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猛走峠のブログ一覧

2009年08月23日 イイね!

『オーバーレブ!』第3巻

『オーバーレブ!』第3巻←この画像は、3巻、P48より。
「真っ直ぐ行くと高尾」というカンジから、47号線、高尾街道系統を走っているように思うのだが、「右へ行くと、元八王子、左へ行くと相原」って、この位置関係・・・おかしい?
実のところ、『オーバーレブ!』に出てくる、この種の「ステージの手がかり」は、よくよく検討すると、何か、おかしいのだ。「ステージの流れ方」も、何か、おかしい。
たぶん、意図的に、違えてある。
とにかく、3巻の走りのメインステージは、
「峠」≒「横山峠」≒「大垂水峠」であるといえよう。


では、話を見ていくと、
二巻末尾から、三巻前半部で描かれた48時間未満。
このわずかな時間が、涼子氏に訪れた大きな転機となる。

2巻末尾から3巻冒頭。
家を飛び出して、「アブナイ先輩←サワコ氏」のもとに転がり込んだ涼子氏だが、
やはり、そこにはいられない状況になる。
(あのサワコ氏のお相手だが、「ロン毛系の男性」なのだが、「ツタヤ店長」っぽくないのが、気になる。一妻多夫系か?)

そのすぐ後、
未明。
横山峠?=大垂水峠?で、
「走る小姑←アイカ氏」に遭遇。
それにしても、この「遭遇」する停車帯・・・こんな形の停車帯・・・、
あの峠の上の方に、
あったか???

とまあ、アイカ氏、
「手打ちうどん ごん太」の駐車場にて、MR2を回す。
この、「ごん太」の駐車場は、後々、たくさん登場することになるが、
この場所は、東京側に、別の名の店で実在する。

それにしても、アイカ氏・・・既に「プロ」の「アタッカー」レベルではないか!!!
これほどの短時間で、始めて乗った車両の限界機動力を、一瞬にして見抜くなんて・・・。
「走り屋」なんてもんじゃ・・・ない。

で、「講義」が終わって、
やっぱり「あの停車帯」で別れる。(P38)
この停車帯近辺がなぁ・・・。
ひょっとして、ココ、別の峠か??、
まさか、
国道20号がルート変更されているのか???

そして、
同じ日の夕方にカーチェイス。(画像はその場面。)
「ああっ、あいつら峠に逃げ込む気だ・・・」
そして、
「昨夜のカンバン・・・」
つまり、再び、横山峠(大垂水峠)。

でも、相模原近辺からカーチェイスで大垂水って・・・、無理があるような・・・。

そして、涼子氏らの転機。
「立川荘」の住人となる。
ほー・・・立川氏の「副業?」は、私と同じなのかー・・・汗。
でも、立川氏のお家の方が、桁違いの資産家である。
「相模アドベンチャーランド」のオーナー。
(↑コレって、「相模湖レイク・・・」、正式名称、何だっけな? 忘れました。汗)
ここで、
「クラッチレスシフト」などのドラテク修行が始まった、
三巻後半の頃・・・。
涼子氏に関して、「ドロボーども」がデタラメな話をしたことを発端に、浮かび上がった・・・、
「音速の美少女」の噂!
なんでも、「勝ったら、ヤラせてくれるらしい」と。

そういうわけで、
涼子氏らが、駐車場で必死に修行に励んでいる頃、大垂水峠は加熱していた。

しかし、
この本では、当然っちゃ当然の流れとして、サワコ氏が、「ホンモノ」になってしまう。
で、
最終的には、
セリカ乗りの「斜乱球(シャランキュー)のアタマ」と戦うことになる。
サワコ氏の「感性ドリフト」で「シャランキュウ」のチームリーダーに勝利。


サワコは本物の「音速の美少女」を倒すまで、この調子でいくだろーから・・・
ところで本物ってホントにいんの?

わからねぇ・・・


とのことだが・・・、
一言。
既にサワコ氏が、本物になっている!!

でも、とにかく、3巻の走りのメインステージは、
「峠」≒「横山峠」≒「大垂水峠」であるらしい。

とまあ、詳しくは、
あと未読の方は、是非、
『オーバーレブ!』第3巻をお読みになって下さいませ。
(殆んど、本の宣伝ですな。このカテゴリーは・・・汗)
2009年08月22日 イイね!

