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デリカのナンバー灯は長らく、レイブリックのホワイトバルブを装着していました。しかしある日、オイル交換のためにディーラーにクルマを持っていったところ、なんと「ナンバー灯が両方切れていますけど、これも交換しておきますか?」と指摘されてしまいました。

　片方ならまだしも、両方とも切れたまま気付かなかったなんて、なんだかクルマのことに無頓着な人だと思われたんじゃないかという気恥ずかしさもあって、つい二つ返事で交換をお願いしてしまいました。

　当然、交換されたのは純正の白熱球。点灯してみると、当たり前ですがなんだかぼんやりしていて、見た目はちょっとショボくなってしまいました。しばらくはそのまま乗っていたのですが、やはりどうしても気になります。そこで、ナンバー灯を再びLED化することにしました。

　実は以前にもナンバー灯をLEDにしたことはあったのですが、その時に交換したのはかなり青みが強い製品で、ちょっと自分の好みには合いませんでした。ですので、今回のLED化では光色にこだわってみることにしました。


　
　最近はオートバックスなどのカーショップの店頭にLEDのサンプルがたくさん置いてあり、購入する前に実際に点灯して色味や明るさを確認できるようになっているのはとても助かります。
　そして数多ある製品の中から選んだのが、ポラーグの「T10タイプ5000ケルビン」です。T10のウェッジ球LEDはかなりのラインナップがありますが、多くは6000k以上で蒼さや白さをうたったものが多いようです。そんな中、これは5000kとちょっと地味な製品のようにも見えますが、実際にはこのぐらいのほうが上品で自然なドレスアップになるのではないかと思っています。




　まずは交換前のただの白熱球。視認性という点では全く問題ありませんが、昔ながらの裸電球のような色味がやはり気になります。




　右側だけLEDに交換してみました。明るさ、白さともに格段にアップしているのがよく分かります。




　両方ともLEDに交換しました。明るさ、白さは申し分ありません。個人的な好みではもう少しケルビン数が少なくても良かったかなとも思いましたが、純正のLEDライセンスランプっぽさは出ていると思います。

　ちなみに、初めてナンバー灯交換にチャレンジした時は結構手こずってしまいましたが、今やすっかり馴れたもの。二つ交換するのに5分もかかりませんでした。




　少し斜めから見ても、配光ムラなどはありません。
　ナンバー灯をLED化してありがちなのが、一部分だけ極端に明るく、そうでないところは真っ暗と、明暗差が極端に大きくなってしまうことです。しかしポラーグのこの製品は、340度とほぼ全方向に光が広がることをうたっており、ナンバー灯に装着した場合でも光がきれいに拡散してくれます。