クラッチレリーズベアリングとは…

先日、ブログで半クラ時の異音の件を書きましたが、その異音はクラッチレリーズベアリングから出ている可能性が高いと診断されました。
まだクラッチを分解して診てもらった訳ではないので、現段階では事の真相は？？なんですが、はたして「クラッチレリーズベアリング」とは一体何をしているものなのか？…　それを知ることから始めようと思います。


まずはこれをご覧ください。
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ミッション・クラッチの構造
文字が小さいので、パソコン側で文字拡大してお読みください。悪しからず。

この資料の3つ目にクラッチのメカニズムが書かれています。
この資料によりますと、レリーズベアリングは単純に言うと、クラッチを切った際にダイヤフラムスプリングの中央を押して、プレッシャープレートとクラッチディスクの間に隙間をつくり、動力伝達を切り離している…　要は、クラッチを切った際クラッチカバーとくっつきエンジン回転と同期（ベアリングが働く）、クラッチを繋げた際はクラッチカバーから離れる（ベアリングは働かなくなる）というもののようです。
（注：私の解釈が間違っていたら後日訂正いたします）


何が言いたいかというと、この構造を見る限りでは、数回のサーキット走行でクラッチレリーズベアリングが逝ってしまうということは考え難いということです。

ヒール＆トー時にレリーズベアリングが急速回転するということを考慮しても、ベアリングの寿命が短くはなっても、うちのフォレスターのように1/10(十分の一)になってしまうというのは考え難いのです。（聞く話では、一般的にはレリーズベアリングは約8～10万キロくらいはもつものらしいです。うちのフォレスターは走行距離現在約13000kmです。）


よって、うちのフォレスターの‘半クラ時に異音を出しているもの’の正体がレリーズベアリングなら、レリーズベアリング自体が不良品だった可能性が高い、ということになるのではないかと。


繰り返しになりますが、我がフォレスターのクラッチはまだ分解されていません。
よって、異音を出しているものの正体はまだ正確には分かっていません。
クラッチが分解されて、結果、レリーズベアリングからの異音だったなら、上記した事柄が当てはまるのではないかと思います。


Special Thanks　鳥海さん