房総の113系湘南色10連　マリ117編成車輛カタログ　君津にて

引き続き、10連の内の残り4連、マリ117編成を見ていきましょう。

まずは1号車、クハ111-2056。

マリ117編成は、4両全車が地上線向け・シートピッチ（座席の寸法）拡大車の2000番代で構成されています。

2号車には、モハ112-2072が連結されています。

3号車にはモハ113-2072。

最後4号車にはクハ111-2152。

先述の通りこの4連は地上線向け、つまり東海道線向けに製造された車輛のため、湘南色に塗装されたことで当初の姿に戻ったと言えると思います。

モハ112のパンタグラフ付近。

先述の通りこのモハはシートピッチ拡大車のため、車端部には大型の窓と大型の戸袋窓が1つずつ並び、車端部には若干空間があります。

厳密にはドアの位置も若干既存車に比べてずれています。

S62編成との連結部。

113系が東海道線から撤退して以来、久々に見られた湘南色編成同士の連結部です。

117編成から見た連結部の車内。

運転台中央が通路として開放され、車内から隣の編成に行けるようになっています。

走行中のマリ117編成の車内。

房総地区の2000番代車の大半が、ご覧のようにリニューアルされていないオリジナルの内装を持っています。