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猛走峠のブログ一覧

2010年04月30日 イイね!

ハブ&スポーク論

ハブ&スポーク論この記事は、走れ!!ROMES!!(?)IN セントレア空港について書いています。

いま、吉森賢という経営学者の本から、目が離せない。

たとえば、よくニュースに出てくる、「ハブ空港」。コレについても、「暗部」も滲み出ていたり。

アメリカの大手航空会社はハブ空港方式を採用している。すなわち周辺の地方都市から短距離便を飛ばし、ハブ空港に乗客を集め、そこからそれぞれの乗客の最終目的地に長距離便を飛ばす方式である。たしかにこの「ハブ・アンド・スポーク型」の方式は飛行機の座席利用率をできるだけ高め、満席を目指すためには有効である。乗客一人あたりの費用は安くなるからである。しかし乗客の立場からは、航空会社の都合により、直行便な短時間で行けるところを回り道させられていることになる。すなわち乗客の旅行時間は余計にかかる。
 さらにハブ空港では、地方都市からの乗継客のために、長距離便の飛行機を待機させる必要がある。このため、その地上待機時間は長くなる。
到着時間が遅れればさらに待機時間は長くなる。このためゲートの準備、機内食の用意、燃料補給など地上要員の無駄な時間も増える。これらすべては費用の増加を招く。
 サウスウエスト航空の戦略はこれとは全く異なる。その基本的目的は、飛行機の飛行時間を極大化し。逆に地上にある非稼動時間を極小化することにある。製造企業において機会の稼働率を極大化することと同じである。このため採用された戦略が、ハブ空港を経由しないで地方都市を結ぶ直行便の採用である。
吉森賢『企業戦略と企業文化』2008年 放送大学教育振興会 (P209)

なるほどー。
「ハブ空港」とは、
場合によっては航空会社にとって不利なものとなりかねないのかー。
それと、
「客に不便を強いる」「顧客のことを考えていない」というのは、
「顧客の絶対的尊重」という「日本の生産者行動」の原則とは、反対だな。
という話は、次回以降。

それと、
「クルマ」「マイカー」は、
「ドア・トゥー・ドア」が基本なので、「ハブ化」はあんまり無いのですが・・・、
「ハブ化してしまっている」、超有名なところは、あります。
それは、「さて、」以降。

それにしても吉森氏の書き方は、
「すべての制度には利点と限界がある」戦略と企業文化』(P80)ということに常に留意しているのか、

極端に言えば、
「サウスウェスト航空が、まったく上手く行かず、倒産しました~」
となったとしても、
語られた内容は、
実に、
「考えさせられる」、
「なお、説得力を持っている」
という感が強いのです。

対して、

この種の経営学者の先生方の中には、
「○○社の不正を嫌う社風」
「不正を嫌う社風であるが故に、××社は不正と無縁なのである」
「△△社のビジネスモデルは実に的確であるため、△△社の未来は約束されている」
とか、
こういう書き方をなさる方々が、確かに、多々、いらっしゃるのですが・・・汗。
これらの会社の不正が明らかになったり、倒産したりすると、
その文言が、笑えてくるのです・・・笑!

(これらの「違い」は、「限界」を考察してあるか、否か、によるらしいのと、
「トヨタでは現場作業員がこれを実施する。すなわち作業員個人が尊重されているという」ってな具合に、「という」が付いていて少しだけ「懐疑的な匂い」を残すか、否か、にあるようです。

ひょっとすると吉森先生の過去の著作の中にも、
後で、
「うわ~~泣。
全面的に褒め称えた企業が、
不正はバレるわ、
ビジネスモデルは行き詰るは、
倒産するは、
俺の書いた話は広報部の言ったことを鵜呑みにしてるだけだし、
恥ずかしーーーーぃ」
ってな内容となってしまった、
「お笑い本」があるのかもしれません!
ひょっとすると、そういう苦い経験をしておられるのかも。
どうなのでしょうね? 笑。
失礼しました)

さて、
(以下の記述に関する暴言等に関しては、一切の責を負いかねます)

