moulin-roujeのブログ一覧

歌野晶午著、以前に紹介した「葉桜の・・・」のデビュー作。 結論からいうと、殺人トリックに少々無理があり、謎解きが言い訳がましい。 手直しをしていると別物になりそうで手を加えるのをやめたと、作者が言うとおり荒削り。しかし、読み進めさせるトリックは秀逸で、大器の片鱗をうかがわせる。   ...
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藤原伊織著 「遊戯」は２００７年の作品。 彼が江戸川乱歩賞と直木賞をＷ受賞した「テロリストのパラソル（テロパラ）」は是非一読をおすすめする秀作だ。ズバリ、タイトルのふつりあいさに、今でも僕は心ひかれる。 「遊戯」を読み終え、彼の全作品を読んだことになるが、残念ながらこのテロパラを超える作品には ...
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つまり、花弁だけがさくらではないということ。 推理小説であることを忘れて、駆け足に読みふけった。先を急がせるミステリアスな一冊だった。寝不足だ。（笑） 二度目はゆっくりと読み返してみることにしよう。
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この連休中に読んでしまうつもりだった「深海のYrr（上）」 実は、一月以上かかって半分まで読み進めましたが、ここらが限界のようです。 第一、和訳がストレートすぎて、なんじゃそら？な部分が多過ぎて、スリル薄です。でも、せっかく８００円も出したのだから、何とかして上巻クリアしたいものです。 も ...
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久々のヒットです。 著者の熊谷氏の語りはやさしい。ストーリーは僕の心臓のリズムにあっている。どの作品もまるで句読点を感じさせない。だから一気に読み通すことができる。 この「箕作り－」は最近の作品だが、ユーモアのツボも僕にピタリとはまる。 時代物嫌いでない方にはオススメの一冊。
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さすがは伊坂さん。 前振りが大きくてネタバレぎみにもかかわらず、キャラが生き生きとしてて最後まで楽しませてくれました。 自分の学生時代を思い起こして読了後もしばらく眠りにつくことができませんでした。 もう一冊は自らドＳと名のる山田悠介というホラー作家の短編集。荒削りで、書評の「竜頭蛇尾」は言 ...
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２９日・３１日・１日・２日・３日・・・こんなに短かったっけ、正月休み。 その休みも大掃除に始まり飲み食いで過ぎて行き、気がつけばもう３日。 お昼からはお待ちかねのスパちゃんと、走り初め。オープンで海岸線は・・・カイガン・・・ちがったカイカン。 さあ、明日からの一週間、長丁場だな。 学生の頃の ...
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この方のこれが予約満杯なので、つまみ食いです。 カテゴリとしては、垂れ流しておいて尻も拭かない・・・ つまるところ「つまらんもん」に分類されますが、 僕（アマ）のブログの「つまらんもん」には隠し味としての愛（はあと）がありますので、 カテを増設しました。
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