以前、友人の
nanbuさんのブログで紹介があった
秋の大収穫祭~コロナ祭り~の場所に行ってきました。
ちなみに一番上の写真は今回調査した場所とは全く別の場所にあるT106V/108V系コロナバンです。
いきなりコロナじゃないですが…。
コロナマークⅡバンです。
右側のテールレンズは割れていましたが、左側は無事でした。
初代T60系コロナマークⅡバンですが、何年ごろのモデルなのか分りません。
ラジオアンテナは伸びきったままで、どうやったらこんな状態にまで朽ち果てるのかがわからないくらいでした。
コロナマークⅡバンの情報がほとんどないのでわかりませんが、もうちょっと詳しいことは
こちらを参照していただくと良いかと思います。
続いてはTT106Vコロナバンです。
テールレンズの形状が前回のブログに登場したコロナバンと同様です。
ルーフドリップモールは後ろ側がなくなっていました。
車内はかなり荒れていましたが、部品取りをしたような形跡が見られました。
フル型式がTT106V-KDFだったので排ガス規制前(73年8月-75年11月)の触媒なし2T型を搭載するフロア4速マニュアル車の1600Deluxeです。
16R型を搭載する1800Deluxeと2T型を搭載する1600Deluxe、さらに12R型を搭載する1600STD(standard)がありました。
1800Deluxeはフロア4MTとフロア3ATが、1600Deluxeはフロア4MTとコラム3MTがありました。1600STDはコラム3MTのみの設定でした。
元色は緑系の色だったようです。
続いてPT86Vコロナバンです。
こちらのコロナバン、エンジンフードはなくなり、地面から生えてきた草にエンジンが埋もれてる状態でした…。
このコロナバン、テレビドラマ「北の国から」で登場した草太兄ちゃんが乗っているコロナバン(水色)と同型式です。
テールゲートはなぜかこんなふうに曲がっていて、どうしてこうなったのかわかりません…。
実は隣にももう一台のコロナバンがありました。
こちらもPT86Vです。
こちらはフロントマスクがかろうじて生きています。
エンジンはおそらくPT46Vコロナバンと同じ3Pではないかと思います…。
そしていよいよ問題となった車両です。
それがこちら。画像、お借りしました。
これだけみると、T80系なのかT100系なのか判断しかねる部分もありますが…
反対側から見ればわかります。
Cピラーに給油口である、円形の装飾のようなものが見えます。
結論としては、この車両はT100系コロナ4ドアセダンでした。
前側のドアがなく、フロアも腐ってなくなっていたので車内は草が生えていました。
トランクにはグリルとライトリムが入っていましたが、トランクフロアもなくなっていました…。
さらに、ダッシュボードの助手席側吹き出し口上部にT100系のエンブレムが見えます。
T100系では、GTだと「2000DOHC GT」、1800GLだと「1800GL」、2000EFIだと「2000EFI SR」、77年1月から78年8月までの特別仕様車、エクストラ仕様だと「EXTRA INTERIOR」のエンブレムが付きます。それ以外とバンは「Corona」になります。
この車両は、73年8月に発売開始、74年7月で打ち切りになった「リアクォータグレードバッジ」が装着されていました。さらにグレードはGLだったのでおそらく排ガス記号なしのTT100ではないかと推察します。
もしそうだとすると、搭載されるエンジンは無印の2Tでしょう。
コロナではないですが…、こんな車もありました。
いすゞフローリアンです。
が、ただのフローリアンではなくてLPGのフローリアンでした…。
詳しくは
nanbuさんの記事を参照するとよいでしょう。
ここにあった車は腐って屋根が穴空いてたり、車内から草が生えてたり…
どれも異常な光景でした。
コロナに混じってコースター、フローリアン、ギャラン、サニー、レオーネがありました。
さて、そろそろ現実に戻ろうと思います。
あんな車を見た後だと、30年前の車が1台止まっていると帰りは動かないのでないかと心配になりそうですが、無事帰ってこれました。
Posted at 2011/11/09 17:44:35 | |
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