• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

sanahiのブログ一覧

2019年06月16日 イイね!

3Dプリンター3(Simplify3D)

3Dプリンター3(Simplify3D)3Dプリンターで出来上がる造形品質にスライサーソフトがとても重要らしいということが分かった

で、

定番の有料スライサーソフトSimplify3Dを使ってみた

が、

いきなりつまづいたのでメモ

「FlashForge Adventure3(ADV3)」で「Simplify3D」を使う場合、以下の手順を踏みます

  1. STLファイル読込み

  2. スライス

  3. *.gファイル出力

  4. FlashPrint経由で出力
    または、USBメモリ経由で出力



特に難しいことはないのですが、
以下の様なエラーに多々遭遇します(同条件での再現性は100%)


英語表記だと以下


USBメモリ経由でADV3に挿してもエラーになります


何度かやっていると、オブジェクトが小さいサイズはOKで、大き目になるとNGになることが分かります
もちろん十分範囲内のオブジェクトサイズのデータです

ずっと理由が分からなかったのですが、
どうやらXまたはYサイズが75mm未満でないとエラーになるようです

ADV3の最大出力サイズは150mm x 150mm x 150mm

つまり、Simplify3DだとX<75mm Y<75mm Z<150mmまでしか出力できません(ZはMAXまでOK)

これはどう考えてもおかしい

調べた結果
出力される*.gファイルの1行目(M118)のXとYサイズが半分でないといけないっぽいが、フルサイズがセットされている

たとえばタイトルオブジェクトの場合Simplify3Dが出力する*.gファイルの1行目は以下の通り

M118 X84.06 Y122.62 Z84.36 T0

これは範囲エラーになる

正解はXとYは半分にして

M118 X42.03 Y61.31 Z84.36 T0

にする必要がある
上記のように手修正すると印刷できる!

FlashPrintが出力する*.gxファイルも半分の値を出力しているのでそういう事らしい
(半分にする理由が分からないので、ADV3やFlashPrintの変な?バグ変態仕様のような気がしないでもないが、、、)

このM118コマンド、
Gコードとしてはあまり意味がなさそうですが、
ADV3(FlashForgeの3Dプリンター?)では出力オブジェクトのサイズチェックとして使ってるっぽい

で、

1行目の出力設定ですが、Simplify3dのFFF設定でカスタマイズが出来ます


ここで(以下)すが、

{PREPEND "M118 X[build_size_x] Y[build_size_y] Z[build_size_z] T0\n"}


理想は(以下)

{PREPEND "M118 X[build_size_x/2] Y[build_size_y/2] Z[build_size_z] T0\n"}


としたいところですが、残念ながら展開はしてくれませんので使えません


大体の傾向が分かったので公式フォーラムに投げてみた結果
Adventurer3 out of print range error

こういう回答が返ってきた

{PREPEND "M118X75 Y75 Z[build_size_z] T0 \ n"}


最大サイズ固定。。。
事実上サイズチェック無効化ときた

サポートにも連絡してみましたが、
現象は承知しているらしく、半分サイズの定義はないのでフォーラムとほぼ同じ回答が返ってきた

という事で、現状では

  • 「FFF設定をXとYをMAXサイズ/2(=75)固定にする」

    {PREPEND "M118X75 Y75 Z[build_size_z] T0 \ n"}


  • か、「出力された*.gファイルを半分の値に手修正する」


しかない模様

Posted at 2019/06/17 00:24:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 3Dプリンター | 日記
2019年06月02日 イイね!

3Dプリンター2

3Dプリンター23dプリンターめも
機種:Flash Forge Adventure3
その2


  1. 3D-CADについて
    3dプリンターの大雑把な工程は以下のような感じ

    1. 目的物を造形するために現物などから採寸する

    2. 3D-CADでデザインする(*.f3d)

    3. スライサー用に変換ファイルを生成する(*.f3d -> *.stl)

    4. スライサーで3dプリンタ用ファイルを生成する(*.stl -> *.g,*.gx)

    5. 3dプリンタで出力(プリント)する(*.g.*.gx -> 成果物)

    6. 様々な理由から失敗を繰り返して完成する



    このうち「3D-CADでデザインする」ソフトが必要になりますが
    Autodesk の Fusion 360を使っている人が多いようなので
    私も使い始めました

    ユーザー登録をすればダウンロードしてインストールできます
    (試用期間1か月)


  2. 有名どころのSTLファイル配布所
    3D-CADからデザインもぼちぼち始めてますが、
    有志の作られたSTLファイルを造形するほうがよっぽど楽しいです

    Thingiverse超有名どころ

    yeggi有名どころのサイトを一括で検索するまとめサイト?



  3. クラウドと内蔵カメラについて
    ADV3は
    FlashCloud

    PolarCloud
    というクラウドに接続できるようです

    FlashCloud
    に登録してみたら

    Webから内蔵カメラによる印刷の様子が見れるようになりました
    が、写りが悪くレスポンスもイマイチだったので今は使っていません
    今後遠隔で何かしたいときに復活させるかも


  4. 内蔵カメラアクセスについて
    じつはクラウドに接続しなくてもカメラ画像は見ることができます

    タッチパネルから以下の設定
    ・負荷軽減のためクラウドはOFF(ONでも可能かは未調査)
    ・設定 -> カメラ -> 手動モード -> カメラアイコン=ON

    Webブラウザから
    http://ADV3IPアドレス:8080/ にアクセスすると
    ADV3のWebページがみれます



    ここでいろいろ見ることができるのでLAN環境ならこっちの方が便利かもしれません
    認証は無いのでwwwに公開するのは危険だけど
    可変MACアドレスは認証なしが理由がなのか、な?