『オーバーレブ!』第2巻

『オーバーレブ!』第2巻 「でもさ、シルビアは2リッターのターボで、シビックはテンロクのNAだろ・・・。
直線じゃ余裕で抜き返せんじゃないの?」
「わかってねーな・・・そりゃあ峠を攻めたことのないヤツの錯覚だ・・・峠で抜くのはムズカシーんだぞ!
つまり・・・箱根新道みたいなハイスピードの上りでもない限り、峠での最大の武器は、パワーより“軽さ”なんだよ」

↑2巻冒頭、「箱根新道」に言及するが、『オーバーレブ!』では最終巻まで、箱根新道が登場することはない。
(でも、このブログでは、箱根新道、出てきますんで、ご安心ください 笑。(逆に、書き方がヒドくて非難されるかな?)カテゴリー名では「イチコク物語」にて)




1巻末尾。
「くっくっくっ
クルマの本当の走らせ方も知らないで、
クルマ好きもないもんだ。
そのクルマじゃおおかたドリフトでもしに来たんだろうけど、
あんなのは単なるタコのパフォーマンスだろ!
クルマってのは前に走らせるものってコト、
覚えときな。(byアイカ氏)」
「ケンカ売ってんの、あんた!!!」
「別に・・・相手してるヒマないよ」
「ちょっと待ちな!!」
ゴン!!
CE28にケリを入れるサワコ氏。

始まった。
以前、とある人から、
「『オーバーレブ!』のキャラクターみたいな(ケンカっぱやい)女」という言い方を聞いたことがあったけれども、
なるほどーなー。この場面かー。と、納得。

こうして、
2巻。
「共同危険行為」のはじまりはじまり。
(「バトル」というより、やはり「ケンカ」であった。結局、最終的には、「あわや~」となる。)

それにしても、サワコ氏は、天才ですな。
半年でこれモンとは。
天才とキチガイは~・・・ってやつです。
(まだ、半年なのに、こんな相手と戦おうとは・・・何と危険な)
相手・・・アイカ氏も、これまた。
FFドリフトまで飛び出す・・・汗。
こんなFFドリフトのストリートファイターを見たことは、私には一度しかありません・・・。

この峠は、既に路面改修がなされている。
センターポールが設置されている上、
ハンプがあるため、
高バネレート車であろう両者、車体姿勢は乱れている様が描かれているが、ものともしていない。

ここで、48ページ!!
「ルート20」の標識が描き込まれている。
国道20号なのか???
どこなんだ???
という話になった。

で、
やはり、対向車(スープラ)と、あわやクラッシュしそうになる。
だから、やっぱり「ケンカ」だったのだ。
サワコ氏VSアイカ氏の「ケンカ」は、
これが、大垂水本線だとするならば、
神奈川側⇒東京側という具合だったのだろうか?
最後の直線、68ページの「くわはら」脇の描写。(←天候に関する掲示板?)
それにしてもまだ、ここがどこであるのか、後出の「横山峠」であるのかどうかも、この時点ではまだ、わからない。


涼子氏のMR2。
車検から戻ってくる。
あれっ?
車輪変わってる??
たしか、
1巻ではRSワタナベのホイールっぽかったような・・・、
1巻をめくる。
あー、やっぱりそうだ。
変わってるー。

で、そのあと、
「情熱のパープルロードと涼子が勝手に呼ぶ、横山峠」のナレーション。
しかしまだ、場所に関する決定的確信はもてなかった。
だって、ここまでの、描写が、(大垂水なのだとすると、正直)似てない・・・汗。
ワザと違えてる???