本来は「ドア・トゥー・ドア」が基本の「マイカー」(バスは除く)。
クルマで、「ハブ化」はあんまり無いのですが・・・、
「ハブ化してしまっている」、超有名なところは、あります。
(クルマ界にはトラックもありますが、それは、今日のところは、詳しくは触れないとして)
クルマで、「ハブ化」と言ったら「渋滞!」です。

そして、そして、ゴールデンウィークにボチボチ入っている今日この頃。
この5月にて、自民党政権(麻生内閣)時代に設定されたETC搭載車のみ土日祝1000円で乗り放題!!は終了するというので、高速道路が低速道路と化するのですねー。

で、
そういった「旅客」の方々からすると、東京を走り抜けたい場合、
ちいさーな環状高速道に集まってしまうことになってしまう。
コレを「意図せずして生じたハブ化」と言わずして何と言おう。
東京圏の首都高を通るクルマは、
多くがC1都心環状線へと集まってしまい、
C1が巨大なロータリーとなり、慢性的な渋滞となってしまったー。

そして、
首都高のこの状態は、最近ようやく山手トンネルなどが開通し、改善の「気配」だけは見せるも、
「解決」にははるかに彼方のことである。
それもそのはず。
首都高以外の外環道など、大泉でぶっツリ!
外環道の工事は遅々として進まず、なかなか開通しない。
圏央道も同じ。
なかなか開通しない。
工事は、遅々として進まない。

その「理由」は単なる「予算不足」などという甘いものでは、ない!
「魂の話」
そのものなのであった。

究極、
(実際には、東京に骨を埋めることになったとか、その人間にとっての実態はさておき)
「俺にとって、東京なんて、仮の住まいなのさ」
という意識そのものが、そのような街づくりになったのだった。

日本の政界には、「道路族」と呼ばれる人々がいるものの、
こういう「環状」という形状の道路は、
「道路族」と呼ばれる政治屋さんたちに、「覚えめでたくない」。
つくったところで、「首都圏の住民のためにしかならない」と思っているから。

「どういう形状の道路が、覚えめでたいか?」
それは、
東京と、政治屋さんたちの「おくに」を一本線にツナグ形状の道だといわれている。
つまり、
こう思っていらっしゃるのだ。
「俺の村とトーキョーを、高速道路で一本線にツナグのが、俺の村を発展させるのさ」
と。

そして、結果、どうなったか???
その「期待」とは全く「逆の効果」を彼らの郷土にもたらした。
さらに、「彼らの郷土の人々」が「一直線に向かって着いた先」は、
「俺にとって、東京なんて、仮の住まいなのさ」
と、郷土の「有力者」たちが、
馬鹿にして、ろくな愛情をかけずに出来上がった、貧しい巨大都市。

まあ、結果、
地方は疲弊。
あまり報道されないけれども、東京こそ貧困の中心地なのであり、疲弊。

これを「意図せぬハブ化」と言わずして何と言おう。

で、「名環」は、「首都圏の環状」などを「模倣」して急速に構築されている、
と位置づけたが、
今のところ、
「名環」に、
「首都圏環状」に対する「魂の欠落」「蔑み」「愛着の欠如」「結果としての細切れ状態」もが模倣されているとは、見えない。
むしろ、名古屋圏の方が、着々と、滞りなく整備・開通している感がある。
(そう見えるのが、私の無知が故かもしれないが)
名古屋圏の「開通スパン」は「数年」であるようだが、
東京圏は、「数十年」場合によっては開通に「百年」を要する。(環八は、開通に80年かかった。)

それはそうと、
「中部国際空港」はどんな具合でしょう(唐突に)
Posted at 2010/04/30 02:11:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 環状Ⅳ(名環) | 日記
2010年04月29日 イイね!

