点火時期確認

念のために、点火時期を確認してみました。


まず、点火時期調整用端子付近にある1ピンの青色コネクターから回転信号を取り、一次電圧検出タイプの回転計でエンジン回転が約700rpmである事を確認します。

次に、エンジン停止状態で点火時期調整用端子をアースし、点火時期を基準点火時期にします。

点火時期調整用端子は、防水コネクター メスを外してジャンパーワイヤーを繋ぎます。

エンジンアイドル状態（水温が80～95℃）、灯火類等OFF・ステアリング ホイール中立位置の無負荷状態で基準点火時期を点検します。

標準値：5°BTDC±2°

標準値を外れている場合は、クランク角センサー（カム部）で調整します。

今回はぴったり5°BTCDでした。

タイミングライトを上から当てて、点火時期を確認しました。

基準点火時期を調整後、エンジンを停止し、点火時期調整端子のジャンパー ワイヤーを取り外しコネクターを元の位置に戻します。

もう一度エンジンを始動し、点火時期が標準値にあるか確認します。

標準値：約15°BTDC

点火時期は約±7°の範囲で変動しても問題ないそうです。
又、高地では15°BTCDよりさらに5°程度進角するそうです。