2012年02月28日
とうとうサンバーも自社生産終了・・・
今日の午後7時からのNHKニュースを見ていたら、
「富士重工軽自動車自社生産終了」のニュースが流れたので、かじりついて見ました。
最後にラインオフするサンバーバンを見送る工場のスタッフさん達。
この日が来るのはわかっていた事ですが、それでもやはりスバリストとして寂しいですね。
“てんとう虫”ことスバル360から始まった富士重工の乗用車生産。
私が今愛車にしているR2にも、スバル360の血統は脈々と受け継がれています。
水平対向エンジン、レオーネやレガシィやインプレッサ等で熟成が続くシンメトリカルAWD、
ジャスティで始まった世界初のCVT、徹底的なこだわりを見せるそのクルマ造りは
軽自動車でも健在。そして『農道のポルシェ』とも言われたサンバーの誕生。
初代から一貫してリヤエンジン・リヤドライブ、四輪独立懸架の採用。
ライバルに先んじてのフロントベンチレーテッドディスクの採用、直列4気筒エンジンの採用。
SRSエアバッグの2センサー化等妥協を許さぬスバルらしいクルマ造り。
R2も多くの軽が3気筒エンジンに移行する中、1989年から生産が続いていた4気筒エンジン、
EN07に連続式可変バルブタイミング仕様のDOHCヘッドを用いたEN07Dエンジンを搭載。
軽だと大半が後輪は車軸式サスが採用される中、四輪独立懸架を採用。
EN07エンジン音がうるさくなるのは4,000回転辺りから。うるさいと言っても心地いいエンジン音です。
アイドリングの1,000回転以下では、タコメーターを見ないと
『エンジン回ってないのかな?』と錯覚を覚える程の静かさなんです。
EN系エンジンはサンバーにも採用されていて、赤帽専用サンバー用は耐久性を高めた特別仕様。
そんなサンバーも遂に自社生産を終え、恐らくはハイゼットのOEMにバトンタッチします。
それでもスバルの血脈はこれからも続きます。BRZ/86の発売も近いですし、
これからもスバリストとしてスバルのクルマ造りを見守って行きたいと思います。
Thank You&Foerver サンバー
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Posted at
2012/02/28 21:19:48
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