
今回のブログは車とは一切関係ないです(;^ω^)
また写真多めです。
ご了承下さいm(__)m
先週の土日、
大井川鐡道のSL乗車と富士山旅行に行って来ました。
今年から
大井川鐡道できかんしゃトーマスが走るって記事を見て、和歌山の実家の母にその話をしていたら
母 『もうすぐ誕生日なんだけど』
って言われて急遽旅行に行くことになりました(;^ω^)
母 『静岡なら富士山も近いよね?』
今まで4.5回富士山を見る機会が有ったそうなんですが、いずれも天気が悪く一切見えなかったそうです。
で、今回富士山にも行く事になりました。
後で調べたら、大井川から富士山まで結構遠い(;´Д`)
前日母が
気動車(電車ではない(笑))でこちらまで出て来て、翌朝出発。
母の乗り降りと車の信頼性を考えて、ストーリアで行くことにしました。
浜松いなさICまで山道を走って新東名へ、島田金谷ICで降りて新金谷駅に到着。
早めに着いたので、きかんしゃトーマスの発車を見る事が出来ました。
夏休みの最初の土日だったので発車前のホームには凄い人が。
動画はこちら
前の人が身を乗り出していて、全然見えないので下から撮りました(笑)
客車が多いとSL単機では重すぎる為、後ろから旧型電気機関車で押しています。
待っている間に見た、大井川鐡道を走る普通電車
大井川鐡道は大手私鉄の古い電車を当時の塗装色のまま走らせています。
元
近鉄 16000系電車
新しく見えますが1965年製と結構古いです。
側面にはトーマスのラッピングがされていました。
元
南海21000系
こちらも1950~60年代製造のかなり古い車両です。
山岳路線から平坦路線まで1台でこなせる、元祖ズームカー
しばらくしていると私たちが乗るSLが入って来ました。
C56形 C56 44 です。
戦時徴用でタイに渡った後、日本に戻ってきた唯一の車両
昭和11年製造です。
小型車ながら
炭水車を別に設けた
テンダー式
こちらはトーマスの種車となった
C11形とよく似た
C12形
新金谷駅の
転車台(ターンテーブル)に乗っていました。
C56形とサイズは殆ど同じですが、こちらは水タンクを側面に設け、炭庫を後ろに背負った
タンク式です。
C56形はテンダー式のバック運転時に前が見えない弱点を補う為、炭水車の側面がカットされています。
C56形の動輪です。
リンク機構がかなりかっこいい!(・∀・)
場所によっては新造されているようで、所々新品に見えます。
客車も古く、昭和11年製でした。(写真左側)
見にくいですが、台車は横置きリーフスプリングでした( ゚Д゚)
ちなみに右の青帯の入っている客車はお座敷列車で電車からの改造車
こちらは割と新しい車両です。(台車もコイルスプリング)
私たちの乗った車両もSLだけでは引き切れない為、後ろから旧型電気機関車(
ED500形)で押します。
元は旧国鉄ではなく、大阪窯業セメントで使用していた物らしいです。
客車の先頭、SLとの間の非常に目立たない所にヘッドマークが有りました。
かわね路の『わ』の字の所にセミが止まっているのが印象的でした。
乗り込む前の客車
ホームと合わせて良い雰囲気が出てます。
客車内です。
さすが昭和11年製
内装、シートは木製でした。
網棚は文字通り本物の網です。
かなり雰囲気あります。
出発時はドン!て感じでショックは結構ありました。
一気に引かないと動かないのかもしれませんね。
加速は電車と比べると超悪いです(笑)
スピードは30~40Km/hくらいでしょうか。かなりゆっくりです。
乗り心地はかなり横揺れが大きく、お世辞にも良いとは言えません。
これで60Km/hくらいで走ったら脱線しそうなくらいです。
古い客車だからなのか(
ヨーダンパーが無い?)、それとも線路の精度が悪いのか。。。
恐らく両方でしょう(笑)
カーブに差し掛かるとちょっとだけSLが見えます。
この写真では結構煙が出ていますが、無煙炭を使っているそうです。
母曰く、当時の煙はこんなものではなかったとか
当時はトンネルに入ると顔がまっ黒になるので、トンネルがくると一斉に窓を締めていたそうです。
沿線の人が手を振ってくれるのが印象的でしたw
当時の雰囲気を味わう為、駅弁も買ってみました。
かなり地味な中身でしたが、雰囲気を味わうには良いかも?
終点の千頭駅では、先行していたトーマスがヒロと共にお出迎え
ヒロは原作で日本の
D51形(デゴイチ)をモデルにしているそうです。
但し、このヒロはD51形ではなく、貨車牽引用の
9600形がベースらしいです。
ちなみにヒロは種車が静態保存車の為動きません。
トーマスは目が可動式だけど、ヒロの目は固定の模様。
千頭駅からは陸走依頼で先に到着していた車に乗って
長島ダムへ
発電を行わない治水用のダムらしいです。
丁度井川線の
アプト式列車が到着していました。
アプトいちしろ駅~長島ダム駅間の間は90‰(1Km走る間に90m上る勾配)で、普通の鉄道だとスリップして登れない為、アプト式(歯車の付いた車輪)の電気機関車で押します。
一番左の背の高いのがアプト式電気機関車
アプト式電気機関車は長島ダム駅まで押した後、単機で戻って行きました。
その先の
奥大井湖上駅でもアプト列車が見れるかも、と思って追いかけたんですが。。。
間に合ったのに駐車場所を探している間に行ってしまいました(;´Д`)
とりあえず湖上駅だけ撮って来ました。
駅の周りは何もなく、鉄橋の上までホームが有るとっても変わった駅です。
そこから
河口湖の宿まで移動です。
途中の山道は結構な酷道でした(笑)
山道を抜け、新東名から新富士ICで降り河口湖方面へ
途中から雲行きが怪しくなり、田貫湖あたりでとうとう雨に。
今回も富士山は見れないかな~と半ばあきらめていましたが、河口湖周辺に来ると急に晴れてきました!
宿に着くと部屋から綺麗な富士山が見えました!
が、前の林がちょっと邪魔かも(;^ω^)
若女将から、明日は赤富士が見えそうとの事だったので、早起きしました。
だんだん日が明けてくると、見事な赤富士が見れました!
朝一から富士の五合目へ
今の時期はマイカー規制で車で行けないので、シャトルバスで向かいます。
五合目に着くと外国人の多さにビックリ!
1/3くらい外国人かもしれません。
五合目から見た富士山頂
富士山に登っているのに富士山が見えるのが不思議(笑)
富士山を降りた後は、
カチカチ山ロープウェイに乗って天上山へ
あまり期待していなかったんですが、絶景でした!
裾野の広さを強調するように撮ってみました。
個人的に富士山の魅力って高さより裾野の広さだと思うんです。
その後、母が行きたがっていた
オルゴールの森美術館へ
タイタニックに乗るはずが急遽キャンセルされて難を逃れた自動演奏楽器等、かなり歴史的価値が有る物が沢山置いていました。
オルゴールの森美術館公式動画です。
最後は、
白糸の滝へ
中学の修学旅行で行った時、かなりしょぼい記憶が有ったんですが、なかなか迫力が有りました。
水しぶきが気持ちよくかなり涼しかったですw
修学旅行の時は、たまたま水量が少なかったのかも?
その新東名経由で帰って来ました。
母も喜んでくれたみたいで、良かったですw
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Posted at
2014/08/03 16:19:06