「ジブリの森」(東京都三鷹市)≠「トトロの森」(埼玉県所沢市&東京都東村山市(秋津市も?))+トトロの森の深淵(国道463号沿線・所沢市松郷)

「ジブリの森」(東京都三鷹市)≠「トトロの森」(埼玉県所沢市&東京都東村山市(秋津市も?))+トトロの森の深淵(国道463号沿線・所沢市松郷)この記事は、美智子妃殿下!?について書いています。

←画像は、「まいまいず井戸」。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E6%88%B8
より。

まず、
言っておかねばならないことは、
私は、4/26ブログ
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/17829428/
において、
『となりのトトロ』の、
「一面が水田」の描写は、
この地域の自然環境とか、
感性とかを捉える上で、
たぶん・・・、
間違っている。

と語りました。
しかし、絶対に言っておかねばならないのは、翌日の、皇后陛下の「ジブリの森」ご訪問の情報をどこかで得ていた、ということは一切無い、ということを申し述べておきます。
TVでは、「お忍びで~」と報道されていましたので。

それに関して、テレビ報道のタイトルが、
「皇后陛下 トトロの森をご訪問」
となっていたようですので、
東京圏以外に住む方々に注釈をしておきたく、思います。

東京都三鷹市にあるのは、「ジブリの森」で、スタジオ・ジブリの美術館です。
一方、「トトロの森」と呼ばれるのは、
埼玉県所沢市や東京都東村山市にある雑木林です。
従って、両者は別物です。
また、『隣のトトロ』で、
「お母さん」が入院していたのは、「七国山病院」であったかと思います。
東京都東村山市諏訪町には、「八国山緑地」があり、コレをもじったものだと、私は推察しています。
「七国山病院」については、私としては、所沢街道沿いの「全生園」がモデルなのだと、踏んでいます。
あと、主人公一家を、
「松郷あたりの人だね?」
という主旨のセリフがあり、
これについては、
国道463号線所沢浦和バイパスの「松郷」近辺、
所沢市松郷ではないかと推察しています。

故に、
ジブリの森≠トトロの森、
ジブリの森≠トトロの舞台
ということなのです。
皆々様、どうか誤解なきよう、願います。
そして、本日は、「昭和の日」ですが、元来は「みどりの日」でしたので、まさに「みどり」について、語ります。



さて、


前回のこのカテゴリーで、

はっきりいえば「山」でもなければ、
「街」でもなく、
のどかな「村」とも違い、
「荒野の中の集落」か。
だから、
ひょっとすると、
このブログで、
「村」と語るとき、
それは、
「西部劇」の感性に最も近いのかもしれない。
荒野。
そう、
『となりのトトロ』の、
「一面が水田」の描写は、
この地域の自然環境とか、
感性とかを捉える上で、
たぶん・・・、
間違っている。

と、「スタジオジブリにケンカ売ってんのか~コイツはー?」
みたいなコトを書きましたが、
それに関して、

この埼玉と東京の境近辺で、「一面の水田」というのが「???」というのは、本音です。

水田は、あったには、あったとは思います。
が、
しかし、
それは、野火止用水の沿線や、川のすぐ近くの、ごくごく限られた場所のみだと思います。

このあたりの地形は、小さな渓谷の底に川が流れ、坂を上ると台地です。
この台地は、水に乏しく、また、ボーリング工法(上総掘り)普及以前は、「まいまいず井戸」でした。
それを書いたのが、前回のこのカテゴリーの話です。
『となりのトトロ』は昭和年代なので、水道があったにせよないにせよ、ボーリング工法普及以後ですし、住宅の様子と、
主人公一家の社会的なカンジからいって、Dug wellはないと思いますが。
あの家にはモーター汲み上げの井戸が完備されていたとは思いますが。(どうでしたっけ?)
(とはいえ、未だに、こうした地域の水道料金はポンプアップが必要なため23区の倍額以上となっており、本下水道の普及率も未だに低いようです。)

小さな渓谷の底に川が流れ、坂を上ると乾燥した台地、という地形は、
さしずめ、グランドキャニオンがちいさーーーーくなったようなカンジだったといわれています。
そのため、台地上は基本的に乾燥していて、「砂漠」に近かったのです。
しかし、降水量はそこそこあるので、そこに「畑」がつくられていたりしています。
そんな具合なので、乾燥した畑と、農家。
農家の周りは「防風林(防砂林)」を設けてガードしていました。
そして、「道」に関してはダートで、ぐねってます。
ダートの埃っぽい道を、土っぽこりをもうもうと立てながら、クルマは走っていたのです。
それが、「自然な姿」の場所なのです。

