
←株主通信。おととい6/24、届きました。株主総会の翌日に、早くも。昨日の総会は12時30分に終了したので、その直後に予め用意してあったものが、一斉発送されたのでしょう。
にしても・・・、ページをめくったところ、「ごあいさつ」に益子社長の顔写真が・・・。
何故???・・・なぜ・・・「この表情」が・・・??? いつもの、微妙なスマイルが、全て消えている。
「この表情」は・・・、
株主が、ある種の身の上話を始めると、ムスっとして・・・、「質問をしてくれますか!」、
という時の・・・汗。
何故???・・・何故、「株主通信」にこの表情の写真を用いる・・・?
(ホントは写真を出して語りたいけど、うーーーん。
「肖像権」の問題もあるかもしれないし、
あの・・・、この表情とあの応対は・・・、
なんと言うか・・・、
あまりにアレなんで・・・、
私は、益子社長に個人的恨みがあるわけでもないんで、
写真出してコレ書くと、伝わりすぎちゃうというか・・・、
正直、私としては、それはあんまり言いたくないんで、だから、出したくないっていうか・・・。)
でもやっぱり・・・、何故???・・・何故、「株主通信」にこの表情の写真を用いる・・・?
何故??? (「ヘラヘラしやがってー!」とかいう苦情が大量に来たのだろうか?でも、私は、益子社長はヘラヘラしてる方が、好印象だと思う。・・・それとも、何か、「暗示」なのか???)
猛烈に気になってしまう。
それと、今日付けのブログで、17人の株主あるいはその代理人の方々の質疑と、それに対する応答の記事が終わります。改めて言っておきますのが、「私にはこういう趣旨に聞こえた」という、主観的な記し方であります。従いまして、当然、聞き違いもあれば、語句の正確性・抜け落ちを保証できるものではありません。しかし、全体としては、こういう質問がなされました、ということで。
また、何故、「質疑応答」かといえば、「株主通信」でも、益子社長のプレゼンテーションに当たる部分は載っていますから。だから、このブログで全部書く
それと、このブログの中心的価値観としては、「クルマ・・・特に日本車≒神々の道具」という、かなり狂った視点であります。(注)「神々」・・・後世からみた、伝説的走り屋たち。
そのため、16番目の株主(「私は三菱のファンです!i-Mievカーボン、シビレました!ランエボはこれからどうなるのですか?)の方に対する応対が、「カーボン車の市販は考えてません」「ランサーエボの次期車開発は考えてません」と、何の謝意も表明しない、素っ気無くバッサリとしたものでした(詳しくは後述)。経営陣の考え方に対して、否定的なブログ記事となってしまった決定的理由は、それです。
しかしそれにしても、この株主総会に登場したことは、殆んどこのブログで扱った内容に関連することでした。笑。そのことが、聞いていて、とても興味深かったことなのと、です。
さて、
(引き続いて、三菱自動車工業の第41回定時株主総会における、「質疑応答」の模様を、
主観的に記していきます)
13人目/17(男性株主)
「(1)[質問]:経営陣の方々に問いたい。他社の株主総会に出ましたか?
私はソフトバンクの総会にも出たことありますが、孫正義社長の場合、ほとんど一人で株主質問に答えます。益子社長、あなたは他の役員さんに回すことがおおいですが、あなた自身で答えて、自分の理念を精一杯語ろうとはしないんですか。
(2)[要望]:昨年、「日本EVクラブ」で、東京→大阪無充電走行の挑戦を行いました。
(↑このブログ、 https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/17423196/ に引用・登場した話題ですねぇ)
また、1000キロを無充電走行したという企画もありました
(↑1000キロトライヤル?え?そんなのあった?私の聞き間違いか?)。
そこで、三菱自動車でも、
こういう、アドバルーン的なものをやってもらいたいと思います。
(3)それと、i-Miev、バッテリーの廉価版も欲しいと思っています。
回答:「(1)適切な人に振って回答する、というやり方です。(「他社の株主総会に出ましたか?」については答えていなかった気がする)
(2)現在、i-Mievの航続距離は160km程度となっています。(これに、「やってみます」という明確な言葉が示されたという記憶はない。「前向きに検討します」くらいだった気が)
(3)それと、i-Mievのバッテリーについて、「日常、車の使用量は、多くの方で、40km/日」というのが調査の結果であったので、今のバッテリー容量でも充分という判断になっています。
また、「日常、車の使用量は、多くの方で、40km/日」というのが調査の結果ですので、廉価版バッテリーについても、検討してみます。
14人目/17(男性株主)
「[意見]「美人は三日も見れば飽きる」。
i-Mievのデザインのことです。
i-Mievは女性的イメージのデザインですが、男性的イメージのモデルもあっていいと思います。
また、
「STEP UPより、CLIMB UP」の方が、
今の三菱自工には合ってるんじゃないですか?
