燃料ポンプ交換 2/2 取付編(左右・社外品)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
※工程数追加限界に達した為,取り外し編は別途投稿としています。 (関連URL参照)
新品のシール リングをフューエル・レベル・センサ(左)に装着し,燃料タンクに装着していきます。
(シール リングは,フューエル・レベル・センサ(左)の上側より装着可能でした)
高圧側と戻り側のホースを右側に送るようにしながら,フューエル・レベル・センサ(左)を慎重にタンクに入れていきます。
途中で右側に移動し,ホースを誘導します。
この際,燃料ポンプ側に接続するまではフューエル・レベル・センサ(左)を画像のような状態にしておくと,ホースが行方不明になっても戻す事が出来ます。
2
燃料ポンプ側の接続部分を確認しておきます。
上部は2箇所の接続部があり,高圧側とハーネスのコネクタ部になります。
接続は,コネクタ部を先に接続した方が素直に取り付ける事が出来ました。
3
燃料ポンプ下部の接続部を確認しておきます。
戻りのホースが刺さる部分が赤丸部になりますが,タンク内では全く目視できない為,ホースを持って手探りで差し込むことになります。
燃料レベルセンサを曲げないように注意します。
確実に差し込めた事を確認するためにも,一度軽く引っ張って抜けない事を確認します。
4
無事装着できました。
蓋部に新品のシール リングを装着し,蓋部右に表示のある矢印部をタンク側の線に合わせながら,ナットを締め込みます。
このナット,大口径なので斜めに入りやすいので対角の隙間に注意しながら,バネを押し込むように上から押さえながら締め込みます。
ナット締め付けトルク : 85Nm ※
※4本爪のSSTが存在します
5
フューエル・レベル・センサ(左)をタンクに固定します。
赤丸部の位置を合わせながら固定していきます。
バネで押し返してくるので,慎重に押し込んで行きます。
ナットは斜めに入らないように対角の隙間を確認しながら慎重に締め込みます。
6
ナットを締め付け,燃料ホースを間違わないよう接続し,コネクタを接続します。
燃料ホースは,前回交換時にホースバンド(USA製)に変更されていたので,それを再利用としました。
ナット締め付けトルク : 85Nm ※
※4本爪のSSTが存在します
今回は,偶然にもぴったりのサイズが手元にあった,ドラムブレーキのシュー部品を使用しました。
燃料ホースが劣化している場合はこの部分のホース(燃料フィルタまで)が部品で出ます。(部番変更)
フィルタ ライン
純正部番 : A 209 470 01 64
リターン
純正部品 : A 203 470 16 64
ホース クリップ (13-14.5 MM)
純正品番 : A 006 997 18 90
ホース クリップ (15.5-17.5 MM)
純正品番 : A 005 997 19 90
7
社外品を装着したので,純正品番と交換時期を記したシールを作成し,室内の黒蓋に貼っておきました。
続いて,念のために燃料ポンプ リレーも新品に交換しておきます。
※別途整備手帳に投稿
8
125,309km走行時に交換
前回交換時期不明
9
※重要
燃料ポンプ部の蓋取り付けについての追記(2022年09月27日)
蓋の取り付けは,必ず車体右側の燃料タンクにある合いマーク・ラインと蓋の矢印を合わせて取り付けます。
この蓋の位置がズレていたり,反対(左向き)に付いていると,何かの拍子に燃料ポンプのレベルゲージ・フロート部が燃料タンクのフロント壁面に当たってしまい,スピード・メータ内の燃料レベル表示が一定固定され,燃料を入れてもレベルが変化しない,実際には燃料が無くなっても一定量の表示をする等の誤作動が起きます。
また,燃料ポンプ自体が燃料タンク底面に対して斜め向きになる為,燃料が少なくなるとエア噛みを起こす恐れがあります。
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