しかし、あたり一面がそれでは、生産性も低下してしまいます。
そのため、畑以外の場所には、どんぐりなどの木の実をばら撒き、木の葉を焼くなどの野火を行うなどして、防風林を徐々に拡大してゆき、砂漠を削っていったのです。
その結果、「雑木林」と呼ばれる人工林が至るところに形成されたのです。

そのため、『となりのトトロ』には、
「自然な姿」の場面、
道をクルマが通る、土っぽこりが舞い上がり、顔をおさえるといった場面が、
全く印象に残っていないのです。(たぶん、無かった)

「トトロの森」の「正体」は「人工林」であり、「原生林」ではないのです。
ヒトが砂漠を削って造り出したモノです。それは、地形的に言っても、確かです。
トトロのいる森は、庭から平坦に地続きになっていましたものね。
(地形的に、巨大な穴ぼこのように、凹んだ泉のまわりとかには、原生林のようなものがあったと伝えられています)
そのため、残念ながら、あの種の「原生林にいそうな妖精???」の類が出てくるとは、
考えずらい・・・、と。
(↑こう書いているからわかるように、ちなみに、私は、ああいう精霊???を信じている!!! 笑)

で、
もちろん、
東京都三鷹市の井の頭近辺とは、自然環境の様相も随分異なります。
それと、ニュース映像を観るに、皇后陛下のセンチュリーは、東八道路方面からお越しになられたように見えました。このブログの「野川ゼロヨン」の道路です。
Posted at 2010/04/29 06:54:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 463 | 日記
2010年04月28日 イイね!

「神がかり表現」&「グローバル企業」+「東京環状族」にとっての「邪魔者」

「神がかり表現」&「グローバル企業」+「東京環状族」にとっての「邪魔者」この記事は、徳之島なんてね~について書いています。

←「吉森賢教授」の本。
『グローバル経営戦略』
今日のブログはこの本に拠るところが大きい。
それと、『SAPIO』2010.4.14/21。


https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/17810789/
より。

しかし、
「走り屋の魂」を持つ者として、
今、
やはり改めて、
スタンウェイのピアノの話を、出したい。

「スタインウェイのピアノは、世界で最も有名なピアノの代表格であり、俗に「神々の楽器」 (The Instrument of the Immortals) として知られているが、これは多くの伝説的なピアニストや作曲家達の信奉の結果でもある」

そして、
平易な言葉で、
言おう。
日本車には、「神々のクルマ」の称号を得て欲しい、
と。

前回、
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/17810789/
「名環」のカテゴリーで、このように、「叫んだ」。
これと関連する「面白い記事」がある。

「日本の、スーパーカー カッコ良さに基準はない、夢のモデルチェンジにかけるそれぞれの想いがここにある」
「どうしてこんなにモテるのか!? 川崎・大森・六本木で緊急現地取材!ポルシェの神通力チェック」
 20歳の男子大学生に、彼が生まれた頃の若者向け雑誌を見てもらったところ、「ギャグですか、これ?」。時代は変わったのだ。
清水典之「若者はもはや「クルマ離れ」ではなく「クルマ嫌い」になった」
小学館『SAPIO』2010.4.14/21 P97より。

 なるほど、20歳の男子大学生の大部分は確かにこういう見方といえるかもしれませんね。それと、このブログの書き手は、そんな方々とあまり歳は離れてはいないけれども、彼が生まれた頃の「論調」「書き方」「語り方」に、大きく影響されているところがあると思います。笑。(その話は、また次回以降。)
 そんなこんなで、
 『SAPIO』2010.4.14/21が、このブログを書く私にとって、「物凄く面白い!!」。
この記事の他にも、これからの自動車のコア部分に関する事項が、明暗部共に書かれており、実に、面白いです。

 で、話を少しだけ変えて、
「名環」と、その「象徴」???の、
「トヨタ」に関連するコト。
以下は、吉森賢『グローバル経営戦略』より。


「グローバル企業(Gloval Corporation)」なる言葉・概念は、いわゆる「俗説」であるらしい(日本においてもアメリカにおいても、これを使う人により意味が異なるから)。

