![[歩道][走行車線][追越車線]轢かれる><←(避難)←トンネル火災。 [歩道][走行車線][追越車線]轢かれる><←(避難)←トンネル火災。](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/028/508/663/28508663/p1m.jpg?ct=585519d4b138)
この記事は、
【断層危険地帯】実はとってもヤバい今回の崩落事故【相模トラフの危険上昇】について書いていません!!
■実際富士山が噴火するかどうかはさておいて…
備えだけは必要ですよね。
後もう一つ、相模トラフ巨大地震+富士山等に何かあれば
今度こそ攻めてくる(かもしれない)国家が
一つあると言う事です。
何かあるなしに関らず、
国と何よりも家族を守るシステム化が
今の日本にはできてますか?
について、書いています。
↑こちらのブログでは、
この視点を大事にしたいと思うのですが、ね。
そう・・・昨日からは、
「発生原因の考察」を書いた考察が、
溢れています。
でも、私は、
今日は、
あえて、別の視点で考えてゆきます。
まあ・・・
極端に話としては、
起きてしまったものは もう、しょうがない、と。
下敷きになってしまった方は もう しょうがない>< と。
で、これからも、起きるだろうけど、それも しょうがない>< と。
いざ、こういう事故に遭遇したら、
我々は、
どのように身を護るか。家族を守るか。
どのように、生き残っていくか?
なんというか・・・↑こういうふうな極端な割り切りをしてみましょう。
そうすると、
本件には、どうしても払拭しきれない・・・
凄―――く、いや―――な、ことがらが浮かび上がってくる、のですよ。
http://mainichi.jp/graph/2012/12/03/20121203k0000m040087000c/021.html
(毎日新聞)
中央道トンネル崩落:脱出の人たち 恐怖と怒りで声震わせ
2012年12月02日
◇「走っていた車がぺしゃんこに」
長野県塩尻市の会社員、鈴木智博さん(37)は、妻にし紀(き)さん(38)と長男(9)、長女(6)の4人で山梨県富士吉田市へ向かう途中だった。「30~40メートルくらい前でトンネル天井のコンクリート部分が全部ドスンと落ちた。下で車が1台完全に潰れていた」と語った。周りには大勢の人がいた。お年寄りの荷物を持つなどして、西側のトンネル入り口に向かって歩いて逃げた。
にし紀さんによると、路肩はぬかるみが多かった。看板に頭をぶつけたり転んだりしないよう、声をかけあった。途中、非常口から出ようとした。しかし、
先に非常口から出ようとした人たちが「出られない」と言っていたので、そのままトンネル入り口を目指した。にし紀さんは「とにかく火がいつ回ってくるかという不安でいっぱい、子供を逃がすことでいっぱいいっぱいだった」と振り返った。
息子の運転で東京に向かっていた甲府市の山本勉さん(66)も間一髪で難を逃れた。「トンネルの半分近くの高さまでがれきで埋まった。前を走っていた白色の乗用車がぺしゃんこになり、火が出た」と声を震わせた。
すぐに車を降りて逃げ、1時間ほど歩いてトンネルを出た。「一歩違えば巻き込まれていた。もう怖くてトンネルを通れない」と話した。
↑
要するに・・・
「非常口」が役に立たなかった っぽい
単純に、そのまんまトンネル出口へと、燻され出ただけ、と。
途中、非常口から出ようとした。しかし、先に非常口から出ようとした人たちが「出られない」と言っていたので、そのままトンネル入り口を目指した
↑凄く気になるでしょ。
少なくとも、自分は、ものすごーーーく、気になりました。
で・・・実際に、問題にもなってる。
トンネル内崩落 「非常口開かなかった」の声も中日本高速「考えにくい」
産経新聞 12月3日(月)12時50分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121203-00000523-san-soci
山梨県の笹子トンネル天井板崩落事故で、トンネル内に設置されている非常口が「開かなかった」との指摘があることに関連し、中日本高速道路は3日午前の記者会見で「非常口が開かない状態というのは考えにくい」との見解を示した。
中日本高速道路によると、非常口は下り線側とつながる形で、約500メートル間隔で設置されている。扉はスライド式で、同社は「体力がない人でも開けられる重さ」と説明。開いた後は1分ほどして自動的に閉まる仕組みになっており、センサーで開閉を感知できるようになっているという。
また、今回の事故後も、現場から東京側の出口にかけての4カ所で、1回ずつ開閉された形跡が残っているという。
↑
「非常口開かなかった」
「考えにくい」。
すると、
↓これは、デマなのか?
