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明日21日に、栂池高原スキー場に行く予定です。スキー場のブログを見ると、今日は天気がよさそうです。が、予報を見るとどうも今日の夕方から明日にかけては雪のよう。これはパウダーに期待できそうです。

写真のスクートですが、今シーズンから投入のニューマシンです。某スクートプロショップさんでパーツをオーダーして組んでいただきました。


仕様は以下の通りです。

【フレーム】2010-11モデル　スタイルＲ(ペパーミントグリーンにリペイント)
【ボード】ｊｙｋｋ製「タイプ-Ｊ」ハードボード
【ステム】オデッセイ・エレメンタリーステム
【ハンドルバー】フェデラル・ドロップバー9インチ（スターブルー）


私はパークやトリック系の遊びはほとんどせず(アラフォーにはムリです)、ひたすらゲレンデフリーラン。ということで、今回新調したニュースクートは、レーシング仕様のカッ飛びマシン。ちなみにもう一台所有している旧型(2002年モデル・Ｒｉｄｅ)は、高めのハンドルを付けた、のんびりマッタリ仕様としています。ですので、家族と滑る時は旧型、ガンガン滑り込みたい時は新型と使い分けています。


明日の栂池高原には、新型を持ち込みます～。

スキー旅行で訪れたホテルグランデコ。そのホテルで、フォルクスワーゲンの最新モデルの試乗キャンペーンを行っていました。通常の試乗だと、決まったルートをお店の人が付き添って一緒に回る、というのがお決まりですが、このキャンペーンではまるまる一時間、ホテル周辺を自由に乗り回して良いとのこと。しかも付き添い人の同乗もないので、これはかなりじっくりと試してみることができそう。


というわけで、早速申し込み。車種はティグアンの1.4TSIとクロストゥーランの2車種。そこで、ホテルに着いた初日の夕方にまずはティグアンを、そして翌日の朝にクロストゥーランの予約をしました。


まずはティグアンです。

エンジンはVW最新の1.4リットルTSI。排気量だけを見ると車格に対してちょっと少ないように思いますが、直噴インジェクターにターボ+スーパーチャージャーと、まさに「トッピング全部のせ」のようなエンジンで、排気量の少なさをカバーしています。

実際に乗ってみると、1.4という排気量からは想像もできないほど元気に走ります。雪上での試乗ですので、全開フル加速は試すことはできませんが、普通に乗っているだけでもその力強さは十分に伝わってきます。ホテル周辺の長い上り坂などでも、アクセルを深く踏み込んだり、キックダウンしたりすることなくスルスルと上っていきます。
エンジンの音は割と野太い感じの音質で、そうしたところからもドライバーに力強さを感じさせているのだと思います。

組み合わされるミッションは、VWお得意のDSG。初期のDSGは、クラッチを断続させるような極低速域で、ちょっとギクシャクするようなことがありました。しかしさすがはフォルクスワーゲン、最新のDSGではそんな不自然なフィーリングはまったく感じさせません。従来のトルコンATからの乗り換えでも、これなら違和感を覚えることはまずないでしょう。

駆動方式はなんとビックリ、FF(2WD)です。ティグアンはどこからどう見てもSUVスタイルだし、ましてこんな雪道で試乗させるぐらいだから、このクルマは4WDだと勝手に思い込んでいました。

ホテル周囲は前日からの雪で完全な圧雪、日陰など一部はガチガチに凍っているような場所もありました。そんな状態の道を、スタッドレスタイヤを履いているとはいえ、2WD車で大丈夫かいな?と少し不安にもなりましたが、走り出してすぐにそれは全くの杞憂だと感じました。

まず安心できるのが、こんな雪道でもステアリングの手ごたえがしっかりしていること。タイヤのグリップ状態がハンドルを通して明確に伝わってくるので、自信を持って左右にステアリングを切っていくことができます。また、アクセル操作でクルマの向きをコントロールできるのも良い点です。ちょっとアンダーステアが出そうだなと思ったら、ステアリングを切り足すのではなく、アクセルを少し戻し気味にしてやる。そうするとノーズがスッとイン側を向いてくれます。アクセルを戻す量を調節することでノーズの入り方が変わってくるので、これを利用しながらきれいにコーナーを曲がっていくことができるのも、ティグアンの良いところでしょう。