 類似する言葉で、「トランスナショナル企業(Transnational Corporation)」については国連機関のUNCTAD(アンクタッド・世界貿易機構)による定義づけがあるらしい。

「トランスナショナル企業は、本社とその子会社により構成される。本社はその所在国以外の国の企業資産を資本拠出により支配する。この資産の支配には少なくとも10%の資本拠出が必要と考えられる」

 しかしUNCTADの、この定義ではあまりに単純であり、現実のグローバル企業の複雑な活動内容を説明することはできない。現実の企業の世界ではグローバル企業とはどのような企業であろうか。

これは、
吉森賢『グローバル経営戦略』2006年 放送大学教育振興会
P9からの引用。

吉森先生は、
思想とかそういう話は一切度外視するとして、
経営学の学者として、相当面白い観察眼を持っていると、思います。
今後も、このブログの「名環」のカテゴリーに、頻出するかと思います。
で、思想云々は一切度外視して、吉森先生の「グローバル企業」の定義づけをみていきましょう。

一言でいえば、
「適切な経営資源を世界に求め、これらにより世界の主要市場において、統一的な経営方針により製品、サービスを提供する企業」

また、吉森先生による「詳細な定義づけ」に拠れば、
「日本企業に限らず、一般に企業がグローバル企業として国内外から見なされるためには少なくとも以下の特質を備える必要性があろう」ということになり、
それは・・・


①本社の取締役会および経営者に外国人が多い。
②本社の企業統治が国際的水準にありも経営の透明度が高い。
③売上高に占める外国売上が国内売上よりも大きい。
④主要国に販売会社、生産拠点、研究開発組織、統括会社などの現地法人を有し、これらの役割、組織、目標および業務執行手続きが成文化されている。
⑤輸出、ライセンス契約、合弁会社、現地生産会社、外国企業買収など、ほとんどの市場参入戦略を経験している。
⑥ブランドまたは社名の世界的認知度が高く、その価値が高い。
⑦ニューヨーク証券取引所に上場されており、外国人株主の持ち株が40%以上である。
⑧国際活動における重要な法務リスクを経験している。
⑨世界本社と主要地域の統括会社が生産、販売、研究開発のネットワークを形成し、これらの組織間に補完的、相乗的関係が存在する。
⑩グローバル戦略、国際財務、国際法務、国際リスク管理などにおける有能なスタッフが存在している。
⑪英語が公用語である。最高経営責任者が英語で任務を遂行できる。

と。
吉森先生による①~⑪の「定義づけ」も、
今後、このブログでも、けっこう出てくると思います。
特に、「名環」のカテゴリーで。



さて、
(以下はフィクションです。以下において頻出する暴言・問題発言・扇動的内容については、如何なる責任も負いかねます)


「俺は逮捕された」

コレは「俺」が逮捕されるよりも随分前の話だ。

1949年。
数年前に大日本帝國が敗戦し、帝國が徹底的に解体され、その「本丸部」であった日本という領域についても、「国連による占領下」であった、
1949年のこと。

ソニーは1950年、日本初のG型テープレコーダーの開発に成功した。しかしそれ以前に同社は高周波バイアス法なる録音方式に関する特許を所有していた。これはその後世界中で使用されるほど革新的な技術であった。このため日本に輸入されるテープレコーダーにはこの特許に抵触することになるので特許料を支払う義務が生じた。
 しかし、アメリカの貿易商社バルコム貿易は日本に輸入するテープレコーダーについて特許料を支払おうとしなかった。
 つまり、バルコム貿易はソニーに対して特許権侵害をしていたということだ。
 ソニーの再三の警告にも関らずバルコム貿易は聞き入れず、逆に米軍司令部へ井深をはじめ経営者を呼びつけるなどして威嚇した。
(吉森賢『グローバル経営戦略』2006年 放送大学教育振興会P11より。
このくだりの続きは、
「しかし井深らは日本の特許の権威のためにも訴訟を決意し、当時300万円以上の供託金を積んで東京地裁に提訴した。結果は和解となったが、ソニーの言い分はほとんど認められた」)