にし紀さんによると、…
途中、非常口から出ようとした。しかし、先に非常口から出ようとした人たちが「出られない」と言っていたので、そのままトンネル入り口を目指した
いや・・・
デマというワケでもない、んだ。
中央道トンネル崩落:懸命の救出作業続く 「白煙と火柱見えた」 /山梨
毎日新聞 2012年12月03日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20121203ddlk19040018000c.html
2日朝に大月市の中央自動車道・笹子トンネル内で天井が崩落し、車が巻き込まれた事故。東京方面とを結ぶ動脈として多くの人が利用する中央道で惨事が起きた。危うく難を逃れた人たちは声を震わせ、現場では懸命の救出作業が続いた。
昭和町の県警高速隊などには、事故に遭った人たちが事情聴取などのため集まり、現場の惨状を語った。
市川三郷町の主婦、赤池みささん(44)は家族4人で埼玉県へ向かう途中。トンネルに入ってすぐに「火災止まれ」の電光表示が見えた。「車を降りると、前の方に白い煙と赤い炎が見えた。火柱がたっているのが見えた」と話した。後続車には大型観光バスもおり、多くの人が歩いてトンネルの外に避難した。
友人と2人で車に乗っていた男性(24)は「前の方は白い煙が充満していて、その中に赤い火が見えた。反対車線に抜ける扉に向かったが、反対車線は車がびゅんびゅん走っていて、とても逃げられる状況じゃなかった」と語った。
長野県松本市の女性(39)は家族6人で松本からディズニーランドに行く途中。トンネル内で「火災発生。ただちに車を止めてキーをさしたまま避難して」との放送が流れたので、家族みんなで逃げた。「東京方面の方は白っぽい煙でいっぱいで何も見えず、口を手で押さえながら歩いた。出口の光は見えるけどひたすら遠くてなかなか着かない。でも歩くしかないという不安でいっぱいだった」と声を震わせた。
避難する人たちは数十人おり、中には幼い子供もいた。混乱した雰囲気はなく、みな冷静で、互いに車道から一段高い歩道に引き上げるなど声を掛け合って逃げたという。長野県岡谷市の主婦(65)は「現場を通るのがあと10秒早かったら、巻き込まれていた。非常口があったが、行った人は『行き止まりで使えない』と戻ってきた。まさかこんなことになるなんて思いもしなかった」と話した。
京都府綾部市の自営業男性(47)は「脱出した女性が『彼氏と友達がまだ車内にいる。助けて』と話していたと聞いた」と声を落とした。
↑
ほれ。
長野県岡谷市の主婦(65)は
「…。非常口があったが、行った人は『行き止まりで使えない』と戻ってきた。」
友人と2人で車に乗っていた男性(24)は
「前の方は白い煙が充満していて、その中に赤い火が見えた。反対車線に抜ける扉に向かったが、反対車線は車がびゅんびゅん走っていて、とても逃げられる状況じゃなかった」と語った。
↑
これ。
つまり、なんとなく推察される事実としては、
↓
↓
車に乗っていた男性(24)と友人の2人が、
反対車線に抜ける扉に向かった。
が、反対車線は車がびゅんびゅん走っていて、とても逃げられる状況じゃなかった
そして、引き返してきた。
↓
長野県岡谷市の主婦(65)は
「…。非常口があったが、行った人↑は『行き止まりで使えない』と戻ってきた。」
↓
にし紀さんによると、…
途中、非常口から出ようとした。しかし、先に非常口から出ようとした人たちが「出られない」と言っていたので、そのままトンネル入り口を目指した
すると・・・というか、あのニュースを見ていて、
たぶん・・・
ほぼ、確実なのが・・・
非常口が、役に立たなかった っぽい ということ。
幸い?
