２０１２年最終戦を終えて思う

全日本ジムカーナ最終戦＠イオックスアローザが終了しました。
結果は１５台中１０位。シリーズランキングは逆転されての３位という成績になりました。

１年間、サポート頂いたみなさま、本当にありがとうございました。
チャンピオン争いに加わってからの最後２戦、期待してくださった方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです。喜多さんや阿久津アナも拍子抜けしたことと思います。ああ情けない。

リアの動きを決められない１戦でした。２週間前のテスト走行で「リアローグリップ仕様は無い。」と判断して持ち込んだリアタイヤが予想以上にグリップしてコントロール出来ませんでした。リア車高も適切ではなかったと思います。何よりも、２日間通してメンタルをコントロール出来ず、茨城弁で言うところの「ぶち上がってる状態」でしたね。あれでは良い走りが出来るはずも無い。
そんな中でも、１本目の前半区間タイムは２番手だったので、走り始めはある程度いつも通りだったのかもしれませんが、２本目終了へ向けてどんどんメンタルが悪化して行ったようです。たぶん右面最初の２３０度ターンを失敗した時からですね。（その後の区間タイムは１４⇒１３⇒１３）

気ばかり焦り、アクセル踏み過ぎてトラクションの掛からない雑な走り。もうなんかダサすぎて笑えません…。

走行直後に再車検場へ喜多さんを祝福しに行きました。握手をしておめでとうを言ったら、喜多さんからハグされまして。耳元で言われた言葉に「ぶわっ」と来ましたが、横に３位のシーナくんがいたので泣いたらカッコ悪いと思って我慢しました。人の気持ちがわかる本当に素晴らしいチャンピオンです。

仙台と茂木で連勝し、チャンピオン争いに加われた最後の４戦は、自分にとってとても大きな経験になりました。
「勝負の当事者であること。」…初めての経験でしたから、こんなに楽しいものだとは知りませんでした。こんな貴重な体験をさせてくれたＰＮ１クラスのみなさまに心から感謝を申し上げます。ありがとう。楽しかった。