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iz330の愛車 [三菱 ランサーエボリューションX]

整備手帳

作業日:2014年9月14日

社外ステアリングにステアリングリモコン取り付け②

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 12時間以上
1
①からの続きです。

手前側が前工程まで加工していたロッカースイッチです。
手を離すと中立位置に戻ってくるモーメンタリータイプのスイッチです。

奥は通販などでよく見かけるモーメンタリータイプのプッシュスイッチです。すべてロッカースイッチでも良かったのですがこのスイッチはイルミネーションが綺麗な丸型に光るので見た目目的で採用してみました。

これでパネルに取り付けるスイッチは全て揃いました!
たかがスイッチですが1万円を超えていたりします(汗)
2
ここはちょっとオプション的な物なのですが、パネルにロッカースイッチを取り付けたときの見た目を良くするベゼルを有力候補の黒の他に赤と黄色も注文してみました。

スイッチの数が多くなるので運転中に分かりやすくなるかもと思ったのですが仮組みした段階では少しイメージと違ったので、とりあえず黒で組んで飽きてきたら色を変えてみたいと思います♪
3
いよいよスイッチをパネルに組みつけていきます!

と言ってもプッシュスイッチはネジで挟み込むだけですし、ロッカースイッチに関しては表側から押し込むだけなので一瞬で終わってしまいます。

加工精度が良いので絶妙なテンションでスイッチの固定爪が引っかかってくれていますよ。

これでパネル表側の見た目ほほぼ完成といった感じでしょうかね。
4
ここからはつまらない事をダラダラと書いていきますのでサラっと流し読みしていただければと思います(汗)

パネルは一旦置いておき、純正ステアリングリモコンの仕掛けを調べていきます。

エボ10の場合、ステアリングスイッチには6本の配線が割り当てられており、1本はイルミネーション、残りの2本ずつはそれぞれクルーズコントロールとオーディオ系スイッチに接続されています。

ステアリングスイッチは少ない配線で複数のスイッチの信号を判別するために、抵抗を介して並列に接続されたモーメンタリスイッチ(押した時だけON)と利用して信号線にかかる電圧を変化させています。ECUにはあらかじめ各スイッチごとの信号線にかかる電圧がプログラムされているので信号線から入力された電圧をECU内で比較して何のスイッチが押されているかを判別します。

オーディオ系はユニットを自作するので各スイッチごとの電圧は自由に設定できるのですが、クルーズコントロールは純正ECUで制御するため純正ステアリングスイッチと同じ条件を再現する必要があります。

そこで、画像のようにテスターを使って純正クルーズコントロールスイッチ内部にある各スイッチごとの抵抗の大きさを測定します。この抵抗値を元に配線図を書いていきました。
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パネルに取り付けるスイッチの機能と純正ステアリングスイッチの仕様を考慮して配線図を書いてみました。

分かりやすい部分から説明しますと、イルミネーション信号(C-202の1)は純正メーターからクロックスプリングを介して12Vが来るだけですのでそのままスイッチの照明LEDの接続して利用します。

次に左上のクルーズコントロール部ですが、この部分は純正ECUに接続されるので先程の工程で測定した抵抗値を再現して各スイッチと接続して回路を作っていきます。スイッチの個数の関係もあり、クルーズコントロールのキャンセルスイッチは今回省略しました。

元々キャンセルスイッチはあまり利用したことが無かったので不便はないかなぁと思っています。

社外ステアリングに交換したいけれどクルコンが使えなくなるのが・・・
という場合も、3種類の抵抗と3つのスイッチ(キャンセルも使う場合は4つ)があればクルコンを生かしておけますね!

スイッチの取り付け場所がステアリングだとスイッチの固定方法などが問題になってきますが、スイッチをインパネなどに取り付ければ割と簡単に実現できると思います。その場合、クロックスプリング手前側(C-205の4、5)で配線を取り出す感じになりますね。

残るオーディオ系のスイッチですが、まずMMCS非装着車の場合は配線図のようにC-51のジャンパ線を介してS-AWCのECUへ接続されていますがMMCS装着車の場合は配線図とは違い、C-51より下(ECU)側はMMCSへ接続されています。

今回オーディオ系はユニットを自作しますのでC-51より下(ECU)側は
何も接続しない状態にしてC-51から自作ユニットへ接続します。前半部分に書いたように、電圧の変化によってスイッチを判別するので1本の信号線でかなりの数のスイッチを判断することが出来ると思うのですが、1本の信号線に対してスイッチの数が多くなればなるほどユニット(ECU)での判別がシビアになってくるので少しでもユニットの設計を楽にするために9個のスイッチを1本の信号線に並列に接続するのではなく、4個と5個の島に分けて2本の信号線を使用してユニット(ECU)に
接続するようにしてみました。

ユニットからは、ステアリングスイッチからの信号線2本の他、純正INFOボタンとe-CON(減衰コントローラー)の操作のための配線も設定してあります。
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さて、かなりダラダラと書きましたがここからはパネルに取り付けたスイッチのの配線をしていきます。

パネルの裏側は覗き込むと結構見える部分なので、なるべく抵抗などが見えないように配線する事を目標にして作業をしました。

抵抗はスイッチの裏に納めて、収縮チュープを被せてからホットボンドを充填していきますがスイッチ裏のスペースはとても狭くて半田付け作業はかなり時間がかかりましたね。。

パネル裏に這わせている配線はバラバラしないように接着剤で固定しています。
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クロックスプリングとパネルの配線との接続部分ですが、クロックスプリングには純正ステアリングに付いている専用のカプラが必要なので
画像のタグが付いているハーネスのカプラから数センチ部分でカットして利用します。

ハーネスを加工するのは純正戻しする時の事を考えると少し躊躇いがあったので品番を調べると、ハーネス,ステアリングヒールリモートコントロール(品番:4400A278)という物で800円程で購入できるようなのですが、ディーラーまで注文にいくのが面倒だったので結局現品を加工してしまいました。
8
こちらが先程カットしたハーネスを利用して作った、クロックスプリング・スイッチパネル間の接続ハーネスです。

左側は直接スイッチパネルの配線にに半田付けしても良かったのですが、パネル取り付け時の作業性を考えてコネクタ化しました。

続きは③へどうぞ!

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