1949年から50年以上経っていたのだが、
東京の、
首都圏の制空権が米軍によって奪われたまま、
という現状に変わりはなかった。

「族」として「俺たち」は、
何か強いものに、
逆らって、反抗して、
ブッ倒して、
「見せる」必要性があった。

仮に、
ブッ倒すことに成功しなくとも、
特攻服着て、それに特攻して行って、
「玉砕」してみせることだけでも、
「族」の名声を上げることになるのは、
当時、
ただのバカなガキだった、
「俺たち」にも、
ありありと分かりまくっていた。

で、
「それ」
が、
何なのか、
って話になったわけだけれども、
「それ」ってのは、
「ヤベーぇってぐらいに強くって」、
「超―――ムカつく存在」
って話になったわけだけども、

「親」とか、
「センセイ」とか、
「市長」とか、
「ソーリ」とか、
「やっつけたところで、ぜんっぜんっ、自慢になんねー!」

って話になった。

で、
一生懸命、
考えたら、
・・・・
あった!

それは、
東京環状16号(通称・国道16号)の昭島に、ドカーンと居座ってやがったのだ。
「族」を結成したとき、
「最っっっっ強ぉぉぉ、ってか、最っっっっ凶????
の環状族つくろーぜぇ?」
ってことだったわけだから、
東京環状16号のトコに、
すっげー邪魔者が、
どーーーーーーーーんと陣取りやがって、
キーーーーーーーーーーーーーーンとかほざいてっから、
あいつらを、
ぶっ潰そうぜ!」
って話になったのだ。

で、
そうして、
「俺は逮捕された」
Posted at 2010/04/28 03:43:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 環状Ⅳ(名環) | 日記
2010年04月27日 イイね!

ローブレーカー???+螺旋形状(相模地区)

ローブレーカー???+螺旋形状(相模地区)この記事は、原チャリをノーヘルでクビって・・・。について書いています。

←相模地区によくある形状。少しだけの直線(急坂)と、斜面にカクンと折れ曲がるポイント。


「注目タグ」に、
「離婚」とか「沢尻エリカ」とか出ているのですがね。

それにしてもそれにしても、
あの方は、
「スペインに事務所をつくりましたので、今後はそちらを通して下さい」
→スペインの事務所「トラブル等についての一切は、スペイン法に準拠するものとします」

↑うーーーむ。
この「事務所」って、「擬似外国会社」・・・???

とか、

奄美大島に日食を見に行ったところ、中国製?フル電動自転車(公道走行禁止の品物)に乗っていたとして、現地の警察に事情聴取されていた。
↑テレビで流れていたし、みんカラにも出ていた「噂」。真偽の程は不明である。

とか、
この「噂」も事実だとすると、
「法とか常識とかに対する挑戦」
みたいな本能がおありなのだろうか???

今、
「エリカ様」の報道を思い起こしてみると、
それこそ、
「明治神宮での結婚式」というのも、
「偶然」なんかではない!
恐らく、
エリカ氏の「本能(←「ローブレイクスピリット(後述)」」が作用しているのです!???
という印象を持ってしまう。

このブログで表出した話としては・・・、
「日本でいえば、明治期の法制度の常識・家族観とか社会観とか」が、少しばかり時間を掛けて、
でも、もう今となっては、とーーーっくの昔に、「激変済み」らしく、
とーーーっくの昔から相当リベラルな個人主義が我々の根底になっているらしいということを言いたいようであること、」
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/17322332/

という、
「明治期の法制度の常識・家族観とか社会観とか」って話です。
(コレについては、お母様がフランス系ということも含めて、すごーーーーーく気になるところです。)

そうだとすると、
「エリカ様」は、
「ロー ブレイク スピリット」??? の持ち主???
↑大阪環状族のチーム名(「法を破る」の意)からアレンジさせて頂きました。

「ロー ブレイク スピリット」の持ち主だからか、
あえて、
「結婚」という制度・常識の「究極的象徴・聖地」、
「明治神宮」で結婚式に臨み、結婚してみた。
でもやっぱり、
「ローブレイクスピリット」の持ち主だからか、
結婚という「常識」的な生活は継続できない、
ということなのでしょうか???

