トヨタ スターレット ソレイユ ディーゼル 5ドアハッチバック。
選択肢とは違うが、多分1987年型だったと思う。
スターレットの歴史としては、3代目のP7#型で、型式名はNP70だった。
昭和~平成にまたいでいた頃に所有。
(写真は、Wikipediaのもので、近いもの)
当時、顔(前面)が似ているからと「ウーパールーパー」とか、ディーゼルをふざけて「デーデル」などと愛称をつけられていた。
ナンバーも「1103」で、「いいマルミ」とか言われていた。
(のちから1103という数字は、デジタル時計で11時3分など、それを見ると必ずその後に事件があり、または嫌な事があると、その直後に1103が絡むという、自分にとって不幸が起こる嫌な数字となってしまうが・・・)
ディーゼルのくせに燃費はイマイチで、15Km/L位だった記憶がある。
そのかわり、ガソリン車に負けない、すごく良い走りで、ジムカーナにも出られるほどだった。
55PSしかないくせに、走りだしはガソリン車並みの立ち上がりで、高速では、追い越し車線使用時に100Km/h超えを記録していたので余裕で走行でき、充分だった記憶がある。
アイドリングの時は、エンジン音の「カリカリ」が、何か小動物みたいで可愛かった。
カーコンポは、当時大好きだったダイクマで数量限定で購入した富士通TENを引き継いだが、途中からSONYのコンポの信者に。
SONY-SHOPをやっていた事もあり、当時も珍しいインデックス・トロン管の小型カラーテレビも積んだ。
仲間内では唯一の、室内快適のテーマを追求開始。
ミツバの電子ホーンの音が、京浜急行のホーンと同じだったので気に入り、取り付け。
パーソナル無線も積んだし、CANなんてグループ作って楽しんでいたな。
パワーウィンドウも無く、これが本当のパワーウィンドウと言われ、クーラーは付けたがエアコンではない、鉄板でペラペラの営業車の一般向け装備仕様のような位置づけだったと思われる。
車選択の全体条件に、カーコンポが2DIN以上組めるというのがあったので、オプションでセンターコンソールが付けられることで条件一致。
まわりとの差別化も、ディーゼルという特殊性で満足し、決定した。
ただし、ブレーキの際右前車輪あたりから変な音がする事が多く、何度もクレームで整備に出したが、異常無と言われ返却。
ある日、走行中に突然ものガシャンというすごい音と同時に右前車輪のブレーキが破壊、ロックしてしまい、勢いでそのタイヤ中心に車体が回転を開始。
ブレーキの破壊の為ペダルが踏めず、ハンドル操作のみで停止させた。
場所が笹下釜利谷街道でスピードもそれほど出ていなかった為助かったが、対向車が大型トラックであったこともあり、危機一髪の状況であり、大事故になる寸前だった。
しかし、当時のトヨタオート(大船・笠間の店舗)は、それを意地でも隠し、無かった事にされたうえ、当時まだ知識や気合(?)のなかった自分に、別の新車を、いかにも特別割引のふりをして売りつけた。
今考えれば、大問題になったはずの出来事で、事故になっていれば大きなニュースになった可能性もある出来事だったかもしれない。
知り合いの紹介でもあったことで、それ以上強くは文句も言えず、納得のできないまま次の車へ乗り継いだという、トヨタという会社そのものを信用できなくなった事件であった。