15人目/17(男性株主)
「[質問]i-Mievの中古車を、どうするんですか?」
回答:「今、i-Mievに対する補助金制度は、四年以上の継続保有を対象としておりますが、そのため、4~5年以降にリースアップ車が発生してきます。
当然、中古車市場が発生します。中古車の販売も考えています。中古車での使用に充分耐えうるモノであると認識しています。
また、ディラーでの代車にも用いて、多くの顧客に、電気自動車を知ってもらおうと思っています。
また、「スマートグリッド」の開発にも携わって、やっております」
16人目/17(男性株主)
「私はー、熱っ狂ぅ的なぁ、三菱ファンです!
(場内から拍手。)
しかし最近、魅力のある車が少ない気がしています。
そんなご時世でも、モーターショーに出品されてた、
「i-Mievスポーツ」、
「i-Mievカーボン」、
もぉう、シビレましたぁーーーーー!
(1)[要望]特に、「i-Mievカーボン」、アレ、市販して下さいよ!
アレ、最っ高ぅですょ!
それと、
(2)[質問]モータースポーツ、これから三菱はどうしていくんですか?
(3)[質問]ランっサぁーエヴヴぉリューションっ!(←(注)「ランサーエボリューション」)今後、どうするつもりなんでしょうか?!
回答:
「(1)カボーン車体のクルマの市販は現実的じゃありません。考えていません。
ここで、i-Miev・電気自動車について言っておきますが、究極のecoカーという位置づけで、他車への展開も考えております。方向性としては、商用車となります。
(2)モータースポーツに関しては、これから、「ラリーとは別の形でやれないか」という考えでおりまして、再度モータースポーツへの参入も、考えております。以上です。
(ランサーエボについて、回答忘れを指摘され、マイクに戻る)
(3)あ、ランサーエボリューション。
ランサーエボリューションについては、次期車開発は考えていません。
次期車開発というより、今、モータースポーツでお使いの方々へのパーツ供給など、今お使いの方々への支援ということを重視したいと思っています。
議長(益子社長)「では、質問等は、あとお一人で締め切らせて頂きます!」
17人目/17(男性株主)
「[質問]:三菱のレベルは、2004年以降、現場は、他社比較で、落ちているのではないか、というのが実感です。どうです?そうですよね?答えてください」
回答:「はい・・・。実は、解決策として、他社のメーカーから、指導を仰いでいます。
他メーカーのリーダークラスの人を呼びまして、指導を受けております」
(そして・・・12:29分頃、いよいよ、「そのとき」がやってくる 笑)
議長(益子社長)突然、たたみかける!
「審議は充分尽くされたと判断します!質問・動議の提案など、締め切らせていただきます!
これより、議案の決議に入ります!
1号議案に、ご異議ございませんか?ございませんね!よって1号議案は成立しました!
続いて2号議案です。ご異議ございませんか?ございませんね!よって2号議案は成立しました!
続きまして、新任役員の紹介です。
今期からの新任役員の二木史郎です(二木氏、お辞儀)。
それでは、これにて、第41回定時株主総会を終わります!」
↑
↑
↑
↑
うおーーー、投票してねーーよ 笑。
(日本の株主総会の殆んどは、そうなのかもしれないが)いやーーーぁ♪投票しないんですよ♪
まあ、きっと、賛成派の大株主で過半数なんだョ。
(議案書をめくって「大株主」の項目を見る)
アレぇ?大株主合わせても、40%未満じゃん・・・汗。
この後、 https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/18620653/ では、
ギャグみたいな話を書きましたが、実際には、「優先株」などによって、「安定」してあるんでしょう。(優先株の議決権効力は、調べてないな・・・汗。あと、現実には、「優先株の処理は最大の課題」 http://ryuji19750129.at.webry.info/201006/article_44.html みたいですがね。)
で、こういう話を含めても、
極めて・・・ホントに・・・不謹慎な言い方をすれば・・・、
面白かったーーーー♪
(注)
「1号議案」・・・取締役13名選任
「2号議案」・・・任期切れ監査役1名の再任