責任』ではすまされない。金をとってガイドするなら船長と一緒で、全員の命を預かっているも同然。舵取りに全神経を使うわけです。
お湯を沸かすとか、場所取りをするとかは、本来の意味では、ガイドの仕事じゃありません。そういうのは各自でやってもらって、もっと別次元の仕事をすべきですね。天気に関するあらゆる情報を集める。場合によっては、偵察に行く。体調の悪い人を介護する。これがガイドの仕事ですよ。これは、ネパールでもスイスでも一緒ですよ。
しかし、山屋の立場にたつと、ちょっと違ってくる。
『山に入ったら自己責任』なんですよ。つまり御客様は、山屋の立場に自分を置き、ガイドは、ガイド屋の立場にたつ。これが一番理想的なパーティーなのかなと思います。
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■山屋の立場になれるかどうか?
お役人に伝わる事はなかったかと思います。
…つまりはそういう事なんです
このアミューズとか言う駄目会社に頼もうかな?
と言う時点で、残念ながら「山屋としての自覚」
が足りない。(≠登るべきではない)
ホント、申し訳ないけれど、
厳しい見方をせざるを得ない。
だから、アミューズが悪いんですが、
アミューズだけが悪い訳じゃない…
でも年輩の方を中心に、言っても聞かない人が多い。
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■冷たい言い方ですが、
亡くなった方のご冥福をお祈りする事を差し引いても
参加する方が、信じられないんです…
(アミューズは今回、八つ裂きでしょうから省略)
■ガイドは責任転嫁の道具じゃないんです。
登山ブームの暗い影ですね…
「誰かに・・死んだ人に責任を押し付ける」
「業界自体を突然抹殺しようとする。」について書いています。
ちょこばさんの記事、
読んでみると、
よ――――――く、 伝わってきます。
ちょこばさんは、
山屋 だ と。
つまり、 山屋:自己責任 なんです。
だって、 冒険 なんだから。
(これ↓、保険学やRM近辺の学問上も、キッチリ意味あるようですよ 笑)
船の歴史に例えて言えば、
コロンブス とか、
バスコ・ダ・ガマ とか、
マゼラン とかと、おんなじ性質のお話なんです。
現代では、 ヨット ですか?
要するに、
冒険 なんです。
そういう思想をもっているのが、
ちょこば説=山屋 目線。
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一方で、
渦流説 は、
明らかに、 ガイド屋 の立場 です。
【船長の責任】
ガイド屋の立場にたったら『山に入ったら自己責任』ではすまされない。
金をとってガイドするなら 船長 と一緒で、
全員の命を預かっているも同然。舵取りに全神経を使う わけです。
■ガイドは責任転嫁の道具じゃないんです(←ちょこばさんの言葉だけれども^^;)。
⇒船長は、責任転嫁の道具じゃないんです
【船主の責任】
⇒船主は、船舶の湛航能力確保の義務を負っています。
(旅客の生命が失われる事故は、「万一」でなくてはなりません。
数百回に一回は、
=数年に一度は、必ず、旅客を犠牲にする
とかいうのでは いけません!!)
=
船長が、適切に職務権限を執行する
(安全のために、乗船を打ち切り)
状態を確保しなければなりません
(その 体制を確保する― から、事業免許が有効である)
= 万一の場合でも、船客傷害賠償責任保険 で、
旅客に対する補償能力 を 担保しなくてはなりません。
(その体制を確保する― から、事業免許が有効である)
いわゆる、 近代海運 ・ 近現代の海損 の考え方 ですね。
要するに、 客船 なんです。
そういう思想をもっているのが、渦流説。
ガイド屋 の立場 ですか ^^;
強引な―――
整理です―――― ^^;
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とはいえ、
私(猛走峠)の目線からみて――――
そもそも、
山歩きツアー ってのは、
それ は 冒険 なのか?
=それ は ヨット なのか?
あるいは、
それ は クルーズ なのか?
=それ は 客船 なのか?
どっちなんだ?
という、
そもそもの、大きな問題を孕んでいる と見えるんです。
(はい^^;
これは―――、
例によって―――――
峠の走り屋目線だから――――見えること――― です^^;
はい。
峠(ワインディング) だから~~
山 と 平地 の中間のオハナシが~~よくわかる~~という・・・^^;)
(でも、
これは―――、保険業界(旅行保険?)でも、問題になるんじゃないかな――― と。)
で、
アミューズ企画の山歩きツアー⇒遭難事故(再発) は、
内実は、
冒険 !!
ヨット !!
の状態なんだけれども、
クルーズ ^^
客船 ^^
にみせかけている、
という問題があるでしょ? ということなんです。
そうすると、
賠償の―――補償の――――
ということを考える上でも、
海損の分野の話に、
場合によっては酷似するのであり――――
ゴネ屋が―――――!!!
というのも、
場合によっては、ちょっと、違う気もするんです^^;
場合によっては、
山は自己責任ッ!!
山の事故を賠償と―――請求しだすこと、 それ自体 がゴネ屋だ――――
(「請求権」それ自体が、「存在していない」から)
ということも出来る―――でしょうけど。
取り敢えず、今日はここまで。
Posted at 2012/11/07 02:27:01 | |
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