そんなことはさておき、
この巻で、
「褐色の弾丸」登場!笑。
弾丸氏の登場は、実に衝撃的。
はい。
いきなり、S13が・・・。
1巻に続き、2巻でも、S13シルビアが・・・!
(この漫画の製作には、保険屋さんが絡んでいるのか???)
そうそう、
弾丸氏には、前巻で溺死したサワコ氏のS13の亡骸(ボディ)が、必要なのです。
車体の部品取として。
でも、世の中、そうそううまくは出来ていないのです。

その点は一見すると涼子氏も同じ。
一日で会社を退職。
でも、
後々の涼子氏の運命・結末をみるとこれで良かったのだろう。
が、現実にはあり得ないでしょ。
だって、
「MR2の走り」「峠族活動」の観点から見たとしても、この行動は、金銭的に間違っている、としか言いようがない。

この会社の給与水準が、余程低いものであって、
車両維持なんて到底無理、
しかも労働時間長いしーーー、
コレ、仕事に行くため「だけ」の給与水準だった~、
とか、
本当にそういう理由でない限りは。

とまあ、詳しくは、
あと未読の方は、是非、
『オーバーレブ!』第2巻をお読みになって下さいませ。
(殆んど、本の宣伝ですな。このカテゴリーは・・・汗)
2009年08月21日 イイね!

『オーバーレブ!』第1巻

『オーバーレブ!』第1巻←1巻冒頭より。
それにしても、おっかない模様のTシャツですこと。
どこかの年代に流行っていたブランドでしょうか?

それはそうと、早速1巻から追っていこう。

この巻ではまだ、
峠が、
どこの峠であるのか、は確定的には描かれない。

この巻で明確に読み取れたのは、
志濃涼子氏は、昭和53年11月18日生まれ。

思ったより最近の人の設定だ。一巻冒頭近辺の服装や、会話などからは、
涼子氏や徹氏は昭和48年生まれくらいの人かな、と思われたが、
「プリクラ」とか言ってるんだから、昭和53年生まれでいいのだろう。
昭和53年(1978年)生まれとなると、
1巻は1997年という設定になる。単行本出版年に同じ。
「峠の走りの年代」と対比するに、少し、最近過ぎるかな?
(これよりさらに10年ほど前なんじゃないかな?)
という思いがするけど、
まあ、そういうことらしい。
フィクションだから、その辺は寛容になりましょう。

ちなみに、
涼子氏は六頭身ほどで描かれているが、身長は165cm以上と思われる。
サワコ氏よりも、
アイカ氏よりも、背が高い。
ひょっとすると、175cm以上ある可能性も否定できない。
漫画のヒロインにしては珍しい設定な気がする。
推定座高は、90cm以上。
そのため、アイポイントがサワコ氏より、随分高い。
「涼子氏が、アイポイントが高い人である」、というこの設定自体が、
ラリードライバーとなる31巻の結末を、
1巻の時点で織り込み済みなのかもしれない。

1巻の「(狭い意味での)主な走りの舞台(峠とか)」について、
ざっと言えば、
①.8月の終わり、箱根の「桑原峠」。
②.埠頭(ドリフト)(横浜。レインボーブリッジ近辺らしい)
③.どこかの峠(サワコ氏VSアイカ氏)
の3箇所。(他にも、相模原市街とかがあるが)

これを踏まえて、
一巻の概要を少しみてゆくと、

①8月の終わり、箱根の「桑原峠」にて。
涼子氏らは、
ツタヤ店長(←タカオ氏)のR32GT-R  VS サワコ氏のS13シルビア
の「バトル」に遭遇。
(この二人は、ざっと読んだだけだと、「涼子氏より少しだけ年上くらいかな?」と思ったが、タカオ氏は店長である上、サワコ氏が「元お立ち台クイーン」である、ということを考えると、涼子氏よりもかなり年上である可能性が高い。
少なく見積もっても、この時点で二十代中頃か?)

②その後、奇遇にも、「埠頭ドリフト」で、涼子氏、サワコ氏と再会。
ここに、サワコ氏と涼子氏、二人の天才が並び立つ。
その結果、S13は「溺死」。
ストーリーの世界で、S13が走ることは二度となかった。
水泳部ではなく陸上部の涼子氏であるが、
(たぶん)ツタヤ店長(←タカオ氏)の決死の努力により?サワコ氏と共に水没車両から生還。

