クーラントホースアダプター強化ジョイント取付時の工夫
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
クーラントアダプターそのものの写真がほぼ無い謎の整備手帳です。関連整備手帳に貼ったpuraoさんの整備手帳が詳しいので、こちらは「作業時のクーラント漏れを最小限に抑える方法&ちょっとでも作業しやすくなる方法」としてみてください。
まず、リザーバータンク内のクーラントをエーモンの給油ポンプを使ってペットボトルに吸い出しておきます。1.5リットルペットボトルの半分弱くらいになりました。
給油ポンプは吸い出し側と吐き出し側が決まっているので注意です。
2
この様に空っぽにしておきます。
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それでも完全に吸い出せないので、アストロのラインクランププライヤーで、タンクの下側に繋がる太いホースと上側に繋がる細いホースをクランプしておきます。
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作業しやすい様に、左から2番目のイグニッションコイルを外しておきます。外したあとのプラグホールは養生テープでフタをしておきます。
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外したイグニッションコイルの奥にあるこのコネクターに工具が当たって傷つけそうだったので、コネクターを外しておきます。
赤っぽい部分を写真の上側にスライドさせると、黒い爪を押せる様になります。防水コネクターなので外れにくいですがジワジワ揺すりながら抜いていくと外れます。
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puraoさんの整備手帳にある様に、黒い細いパイプを固定しているこのネジを外しておくと、ちょっとだけ作業しやすいです。
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ここからが難関。黒い細いパイプに繋がっている側からホースクランプをプライヤーで外していきます。掴むのが結構大変ですが、一度掴めればあとはグリグリ左右に回しながらゴムホースが折れ曲がっているあたりまでクランプを下げます。
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次はホースを黒いパイプから抜くのですが、
キツイ。。このツール、ホースリムーバープライヤーを使おうとしても、パイプとホースの隙間がなくてうまく使えません。 なので、ピックアップツールを使って、ゴムホースを少しずつ下げていきます。写真がなくてごめんなさい。
1箇所からだけでなく、360度満遍なく根気よく下げていきます。自分はこの辺で「やっぱやめようかな」と思いました(⌒-⌒; ) でも少しずつ隙間があいてくるので諦めないでください。
ある程度パイプとホースの隙間ができたら、写真のホースリムーバープライヤーを使って一気に外します。
ちなみに黒い側が金属パイプ、シルバーの側がゴムホース側です。
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ゴムホースの上側が抜けると、外したゴムホースからジワリとクーラントが出てきます。
でも、リザーバータンクからクーラントを抜いて、ホースもクランプしてあるからか、ある程度経つと止まりました。
で、最後に純正アダプターを外します。
青丸のトルクスネジを外しますが、それだけでは簡単に外れません。
puraoさんの様にホース下側についているクランプを掴んで引き上げるとアダプターが外れます。
テコの原理で内装外しをアダプターの下側に滑り込ませて外そうとしたのですが、隙間がなくて、アダプターの側面にある凹にひっかけて外そうとしたらその部分のプラスチックが割れました(・・;) なのでやはりホース下側のクランプをペンチ等で掴んで真上に引き上げるのが確実です。
自分は、掴んだ際滑らない様、小さいサイズのネジザウルスを使いました。
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純正アダプターが取れると、エンジン側からクーラントが溢れてきます。
でも、車両下を見ると、直径15センチほどの漏れで済んでます。
最後にホースにmaniacs金属製アダプターを付け替え、逆の手順で取付します。ホースを差しこむ部分にはホースが入りやすい様軽くシリコングリスを塗っておきました。
これまた写真がなくて申し訳ないのですが、
アダプターをエンジン側の穴に嵌める時、手が入らない、トルクスネジのある方の反対側部分が入りづらいです。
写真の内装外しを使って、押し込んであげるときちんと嵌りました。
かかった時間は1時間強。
工具はアストロとAliexpressで揃えたのでそこまで高くなかったですが、「maniacsで7000円の工賃を払う方が良い」という人の方が多い作業の気がしました(⌒-⌒; )
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