M235ix ｲｰｼﾞｰｴﾝﾄﾘｰ と OBDⅡの4分岐

イージーエントリーの対応

一般にはコーディング施工でイージーエントリーをセットしますが M235ix等 近年設定項目が無く 諦めていましたが 市販品パーツを発見し採用してみました

イージーエントリーの対応

市販品はDEA-BM1（完売）と DEAP-BM2（新機種）が有り 今回は中古の初期Ver.をお試しで採用してみました

https://digitalworks.jp/detail/dea_bm1.html
https://www.digitalworks.jp/detail/deap_bm2.html

イージーエントリーの対応

今回の旧機種はOBDⅡに挿し込むだけで 何の設定も有りません
動作確認でエンジンのON/OFFで試してみましたが全く問題なく 正常に動作しました

ｲｰｼﾞｰｴﾝﾄﾘｰ と OBDⅡの4分岐

DEA-BM1の単独動作が確認できたので次は　既存3機器とのOBDⅡの4分岐が可能かどうかの確認
又 上手く行ったらOBDⅡのカバー扉をきっちり閉める対応の検討を！

OBDⅡの4分岐の準備

ここからは
OBDⅡカバー扉を締め切る為に配線数を減らし車体に接続OBDⅡ用端子の薄型を目的に以前から準備されている テスト用2分岐配線ユニットを利用して確認作業です

OBDⅡの4分岐の準備

テスト用配線ユニット自体のアサインを見ながら接続の再確認

ｲｰｼﾞｰｴﾝﾄﾘｰ の接続確認

テスト用配線を使用しOBDⅡの不使用配線を1本づつ外しながら利用配線を確認し最終配線数の確定（アナログ的で安心確実）


※2分岐端子には既存 3分岐の機器も接続した状態で作業

4分岐用 追加2分岐端子の作成

全4分岐の機器の動作が確認できたので
DEA-BM1の16ピンOBDⅡ対応端子を購入

4分岐用 追加2分岐端子の作成

必要端子のみに半田付けし薄型に
ノイズを防ぐためにアルミホイールなどで対応すると安全ですが 特に問題は有りませんでした

OBDⅡ メイン端子の作成

OBDⅡのカバー扉を閉めるために 配線数を減らし小型薄型化しました
　①CAN（H）
　②CAN（L）
　③ISO
　④RPM（IG電源用のエンジン回転信号）

　⑤＋12V（単独IG電源・SW制御で使用）
　⑥GND（単独にボディーアース）
※ OBDⅡの電源は常時電源で暗電流となる
※結局 最低4本のみでOKでした

イージーエントリーの設置

DEA-BM1 接続状態

イージーエントリーの設置

4分岐の為の2分岐部分（既存3分岐へ割り込む）

イージーエントリーの設置

今回作成した配線と端子
車体OBDⅡ用の端子は薄型にしないと扉が閉まらないので端子直接半田付けし端子カバー無しに

イージーエントリーの設置

取り付け前の最終動作確認
無事成功

イージーエントリーの設置

最終的に 見た目良くアンダーパネル内に納めて無地完了

※ 何もしなくでOBDⅡに刺すだけでは面白くないので少々遊んでみました（笑

OBDⅡ 4分岐の実例

①マルチメーター
https://minkara.carview.co.jp/userid/619121/car/3016481/10798203/parts.aspx
②ヘッドアップディスプレー
https://minkara.carview.co.jp/userid/619121/car/3016481/11106904/parts.aspx
③IG電源発生装置
https://minkara.carview.co.jp/userid/619121/car/3016481/11783651/parts.aspx
④イージーエントリー
https://minkara.carview.co.jp/userid/619121/car/3016481/13347025/parts.aspx