このときのサワコ氏の
「・・・走り屋失格だけどねっ」のセリフは、このブログのタイトルを変更させることとなった。
(↑コメント 「ちッ。カブってんじゃねーよ」←どっちが!?オーバーレブ1997年~、このブログ2009~・・・汗)
余計な話たが、
聞くところによると、
この水没シルビアは、保険会社による「残存物代位」の対象であるらしく、保険発動の時点で、サワコ氏のものではなく、保険会社のものとなっているらしい。
とは言っても、この絵を見る限り、引き揚げ後に使えそうなのは、バンパー類とBBSっぽいホイールくらいな気がするが。

ちなみに、埠頭ドリフトの、
関連サイト 「限界を超えた状態の車をコントロールする喜び」
https://minkara.carview.co.jp/userid/650955/blog/16014402/




その後、
教習生の涼子氏、
教官らの補助ブレーキに加え、
トラックドライバー(←アイカ氏)による「お仕置きと称したイジメ」にまでも苦しめられるも、免許取得。
(↑「安全」を軽視することを憎むアイカ氏なのだが、あの「くくくっ、アワ食ってやんのっ。」は謎。この人、相当、矛盾してる・・・汗)


③涼子氏ら、「どこかの峠」へ行く。
そこでアイカ氏に「再会」してしまう。
アイカ氏、シビックにて再登場。
しかし、
このとき、読者(私)は、アイカ氏のシビックに、

ドキッ。

とした。
EG6シビックSir。
RSRと思われる社外マフラーを装着し、
ホイールはたぶん、RAYSのCE28。

ここで、サワコ氏とアイカ氏、トラブルとなり、
「バトル」開始。
(コレは「バトル」というより「ケンカ」といえなくもない。が、そのあたりの話は、置いておこう)

でも、
ここまでのことよりも、
この巻で猛――――烈に気になったのが、
「ハザードの2回点滅・・・
アニキ、アレってバトルサインなんじゃないの?」
と。

むむむ?
サインは地域によって違うけれども、
東京、神奈川、埼玉のエリアでは、
「ハザード」は、その名の通り、
異常事態発生とか、
対向車接近とか、
バトルの停止・終了とか、
ともかく「バトル終了系のサイン」なんじゃないか・・・と。

どうなんでしょうね?
とまあ、詳しくは、
あと未読の方は、是非、
『オーバーレブ!』第一巻をお読みになって下さいませ。
(殆んど、本の宣伝ですな。このカテゴリーは・・・汗)

それと、
最近は「埠頭ドリフト」とか、公道外でのドリフトにも取り締まりが厳しくなってきているらしいのと、
公道外での運転でも、一巻の埠頭ドリフトみたいなケースだと、「無免許運転」ということで取り締まられる恐れもあります。
↑何が言いたいのかといえば、サワコ氏が「保険金でS14(新車?)購入」というのは困難だろう、と。
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/58638282.html
2009年08月20日 イイね!

甲州街道系の人々が・・・いた。(漫画『オーバーレブ』に関して)

甲州街道系の人々が・・・いた。(漫画『オーバーレブ』に関して)←画像は、国道20号。大垂水本線。

以下の記事は、2010年3月20日に追加投稿されたものです。

ブログのどこかでこんなことを書いた。
「共感を得るための策は、あります。ええ。策はありますとも」と。
で、それが何かといえば、映像作品や描画作品でその場所が舞台になっているなら、その場面について、現実の場所と対比させながら書いてゆけば、
自ずと、「共感」出来る、と。

つまり、
漫画だの、アニメだの、実写映画だのを、「関係するステージ毎に取り上げていこう」、という話です。
当初は、「文芸論には手をつけまい」と思っていたのだが、
先輩方からの指摘を踏まえて、よくよく考えると、
多摩湖道、宮が瀬、ヤビツ峠・・・、
ネットを、特にこのページを見る人の中で、
どれだけの人が知っているのか、
どれだけの人が行ったことがあるのか、といえば、
極めて少数ではないか!
このページへのアクセスは、日本全国から、場合によっては海外からも可能であるのだけれど、
ブログで扱う現実のステージは、アクセスすることが困難な人が大多数であるという現実に思い至ったわけで。
そんな現実の中で「共感」など困難だ、と。

