ECUリプログラミング
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
BMG/BRGのD型・アイサイト無し車にはECUリプログラミングがあるという情報をここで知り、ディーラーに行って作業してもらいました。新車6ヶ月点検と同時作業です。
この車はH26年7月にECUプログラム書き換えリコールが発生していますが、今回の作業はそれより1年以上前のものです。リコールとは別の作業です。書き換え内容は以下の通りです。
2
・緩加速時エンジン燃焼の安定化による車体振動の改善
・AVCS作動不良によるエンジン不調/振動の改善
・AVCSの油回路中の異物に対するクリーニングモードの追加
・スターター回転せずの改善
・SSMⅢのA/F補正量の表示訂正
・エンジン警告灯誤点灯(DTC:P000C、P013A、P062D、P0087、P0088、P2109、P2119誤入力)改善
・スターター駆動制御変更
・始動性改善
3
・エンジンプッシュボタンを押したとき、セルモーター?が回り続けたまま5秒くらい着火しない状況が2~3回ありました。リプログラミング後、改善されました。
・エンジンが冷えている寒冷時に、低速低回転で一定速度で走行中、エンジン回転が数百回転上がったり下がったりする制御が改善されました。アクセル開度が一定なのに加速したり減速したりしてぎくしゃくして気持ち悪い動きでしたが、このような動きが無くなりました。
4
以前の症状は現在たまたま出ないだけかもしれませんので、まだ様子を見ていく必要があると思います。
今回のリプログラミングは出力特性や燃費とかの改善ではなく、始動性とドライバビリティの向上が目的だったようです。リプログラミングしなくても故障はしないからリコール対象にならなかったのだと思います。
5
その他、ECU制御系で気になる症状と言えば、
・エンジンが暖まった状態でエンジンOFFにする。数分後再始動するとエンストしそうなほど回転数が下がる。→エンストすることもあります。
・エンジンが暖まっていない時に空調を作動させると、エンジン回転数が500回転くらい上がる。IモードなのにSモードと同じ回転数で走らされます(Iモードの意味無し!)。エンジンが暖まると回転数が下がってきますが、冬場はなかなか暖まらないため、燃費は悪化します。エンジンブレーキも強く効くため普段と減速時の運転感覚が違い、改善してもらいたいです。
6
新型エンジン故の熟成不足を感じさせられます。
メーカーは長期テストを続けたり、ユーザーの声に耳を傾けたりして、更なる改善をしてほしいと思います。そして、より良いエンジンにしていってほしいと思います。
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