  5. プラットフォームとの接着について
    なんども造形(失敗)を繰り返していると、
    フィラメントとプラットフォーム(ベッド、プリントされる床版)との
    接着が弱くなり大失敗がさらに増えます

    プラットフォームとの接着を安定させる方法に「スティックのり」を塗る方法があるらしく
    やってみたのですが接着は安定しますが、のりがパキパになって掃除大変

    現状は、単純に掃除することにしています
    具体的にはシリコンオフでフキフキ

    これで様子見




他、
新しいスライサー(Simplify3d)の試用中
Posted at 2019/06/02 16:32:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 3Dプリンター | 日記
2019年06月01日 イイね!

3Dプリンター1

3Dプリンター13Dプリンターを購入しました!(ADV3)
Flash Forge Adventure3



いままで出来なかった、ちょっとした造形をしようかと思います

この機種(ADV3)に関するメモを書いておきます
その1


  1. まずは箱から開けて、付属の取説でフィラメントの取り付けなりをして印刷準備完了
    公式にマニュアルもあるのでダウンロード
    サポート | 3Dプリンター | フラッシュフォージ
    --> Adventurer3 マニュアル

    取説に従ってフィラメントをノズルまで引き出す作業をしますが
    引き出しが終ったらノズル付近に出てきたフィラメントは取り除く

    キャリブレーション不要

    既にサンプルが本体に入っているのでタッチパネル操作で
    一番簡単な20mm_box.stlをプリントして動かしてみます(必要に応じて)


  2. ADV3をネットワークに参加させる(必要に応じて)
    Wi-FiかLAN接続ができます
    私はWi-Fiにしました
    タッチパネルでWi-Fi設定
    タッチパネルが指で操作しにくいので、先の細い棒で操作


  3. MACアドレスの固定化(必要に応じて)
    このADV3、電源入れる毎にMACアドレスが変わる仕様だそうです
    セキュリティー対策の一つ?かと思います?

    DHCPで固定IPを返すようにしたいのでMACアドレスを固定にします

    USBメモリを使ったファームウェア・更新ファイルのアップデート方法
    に従ったMACアドレスを固定します
    MAC固定用のファームウェアは以下

    サポート | 3Dプリンター | フラッシュフォージ
    -->Adventurer3 MACアドレス固定用更新ファイル

    MACアドレスが固定化できたら、ルーターのDHCPサーバーの設定で
    MACアドレスから固定IPを返す設定をする

    YAMAHAのルーターではDHCP設定で以下のように行追加(詳細は省略)
    dhcp scope bind (scopeid) xxx.xxx.xxx.xxx xx:xx:xx:xx:xx:xx <---ココ
    dhcp scope bind (scopeid) xxx.xxx.xxx.xxx ethernet xx:xx:xx:xx:xx:xx
    ...
    (ethernetのオプションを付けるとダメっぽい)


  4. スライサー(FlashPrint)のインストール
    公式からダウンロード&インストール
    サポート | 3Dプリンター | フラッシュフォージ
    -->FlashPrintの項目の一番下の最新バージョンをダウンロードしてインストール
    --> 3.27.0(Win64)

    FlashPrintを起動して
    ADV3との接続には固定化したIPアドレスを指定

    このソフトで、*.stlファイルから*.gx(または*.g)ファイルを生成してLAN経由でプリント出来るようになる
    (まれにWiFi経由で転送に失敗したことあり、やり直せばOK)

    LANを使わない場合はUSBメモリ経由で*.gx.*.gファイルを転送してプリントアウト


  5. とりあえず(必要に応じて)
    公式にある平出し用固定具でもFlashPrintからプリントアウトしてみる
    (製品購入時、水平出しは不要)

    サポート | 3Dプリンター | フラッシュフォージ
    STLファイル
    -->Adventurer3ベッド水平出し用固定具
    -->水平出し動画


Posted at 2019/06/02 15:40:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 3Dプリンター | 日記

プロフィール

「[整備] #フリード 9インチナビ(LXM-242ZFNi)アップデート1038 https://minkara.carview.co.jp/userid/626726/car/3619104/8317193/note.aspx
何シテル?   08/01 21:20
コンピュータぷろぐらま 技術は無いので 「施工が手軽で効果の大きそうなDIY」を最優先 ぼちぼち弄ってます

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

掲示板

<< 2019/6 >>

       1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

リンク・クリップ

[ホンダ フリード] フリード (GT) ジャッキアップ方法 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/09 13:12:31
ナビ取付 AVIC-CQ912-IV-DC 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/04/23 03:07:06
2-26. ドアライニングの取外し & 配線の蛇腹通し (その1:フロントドア編) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/10 11:30:52

愛車一覧

ホンダ フリード ホンダ フリード
[エクステリア] ・画像通り ・無限 ベンチレーテッドバイザー ・タイヤガチャ Good ...
ホンダ ストリーム ホンダ ストリーム
EG6から乗り替え 何もかもが変わって末永く付き合って生きたいRN8 ぼちぼち弄って生 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation