冬支度(またまた鉄です(^_^;))
投稿日 : 2011年11月08日
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秋も段々と深まりつつありますが、各地で冬支度も始まってます。
“鉄”業界も例外ではなく、本格的な冬に備え山間部を走る路線では除雪車の試運転が行われます。
ネタがないので今日はそのお話を。
色々な除雪車がありますが、JRで一般的な除雪車は画像のラッセル車。
線路に積もった雪を線路外へ押し出す車両です。
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←これは機関車の前に付いてる除雪機能を備えた部分。
「ラッセルヘッド」と呼ばれてます。
一番先端の尖った部分で線路の雪を押しだし「羽」がその押し出した雪を更に線路外へと押し出します。
また尖った部分の下にある「爪」は線路の間に挟まった雪を掻き出す機能があります。
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除雪をしない区間、または踏切や駅を通過する際は「羽」を広げるとぶつかってしまうし、「爪」を下げると踏切の「道路部分」を引っ掛けてしまうので、画像のように「羽」は畳み、「爪」は上へ上げてます(どちらも運転台で操作できます)。
正面からみると普通の車両とあまり変わりないように見えますね。
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が、雪の多い区間へ入ると「羽」を広げ「爪」を下げ、本格的な除雪態勢に入ります。
一つ上の画像と比べてみて違いが分かります?
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後ろ姿。
先頭の「ラッセルヘッド」が「羽」を広げてるのが裏からも分かりますよね?
この時、後ろ側になる「ラッセルヘッド」は「羽」を閉じてます。
広げると雪を抱えこんでしまいますからね(^_^;)
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「羽」を閉じた姿を上から(爪は下がってます)。
細身な姿に見えますね。
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同じく上から見た姿ですが「羽」を開いてます。
ラッセル車と柿の組み合わせも“冬支度”ならではの光景でしょうか。
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ちなみに過去最高となる80回もの出動回数を記録したこともあるJR木次線。
出動回数が少なければそれに越したことはないのでしょうが…。
※ちょっとお疲れモードなので、コメント機能はオフにさせてください
m(__)m
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