アクセルオフからさらに曲げたいと思えば、ブレーキを軽く当てて前荷重にしてやることで、テールスライドを誘発させる、なんてことも可能です。しかしながら、リヤは割と唐突にスライドが出やすい傾向があるように感じられました。これがもう少しじわっとした動きだったら、雪上でのハンドリングは満点だったのですが。
ただ、このあたりは、組み合わされていたミシュランのスタッドレスタイヤとの相性もあるかと思います。


フォルクスワーゲンのクルマに乗っていつも感じるのが、ステアリングやアクセル、ブレーキといった操作系のフィールに変なクセが全くないということ。初めて乗ったクルマでも、まるで長く付き合っている愛車を運転しているかのように、スッとすぐに馴染めるのです。もちろん、今回のティグアンもそう。私は常々、これこそがワーゲン最大の美点だと思っています。



いつもはなかなかクルマを運転したがらない奥さんですが、今回は珍しく自分でもハンドルを握ってみたいと言います。そこで、ちょっと広い駐車場を見つけて、そこで運転を交代しました。奥さんいわく「周りが見やすくて運転しやすい」とのこと。SUV独特の高いアイポイント、大き過ぎないボディサイズ、そして前述したクセのない操作感のおかげで、運転に不慣れな奥さんにもそう感じさせたのでしょうね。

以上、ティグアンの試乗レポでした。

※翌日予定していたクロストゥーランの試乗は、前の枠で借りていた人が制限時間を1時間過ぎてもホテルに戻ってこなかったため、さんざん待たされた挙げ句、キャンセルとなってしまいました(泣)。

二月の3連休を利用して、家族で福島のグランデコスキー場に行ってきました。

今回初めて訪れるグランデコスキー場&ホテルグランデコですが、どちらもなかなか良いスキーリゾートでした。

いつも行く栂池高原と比べると、だいぶこじんまりとしたスキー場です。しかし、子どものペースに合わせて家族でのんびり滑るには、このぐらいの規模でも全く問題ありません。

リフトにはフードがついていて、風や雪を防いでくれるので、とっても快適。このタイプのリフトは初めて見たので、最初はどうやってスクートを乗せるのか戸惑ってしまいました。要領は普通のリフトに乗るのと同じなのですが、フードや足乗せのバーがあったりするので、それをうまくかわして載せなければなりません。最初に乗ったときは、あちこちにスクートのハンドルやらフレームやらをぶつけてしまい、リフトに乗っている最中もなんだか変な体勢でスクートをかかえるような格好になってしまいました。
ですが、2回、3回と乗るうちになんとかコツをつかんできました。ポイントとしては、4人掛けリフトの真ん中寄りの座席に座ること、足乗せバーと手すり、フードが下りてきたら、バーをかわしながら手すりとフードの間にスクートのハンドルを入れるようにすることです。こうすることで、スクートのハンドルをリフトの手すりに引っ掛けることができるので、乗車中も力でスクートを支える必要がなくなります。

斜面は初級コースから上級コースまで一通りそろっていて、それぞれのレベルに合わせて楽しめそうです。私たちは、下側の初級・初中級コースを中心に滑っていました。
また、ちょっと飽きたら、私だけ隣接する上級コースに滑りに行って、下でまた奥さんと子どもに合流する、なんていう滑り方もできました。ですので、私自身もそれほど退屈することなく、家族一緒に滑りを楽しむことができました。ファミリースキーにはなかな良いゲレンデレイアウトだったと思います。

当日の雪質は、非常に素晴らしい粉雪コンディション。歩くと「キュッキュッ」と鳴るような雪で、ずらして良し、エッジを立てて良しの、とにかく滑りやすい良い雪でした。


一方のホテルグランデコですが、ホテルハーヴェストグループだけあって、満足度の高い滞在ができました。いつものロッジ風なお宿も良いのですが、たまにはちょっと贅沢な気分でこういうホテルに泊まってスキーリゾートを楽しむというのも良いですね(もちろん、その分お値段は張ってしまいますが)。

部屋は最もスタンダードなクラスでしたが、それでも家族3人で過ごすには十分過ぎる広さ。エクストラベッド1台が入っていましたが、それでも十分にくつろげる&荷物を広げるスペースがあります。

夕食はフレンチのコース料理。特に牛フィレ肉が柔らかくておいしかったです。ウチの子供は、口の中で噛み切れないからという理由で肉料理が苦手なのですが、そんな子どもでも「これはおいしい」と言ってよく食べていました。

というように、大満足のスキー旅行でした。
予算が許せば(笑)、ぜひまた行ってみたいですね。