
この記事は、
吉と出るか凶と出るかについて書いています。
「痛んだのはワイフの財布」(by丹羽宇一郎)
丹羽宇一郎・御手洗富士夫『会社は誰のために』平成18年 文藝春秋
←無料洗車場の案内。
えーーっと、今日は(ひょっとすると今日からは)、メインとなる場所を、再び日比谷公園あたりに戻しまして、語っていこうかと思います。
(え?「日比谷公園って単語は一度も出てきてないじゃないか」って? そうですねぇ。でも、いいんです。意識の上では日比谷公園の地下駐車場で洗車しながら考えたみたいな話なんですから 汗)
まあ、日比谷公園の地下には、地下駐車場がありましてね。
そこには、「無料洗車場」なるものがあるんですよ。
(ココの話については、また明日以降)
さて、
6月28日のブログの続きっちゃ続きの話。
6月28日に、
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/18725872/
開会いきなりのサプラ~イズ・・・。「丹羽さん」が・・・汗。(「丹羽さん」・・・丹羽宇一郎。この会社の社外取締役であった)
あの丹羽さんが、駐中国大使になったんですね。
し・・・知らなかった。
とか言って、いきなり驚かされているという、ていたらくぶりの私です。
「あの丹羽さん」(注)が・・・・、中共政府と渡り合う日本の代表???
マジで?
冗談でしょ?
(注)「あの丹羽さん」・・・「丹羽宇一郎」・・・丹羽さんの名言・迷言録。
①「前年の所得によって税金が引かれることです。私はこれを知りませんでした」
②「中国が躍進してきているとはいっても、GDPはいまだ日本の三分の一以下です(丹羽・御手洗平成18年p220)」
③必殺オヤジギャグ→「痛んだのはワイフの財布」
丹羽宇一郎・御手洗富士夫『会社は誰のために』平成18年 文藝春秋 より。
・・・駐中国大使が、「あの丹羽さん」?
マジで?「あの」丹羽さんが。
マジ?冗談でしょ?
(冗談じゃありませんでした)
「中国が躍進してきているとはいっても、GDPはいまだ日本の三分の一以下です(丹羽・御手洗平成18年p220)」という、
中華人民共和国の経済論に関しては、
「戦後、日本が辿ってきた発展の道と似ています」という言い方をよくされるけれども、
「経済の一部分に限定してみれば、そういう見方もできなくはない」というレベルで、はっきり言って、見方としては、違うと思う。
「発展」というより、「どの分野に力を入れるか」という話だろう、と。
つまり、今まで、中華人民共和国は、軍事や国家権力そのものの拡充「だけ」に専念してきた。
同じ頃、経済発展「だけ」に力を入れてきた日本は、東京オリンピックをやっていた。
ちょうど、そのとき、中華人民共和国は核実験を成功させ、核武装。
このとき、大陸間弾道ミサイルを主軸とした、宇宙開発もやっているから、
「航天」なんていうオリジナルの漢字単語もある、という。
(共産党とか、経済とか、こういう言葉は、日本語から持ち込まれている)
だから、ざっくりした言い方だと、
今まで、中華人民共和国は、軍事や国家権力そのものの拡充「だけ」に専念してきたのが、
資本主義経済の発展「にも」力を入れたという話(それまでは、社会主義経済だったわけだから)。
だから、
「戦後、日本が辿ってきた発展の道と似ています」という言い方については、
「経済の一部分に限定してみれば、そういう見方もできなくはない」というレベル。
でも、人口が10倍以上違う現象を「似ている」とは、言えないんじゃないのか???
と、そういうざっくりした話は、今は、いい。
もっと具体的な話。
「今、アメリカと日本の二カ国で世界のGDPの半分近くを占めている状態です。中国が躍進してきているとはいっても、GDPはいまだ日本の三分の一以下です。したがって、世界第二位の経済大国である日本が、これからアメリカに対してどのような態度をとっていくかが極めて重要なのです。
日本は今こそ、アメリカに対してモノ言う存在でなければなりません。経済を発展させていくためにも、世界の平和に貢献するためにも、自らの力で考え、発信していく覚悟を持たなくてはならないのです。まずはその矜持を持つことが、日本の行く先を力強いものにする第一歩となるのではないでしょうか(by丹羽宇一郎) 丹羽・御手洗平成18年p220」
丹羽宇一郎・御手洗富士夫『会社は誰のために』平成18年 文藝春秋
いや、コレの発言主である丹羽さん、
駐米大使なら、わかりますよ。
ええ。アメリカ相手に、鋭く、粘り強く、強固に、交渉していってもらいたいですね。
でも、
駐中国大使・・・一体全体、政府は何をお考えで・・・???
まさか・・・「ご指名」か???
中華人民共和国政府による「ご指名」か???
↓
「丹羽さんなんていいねぇ。是非在中大使には、丹羽さんをお願いしますよ。
(「アイツは我らが共産党政府の言いなりだ。アイツが日本の大使になってくれると実にやりやすい。ま、いってみればあの男はわれわれの言いなりだからな。フッフッフ」)」と・・・。