では、現実のステージを、だーーーれも知らないか?
といえば、そんなことはない。

例えば、
ヤビツ峠。
ここは『頭文字D』と『オーバーレブ』の両作品に出てきます。
でも、『頭文字D』の場合「神奈川県H市」(←秦野市)という具合に名前を伏せられて出てきます。(全国紙に連載する漫画の性格上、仕方ないとも言える)
また、『オーバーレブ』の場合、烏沢(からすざわ)峠と名を変えて出てきているのです。
だから、東京圏以外に在住の方で、『オーバーレブ』と『頭文字D』の両方をお読みになった方で、「あれ?同じところ?」と思った方は、多いと思います。

そして、
国道20号大垂水本線(大垂水峠)。
『オーバーレブ』の「横山峠」がこれです。

こんな具合に、
日本全国に、
場合によっては海外にも、
場所の存在と、
作家さんの取材に基づいた、「ワインディングの特性に基づいたリアルな妄想」によって、知れ渡っている場所が多いのです。

しかし、「知れ渡っている場所である」ということが「知れ渡っていない」という、妙な話。
ただ、それはいいとして、
卑近な話、
これらのステージに「共感」を得るために、
このブログが「共感」を得るために、
サブカルチャーの場面を、扱います。

また、
「私は甲州街道系の人ではない」
ブログのどこかでこんなことを書いているけれども、
「じゃあ、甲州街道系の人は?」
という話になろう。

甲州街道系の人は・・・いた。
実在の人じゃないけど・・・有名な人たちが・・・汗。
『オーバーレブ』の人たち。

「わたしたちはチームを組んでいるってわけじゃない」
なんて、作中で言っているけど・・・、

組んでます!!
それはチームです!!
いや、れっきとした、
「峠族」
です!!

もうちょっと言うと、
あんな、
24時間交通量の多い、
大垂水の国道20号本線を攻めようってのは、
正直、関心しないんですが・・・ね。
(これも作中で大垂水本線の描写は、強制終了されますので、ご心配なく)

とにもかくにも、
甲州街道系の人は・・・いた。

でも、
私が『オーバーレブ』を読んだのが、今年に入ってから。
知ってる場所・自分がブログで書いている場所で、
ビックリ仰天(何でこんな漫画を一度も見なかったんだ~って)。

と、いうわけなので、
漫画『オーバーレブ』を扱います。
今まで、このブログに出てこなかった方が、おかしいんです。
なので、
ブログの日付も、2009年8月や9月に挿入されることとなります。

漫画『オーバーレブ!』山口かつみ&TEAM39 小学館 ヤングサンデーコミックス
全31巻。1997年~2004年
2009年08月19日 イイね!

BURNING DESIRE -[魂]

BURNING DESIRE -[魂]私は走った。
コルトで走った。
ひたすらに、峠を走った。
立ち込める霧の中、トラストマフラーの排気音を轟かせ、ひたすらに走った。

私は走った。
RVRで走った。
林道に踏み入り、
洗い越しの飛沫を跳ね上げ、林道を走った。

私は走った。
ランエボで走った。
電子デバイスの恩恵を最大限に活用し、
サーキットを、高速セクションのワインディングを、ヒルクライムを、全力で駆け抜けた。

私は踊った。
後輪駆動のランエボで踊った。
超一流の走り屋になるためにドリフトした。
ドリフトさせるために、ランエボのフロント駆動を切った、究極のダンシングラインを求めて踊った。

とまあ、
コレは、現実と理想と妄想が入り混じったものである。
それでも、私の魂は、走り屋だ。
走りを愛する走り屋だ。
峠をこよなく愛する、峠の走り屋だ。
だが、今の私の現状はどうだ?
走り屋失格だ。
峠に対する今の私の姿勢はどうか?
さしずめ、峠中毒だ。

いずれにせよ、
「走り」の項目は、この記事でひとまとまりする。
これ以降は、ステージ毎にカテゴリーわけしながら語ってゆくことになる。
「走り」には、このブログの「最初の方」という意味と、
各ステージ全般をみる上での「総論」という意味、
私の「走り屋魂の根源部」という意味とを、併せたつもりである。

で、あるならば、
ここで、各ステージごとの記事を読んでいただく上での注意点を書いておきたい。
まず、出だしの部分は、とりあえず、一定の現実性を担保したいと思っている。
時として、現実と理想と妄想が入り混じることがあり得る。
しかし、そのときはそうと、きちんと注記したいと思っている。