「そのこと」による犠牲者は、出ていないから、あんまり騒がれていないけれども、
軽視することができないことがらである、と私は思う。
だってね、
火事になってるトンネルからは、ただちに脱出。
別のトンネルが並走してるなら、そっちに移る!!
これ、鉄則だし、
生物の本能的に、絶対にそうするし。
でも、
今回の災難に遭った人々は、「戻ってる」んだわ。
火事になってるトンネルに!
そうすると、
どうしても重視すべきが↓これ!!!
友人と2人で車に乗っていた男性(24)は
「前の方は白い煙が充満していて、その中に赤い火が見えた。
反対車線に抜ける扉に向かったが、
反対車線は車がびゅんびゅん走っていて、とても逃げられる状況じゃなかった」と語った。
これ↑、スゴイことでね!
焼け死ぬ恐怖<車びゅんびゅんの恐怖
になってんだわ!!
にわかには、信じがたい・・・話ですが・・・ね^^;
この2本が、笹子トンネル。
で、この2本は、一応、非常口で、繋がれてる。
まあ、おおまかな断面としては・・・
甲府方面行トンネル 東京方面行トンネル
[走行車線][追越車線]↔(非常口)↔[追越車線][走行車線]
トンネル内。
↑
こっち側に だけ?
歩道の手すり?が見えるようで・・・
それって・・・
甲府方面行トンネル 東京方面行トンネル:事故発生。
[歩道][走行車線][追越車線]←(避難)←[追越車線][走行車線][歩道]
↑
轢かれる?
マジで???
いや、これさ。
煙にいぶされて、そのまんま出てきた人らさ、
誰も死ななかったから、
あんまし言われてないけれども、
2本のトンネル、繋いでる=非常口 なんでしょ?
下り線トンネル〇 非常口 〇上り線トンネル
下り線トンネル〇←避難←〇上り線トンネル:火災
これさ、「避難者」は、右手の方に出てくる(出てきた)んだよね?
↑こっち側に だけ、
歩道の手すり?が見えるんですけどね・・・
〇←避難←〇:火災発生
で、右手の側に出てくるんでしょ?こっち↓
↑こっちにしか、
歩道はないんでしょ?
「反対車線は
車がびゅんびゅん走っていて、とても逃げられる状況じゃなかった」
↑
ホントなんじゃん。
で、
〇→戻る→〇:燃えてるトンネル
ほんで、
そのまま、
煙ん中、
いぶり出されてきた、と。
要するに、
非常口が、役に立たなかった と。
これ、ものすごい重大な問題だと思うのですが。
避難者に、
二次災害の死傷者が出なかったのが幸運で、
崩落事故そのものと遜色ないくらいの、
ものすごい重大なことだと、
私は、思うのですが。
追記:
動画でみてみると、
よくわからない。
ホント。
どういう構造で、
どういう行動だったのか、
動画をみて、余計わからなくなってきてしまった^^;
というレアケース(汗)。
いずれにせよ、「非常口検証」は超大事。
追記、以上。
・・・
[歩道][走行車線][追越車線]←(非常口)←[追越車線][走行車線][歩道]
これって・・・平たい言葉では、「欠陥」という話になりますが・・・
でも・・・
正直・・・
私が、意識で思ってることは・・・単に「欠陥」とかいうことよりも・・・
もっと根深い と思うんです。
日本社会、
日本人の・・・なんつーか、
思想? に蔓延った・・・
すごーーーく、根深いものだ・・・という気がするんです。
一言でいうと、
「事故が起こらないことを前提にしたRM」という・・・ね。
要するに、
「事故が起こらないことを前提にしているから、役に立たなくなる可能性が高い」という・・・
そういう・・・
なんだか、そういうものを感じるんですよ。
まあ、ちょっと書きすぎた感があるので、今日は、このへんで筆をおきます。
考えすぎ、
大外れ、ならイイんですけどね。