先日、シート交換する際にシート裏を見ていて気付いたマニアックな小ネタです。
シートは仕向けの仕様が違っても同じサプライヤー。
SDVというシールが貼られていて、調べてみると、Selle Dalla Valleというイタリアのメーカーらしい。
SELLA DALLA VALLEシートカバー | ZERO-G
・日本仕様シート 部品番号:59512281A
タッカーのあたりから接着剤が盛大にはみ出ている。
経年変化で溶け出しているような感じ。
2014年51週=10月末頃製造。
・EU仕様シート 部品番号:559512224A
タッカーのあたりが先ほどの日本仕様シートと違う。
表面のシートとタッカーの間に布が一枚挟まれて止められている。
接着剤はみ出しの対策のための設計変更がされているような様子。
2017年21週=4月末頃製造。
手持ちのパーツリストで調べてみると、2015年時点のEU仕様のシートの部品番号は、59512223A。
最後の数字が変わっていてやっぱり設計変更が入っているっぽい。
オークションで59512223AのEU仕様シートを探してみてみると、タッカーのところに布が挟まれておらず、私の日本仕様シート同様に接着剤がはみ出している。
どこのメーカーも不具合が起こったら、さりげなく設変入れるんだなと思った次第。
話は変りますが、シートの高さ調整機構について。
このシートは一応、シートの高さ調整が出来ます。
EU仕様シートでシート高810mmと785mmの2パターン。
低くする場合、シート側は4か所に付いているこのブロックを両端をつまんで外す。

さらにバイク側も作業が必要。
赤丸のところの部品を外して(工具が必要)、黄丸のところの端が白いバーを下側に差しなおす。こっちは工具不要。

作業的には割と簡単そうだけども、部品を外さないといけないので、ツーリング先でちょっと低くしてみるか。
という訳にもいかないので、やらないだろうなあ。
タンクと膝の関係的にも低くする必要が無いし。
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Monster1200 | 日記
Posted at
2017/08/05 00:09:56