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測定の結果、某ピストンの方がＥＪピストンよりも約４．０cc容積が少ないと出ました。

ＥＪの純正圧縮比は１：１０。

某ピストンを使用すると約１：１１．１。

…これは久々にヒットですよ（笑）

ピストンとピストンピンで3000円ちょい。(１組)
リングセットが10000円位。

ピストントップの加工費用を考慮しても、ＥＪ用のハイコンプピストンとしてはなかなかのＣＰですよ。

懸案はバルブとの干渉と、加工で減少するトップランドの厚みですが…ＮＡなら何とかなるかな？

昨晩メタルクリーンに漬け込んだピストン。

非常に綺麗になりました（笑）

…何を画策しているかと言いますと、ですね…



…これです。

右手がＥＪピストン、左手が某ピストン(加工品)です。

ボア、ピン径、ピンハイトは(加工して、ですが)同一なのでＥＪに組み込み可能のはず。

ＥＪピストンの単体重量は計測していないので未だ不明ですが、恐らく某ピストンが軽量です。

更に、ピストンピンはＥＦよりも軽量なのは確認済み。

後はクラウン容積がＥＪピストンより少ない、つまり圧縮が稼げれば…も一つ、バルブがピストンに当たらなければ…

ＥＪ用の流用ピストン候補になる予定です。

容積測定は明日のお楽しみ（笑）

…始動です。

本日はＥＪピストンのクラウン容積測定…

の前に、お掃除開始。

1．排気量988cc 連棹比3.02のノーマルＥＪ

2．排気量740cc 連棹比4.39のＥＪショート(ＥＦストローク)

ＮＡ同士で、ヘッドチューン程度なら、使いやすいのは排気量が大きい方なんでしょうかね…。

ただ、単純に趣味として手間暇掛けて創り上げるなら【レーシングエンジン並みの巫山戯た連棹比】を持ち、高回転で真価を発揮しそうなＥＪショートは矢張り夢ですねぇ…

【ＥＪショートに立ちはだかるネック】

⚪︎ＥＪブロックにＥＦクランクはポン付け不能…メインジャーナル径違いをどうやってクリアするか。

⚪︎高連棹比達成の為のコンロッドワンオフ…流用は多分無理、一体幾らするんだろう（笑）

⚪︎高回転を生かす為のハイカム…一体幾らするんだろう（笑）

⚪︎圧縮確保の為のハイコンプピストン…軽くてナイスなピンハイトなブツが無いならこれまたワンオフ、一体幾らするんだろう（笑）

ＥＪブロックを諦めて、ＥＦ72φ作戦ならば、ネックはほぼブロック強度とハイカムだけに成りますけど…

早起きしたので昨日の続き…



ボア間の一番肝となる水穴の補強をするためには、ブロックを天地逆にしてフィラーを流し込む必要が有りそう…なんですが、そうすると…

冷却上重要なブロック上部のデッキ〜シリンダー周りの水穴も漏れなく埋まってしまいます。

なので、上記の水穴を確保しつつ、ボア間を重点的に埋める作戦を目下検討中。

…ボアごと機械加工で削り落として、スリーブ作製➡︎挿入というブルジョワ作戦は費用面で全く無理。

さてさて、楽しくなってきました。