『オーバーレブ!』用語で表現するなら、
「感性ドリフト(3巻195ページ)」の一種みたいなもんですかね。

ともあれ、「エリカ様」の名はダテじゃない。
「人生そのものの暴れっぷり」には、
「考えさせられるもの」
があります。


さて、

いつも通る道でも、
そこからひとつ角を曲がると、
そこには意外なワインディングが、なりを潜めている。

相模原地区は、そんな場所である。

それにしても、
カーブの形態は、
「怖い」。

何故なら、
カーブが、
単なるカーブではないから。

かなりキツイ勾配がついており、
それこそ「ダウンヒル」の視点では、螺旋を巻きながら、横下へと道が消えている(ように見えてしまう)。

また、
道の特性は一言で言うなら、「ピーキー!」
今日の画像のような形状は、相模地区には、よくあります。
Posted at 2010/04/27 04:42:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | 相模 | 日記
2010年04月26日 イイね!

ザ・「ダウンヒル」+「単なる機械論に伝統もヘッタクレもあるはずがねぇ!」

ザ・「ダウンヒル」+「単なる機械論に伝統もヘッタクレもあるはずがねぇ!」昨日、
「世界の果てまで行ってQ」で、
「お祭り大好き人間」こと宮川氏が、木の車でのダウンヒルレース(於タイ)に再参戦する模様が放送されていた。
まさに、
「ダウンヒルレース」・・・汗。
「伝統的な木製のクルマの大会」とのこと。
だが、
あくまで、
「伝統的な木製のクルマ」を用いた大会であって、
「伝統的な大会」ではないらしい。
大会は今回で五度目?
↑つまり、祭り自体は新しい。

で、
前回の大会は三年前。
宮川氏は「三年前(前回大会)のチャンピオン」であるらしく、
それ以前のチャンピオンは宮川氏に圧倒的な速さを思い知らせてやろうと、息巻いていたらしいが、
「財政難」
から、
中止となっていたらしい。
(でも観る限り、公道を使用しているらしいので、「コレに予算もヘッタクレもねーんじゃねー?単に評判悪かっただけでは? という疑問の余地も・・・汗)

それにしても、宮川氏には、「ダウンヒラー」としての「素質」があるらしい 笑。


うーーーーむ。
「ダウンヒル」・・・「下り最速」
と言って、
対するは、
「ヒルクライム」・・・「上り最速」。
で、
有名な大会が、
「パイクス・ヒルクライムレース(於アメリカ)(自動車を使用)」。
でもでも、
コレを考え出すと、
あまり言いたくない事にまで、
話が及んでしまいます。

「下り最速伝説の虚偽性」・・・汗。

「ってゆーか、ダウンヒルなんて、言葉自体、漫画の世界だろーーーー。
ヒルクライムって言葉はあったよ、アメリカに有名なタイムトライアルがあるだろ?
パイクス・ヒルクライムって。
それが語源だろ。
でもねぇ、
ダウンヒルってのは、
一度も言ったことも、聞いたこともないぜ。
漫画家さんが考えたんだろ?」

という「ご指摘」を受けたことも・・・汗。


さて、

ところ変わればイメージも違う。
感性も違う。

「法的権利関係」とは全く別の「実際論」として、
江戸市街において、「女将さん」は絶対的な存在だった。
「女将さん」という存在を出すまでもなく、「実録鬼嫁日記」の類は、江戸ではよくあるものだったとのこと。
従って、
「井戸端会議」の決定は絶対であった 笑。
「井戸端会議」で言うところの「井戸」、江戸下町の井戸は、
実は井戸ではなく、「水道」の一種だった。
江戸時代の江戸の下町地域の井戸は、地下水取水のための設備ではなく、玉川上水(多摩川羽村から江戸中心部へと造られた人工水路)を起源とする、市中に埋設された上水道の埋設管路(ライフライン)からの取水設備であった。
これは大部分の下町地域は太田道灌により海を埋め立てて造成された地域であり、井戸を掘っても海水ばかりがでて使い物にならなかったため、埋設管路により下町に水を供給し、これを井戸(形状としては丸井戸の形)に接続させ、給水を行っていたものである。
そのため水が桶に溜まるまで多少の時間がかかり、それを待つ間に近所の者で世間話をする「井戸端会議」という言葉が生まれた、
とされる。
と、これは、江戸下町、市街地の話。

一方で、
江戸時代前期、
江戸近辺の農村では、こんなことも言われていたとされる。
「所沢には、絶対に嫁にやるな」

何故???

それは「まいまいず井戸」になっていたからだ、といわれている。

所沢近辺の台地は、極めて水に乏しかったとされる。
乾燥していた。
井戸水だけが頼りなのだが、
江戸時代前期の井戸の工法は、
概ね直径1~3mの孔を、人力により垂直に地下水面に達するまで掘削、孔壁が崩壊しないように、掘削しながら、孔壁に石積みブロックで、周りを補強しながら掘削していく、
というものであった。
この工法だと、おおよそ10~20m位の深さまでだったとされ、地下水位が浅い地域、特に自由地下水が豊富な地域に限られていた。

では、もし地下50メートルくらいに水脈があったらどうなのか?
そこで苦肉の策として存在していたのが、
「まいまいず井戸(武蔵野台地での呼称。地域により呼称が異なる)」だった。
まず、地表にすり鉢状の窪地を露天堀する。
すり鉢状の斜面には降りて行くための螺旋型の歩道が作られた。
その後、その大穴の底において、井戸が掘られるのである。
この形式の井戸は、
完成後、
ユーザーにも大きな苦難を強いることになる。
水を汲みに露天掘りの大穴の底にある井戸まで、下ってゆかねばならず、
水を汲んだ桶を持って、10メートル以上はあろう地表部まで、螺旋型の歩道を上りあがってゆかねばならない。

こうした苦難から開放されるのは、
江戸時代も後期になって、
「ボーリング工法(日本名:上総掘り・カズサボリ)」が普及した後のことである。

で、
東京域といっても、
私と、
このブログの感性は、
江戸市街や下町のものとは随分と違っている。
「東京域の田舎」の感性である。

だから、
「古いやり方」、
特に、
「機械的技術的古さ」に対する見方は、
原則として「害悪」と感じることが多い。

そう、
「人力掘削」&「丸井戸(Dug well)」&「まいまいず井戸」を、続けることは、害悪以外の何者でもないのである。
「上総掘り」が普及していて、
井戸の雛形が、
「上総掘り」&「掘り抜き井戸」&「ポンプ式」となっている状態で、
「人力掘削」&「丸井戸」&「まいまいず井戸」を、
続けることは、
伝統の踏襲なんかでは、
絶対に、
ない。
単に、機械論的な話であって、こういうことは、害悪以外の何者でもないのである。

そんな「害悪」を続けていようものなら、
荒野の環境の中で、
出生率は低下し、
結果として、
その集落は滅びるに違いないだろう。
そう考える。
あくまで、江戸時代の観念に例えて語るならば。
(「上総掘り」が普及していて、
井戸の雛形が、
「上総掘り」&「掘り抜き井戸」&「ポンプ式」となっている状態で、
「人力掘削」&「丸井戸」&「まいまいず井戸」を続けること、
の状態は、
それこそ日本の行政が、まさに今、大々的に行っているのではなかろうか?)

考え方の根底としては、
はっきりいえば「山」でもなければ、
「街」でもなく、
のどかな「村」とも違い、
「荒野の中の集落」か。
だから、
ひょっとすると、
このブログで、
「村」と語るとき、
それは、
「西部劇」の感性に最も近いのかもしれない。
荒野。
そう、
『となりのトトロ』の、
「一面が水田」の描写は、
この地域の自然環境とか、
感性とかを捉える上で、
たぶん・・・、
間違っている。
って話は、また次回以降。

関連サイト「井戸」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E6%88%B8
Posted at 2010/04/26 05:41:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 463 | 日記

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