英国EU離脱ショックの影響は…

23日イギリスで

「EU(欧州連合)から離脱か残留か」

を問う国民投票が行われました。









EU(欧州連合)は、第二次世界大戦後、

ﾖｰﾛｯﾊﾟの国々の平和と経済的な繋がりを強固にするため

1952年にまず、ﾌﾗﾝｽ･西ﾄﾞｲﾂ･ｲﾀﾘｱ･ﾍﾞﾙｷﾞｰ･ｵﾗﾝﾀﾞ･ﾙｸｾﾝﾌﾞﾙｸ

の６ヵ国でECSC(欧州石炭鉄鋼共同体)が設立。


その後、1958年EEC(欧州経済共同体)など3機関が設立してから

1967年3機関がEC(欧州共同体)に統合され、

ｲｷﾞﾘｽ(1979)など他(ﾃﾞﾝﾏｰｸ、ｱｲﾙﾗﾝﾄﾞ、ｷﾞﾘｼｬ、ｽﾍﾟｲﾝ、ﾎﾟﾙﾄｶﾞﾙ)が

次々加盟し12ヵ国に発展。


そして、1992年ﾏｰｽﾄﾘﾋﾄ条約(欧州連合条約)調印し

1993年EU(欧州連合)が12ヵ国で発足し、単一市場として始動。

1999年に欧州単一通貨の「ﾕｰﾛ」が導入。

現在、EUとしてｲｷﾞﾘｽも含めﾖｰﾛｯﾊﾟ州28ヵ国が加盟しています。


↑2013年クロアチアが加盟し28か国に…





EU内では、加盟国は人･物･金が自由に移動できるわけだが

反面ｲｷﾞﾘｽでは多くの移民が流入してきて問題に…。


移民のためにｲｷﾞﾘｽ国内の雇用が奪われ

さらに増えた移民のための医療・児童手当などの

社会保障への税負担が増えることになった…(泣)

それで移民排斥(ﾊｲｾｷ)が離脱の一番の理由になる。





またEU加盟の目的は、単一市場での経済的な利益を求めて加盟したのに

政治的な束縛があるし加盟国が多くなった分自国の意見が通りにくくなった。

また他の貧国のために加盟のお金(EU拠出金)も多く支払わなければならない。

自分たちの意見が通らないのに、お金だけは求められるEUには

「大英帝国」としてのプライドが許さなかったのか…(笑)




残留派と離脱派のそれぞれの言い分は

次のように…↓










投票前は離脱派と残留派が半々と二分して拮抗してる中、

残留支持の女性議員が暗殺される事件も起こり

投票にどう影響するか、世界は見守るしかなかったわけですが、

世界のほとんどの見方は

常識的に考えれば残留だろうと楽観してました…(汗)




しかし、24日の開票結果は…

離脱1741万742票(51.89％)

残留1614万1241票(48.11％)

と、まさかの離脱派が勝利…Σ(゜Д゜；　ｴｰｯ！



ｷｬﾒﾛﾝ首相は「EU離脱の政策は

次の代表者がやるべきだ」と

EU残留派の敗北の責任をとって辞意表明…(泣)。





この結果に、世界中が衝撃を受け、

英ﾎﾟﾝﾄﾞ、ﾕｰﾛ通貨相場はともに下落し、

円相場は1ドル99円台まで急騰…(汗)

株価は1300円超えの急落し14000円台に…(泣)

ﾘｰﾏﾝｼｮｯｸ超えの世界同時株安となりました…(泣)





さらにEUへの輸出の本部として

ｲｷﾞﾘｽにある日系企業も約1000社ほどあって

もしEUへの輸出に関税がかかるようになれば

日系企業の景気にも影響が出て、

他のEU諸国と提携し企業をEU地域に移転するとか

この先どうするか考えなければならない鴨…(泣)




今後、ｲｷﾞﾘｽはEUへの離脱通告後に

約２年間の離脱の交渉に入るので

しばらくはｲｷﾞﾘｽ離脱ｼｮｯｸの影響が

円相場や株価や景気に影響が続くのかなぁ…(汗)

円高が続けば日本の輸出にも影響が出るだろうし…(汗)






ｲｷﾞﾘｽのEU離脱を受けて

他のEU諸国もドミノ的にEU離脱論が出てきていて

国民投票に発展する可能性もあります(汗)

そのため次の離脱国を出さないためにも

EUもｲｷﾞﾘｽに対し強硬な態度で

交渉に臨むことになりそうです…(汗)




またｲｷﾞﾘｽ国内では、

6割以上がEU残留派だったｽｺｯﾄﾗﾝﾄﾞがEU残留を求める前に

再びｽｺｯﾄﾗﾝﾄﾞのｲｷﾞﾘｽからの独立のための

国民投票へ発展する可能性が出てきました…(汗)

これからｲｷﾞﾘｽも国内が分裂の危機になりそうです(泣)







それにしても、安倍首相が消費税延期の際、

ﾘｰﾏﾝｼｮｯｸ級の大暴落が来る可能性があると

読んでたけど、見事当たりましたね(笑)


↑このｸﾞﾗﾌの後、ｲｷﾞﾘｽｼｮｯｸが起こり、さらにﾘｰﾏﾝｼｮｯｸ以上の下げ幅に…(汗)




たぶん中国のﾊﾞﾌﾞﾙ崩壊による世界同時不況を

予想してたの鴨しれませんが…(笑)


ただアベノミクスには、

円高株安となり逆風となりました…(汗)




また、この英国EU離脱で、

離脱派の中心人物のｼﾞｮﾝｿﾝ前市長が

ｱﾒﾘｶ大統領選中のﾄﾗﾝﾌﾟ氏にそっくりで

顔も移民排斥も強行な過激発言も

ホンテ瓜二つですばい(笑)


↑米ﾄﾗﾝﾌﾟ氏と英ｼﾞｮﾝｿﾝ氏、この2人が国の代表になれば日本も世界も大変なことに…(泣)



もしｷｬﾒﾛﾝ首相の辞任後に

このｼﾞｮﾝｿﾝ氏がｲｷﾞﾘｽの首相になり

ｱﾒﾘｶではﾄﾗﾝﾌﾟ氏が大統領になれば、

過激発言と強行政策に日本も世界も振り回されそうで

日本は外交も大変なことになりそうです…(泣)

ホント2人とも代表にならなければイイですが…(汗)




これから日米英の国際関係や円株などの経済が

どう影響しどう変わるのか

しばらく注意して見ていく必要がありそうです…(笑)



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