一方、
「さて、」以下の信憑性は、著しく低い。
勿論、ステージコースのインフォメーションについては、一切の創作なく、リアリティーを追求していく。
しかしながら、
(読んでいけばわかるし、わかるように書いていくつもりだが)
「さて、」以下に登場する人物の言動は、相当現実離れしていることも多々あるし、
実際問題として、「共同危険行為」に該当していることも珍しくない。
つまり、「さて、」以下の記述では、文字通り「走り」、場合によっては「究極の走り」が主軸に置かれるのであって、それを規制するものは、脇へと追いやられることとなる。

また、「さて、」以下の「私」の発言は、
「走り」に対して誠実なのであり、
一般社会的、治安的な観点からすると、相当の逸脱が見られる。
「さて、」以下の「私」は、ブログを書いている本人の感性とは、少し差異が生じる。
具体的には、上記のように、「走り」に対してひたすらに誠実なのであり、それは、場合によっては自らの生存の継続よりも、「走り」を重視する傾向もみられる。
つまり、「さて、」以下においては、「走り」は「生命以上の価値」を帯びているのである。


さて、

俺は走った。
R34スカイラインで走った。
免許を取って、環八へ行った。
近い未来に、誰よりも滑らかに首都高を走れるように。
私の免許取得を待つかのように、環八は全通した。
環八の全通と共に、俺のドライバーとしての歩みも、始まった。

そして、多摩湖道を廻った。
霧の立ち込めるワインディングが、数多の走りの伝説を見え隠れさせていた。
俺の魂は覚醒した。
峠の走り屋魂が、覚醒した。

俺は響かせた。
トラストマフラーのサウンドを。
そして、
青梅街道を西に。
青梅街道の走り屋として奥多摩での活動を開始した。
青梅街道の走り屋として俺は進化した。

宮が瀬、ヤビツ、箱根・・・様々なワインディングを、様々な峠を走るうち、
R34スカイラインに鈍重さを感じた俺は、峠にベストマッチなクルマを求めた。
それはマーチだった。
レブいっぱいまでブン回した。

そして俺は再び環状八号線に戻った。
シビックで走った。
EGシビックSirで走った。
環状族仕様のシビックで、環状を。
そしてブイテックの咆哮を、トンネル中に響かせた。

そして関東一の走り屋となるべく、
名機、ランエボを乗りこなし、再び峠へ。
299号を北西へ。
埼玉奥武蔵エリア・秩父エリアを攻略し、
さらには長野方面へと遠征の足を伸ばしていった。
そしてその範囲は、群馬エリアへと広がっていった。

さらにこの時期に、RB26エンジンとも出会った。
最強のエンジンだった。
俺も呪文を唱えた。

俺は関東一の走り屋、つまり日本一の走り屋となった。

そして、
第二東名を制し、
既にストリートの「伝統」となっていた高速湾岸線へ。
高速湾岸線の帝王を打倒し、これに成り代わるべく、
NOSを、
名機GT-Rを使いこなしていった。

そして、
俺は、
俺たちは、
新たなる戦いの地平を求めて、
古い因習や既成観念をぶっ壊すため、
「族」を結成し、
世界の主要高速道を制した。
そして、新たに、走りの伝統を形成していったのだ。

俺は進化してきた。
これからも俺は進化してゆくだろう。
「数の世界」を愛する者のひとりとして、
いつの日にか、「最速」の象徴となり、
さらにいつの日にか「悟りを開いた私」が「数の世界の象徴」となり、
そして結果的には、「私」と「数の神」との混同が生ずるまで。

そして俺は、走りたい。
今を、近未来を、速く!上手く!美しく!走りたい。
Posted at 2010/03/24 08:59:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走り(技研・伝説・魂) | 日記

プロフィール

「omnes viae Romam ducunt」
何シテル?   09/26 04:50
今を、近未来を、速く!上手く!美しく!走りたい。どこの歴史上の、どこの伝説の誰よりも。 「数の世界」を愛する者のひとりとして、いつの日にか「私」が「最速」の象...
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