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買ったときから燃料タンク内が錆びているのはわかっていました。
買ってすぐはこんな状態で、15年落ち腐れガソリンが入っていました。
2
燃料ポンプに詰まった錆を清掃しながらごまかしていましたが、ついに燃料フィルターにも影響が来てしまったのでタンク清掃を決行しました。
写真はタンクを下ろしてガソリンを抜いた直後。
錆びてひどいです。
3
さかさまにして底を叩くと錆の塊が大量に出てきたので、高圧洗浄機を使って水洗いしました。
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いろいろ調べた結果、サンポール→花咲かGで錆を取るというのがよさそうなのでその方法でいきます。
今回用意したのが「酸が効くサンポール」18㍑です。
これを3倍程度に薄めて燃料タンクの中に入れます。
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サンポールを入れてから4時間半後にサンポールを抜き取りました。
サンポールは錆を還元ではなく、鉄を溶かして錆を取るのでやりすぎると穴が開きます。
中をのぞきつつ時間を考えます。
サンポールを抜き取ってきれいに水洗いします。
この時、乾燥してくるとすぐに錆が出てきますので中和なりの処置をとる必要があります。
サンポールだけでここまで錆が落ちました。
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サンポールを完全に水で洗い流し、花咲かGをと投入します。
20倍希釈まで可能ということで、今回は61リッタータンクなので3本用意しました。
サンポールも花咲かGも50度前後のお湯で薄めると良いようです。
今回は20倍に薄めたうちの3㍑を予備に取っておきました。
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花咲かGを入れて36時間後にタンクを傾け、液が触れていなかった部分に液が触れるようにします。
今回は傾けてから24時間後にいい感じになっていたので、そこで排出しました。合計60時間です。
排出後はきれいに水洗いをして、取っておいたうちの1リッターを入れ、リンスとして使います。
そのあとは余った液を排出して水洗いをせずに乾燥させると書いてありました。
この花咲かGは何回か使えるみたいですが、保管容器がないため今回はもったいないですが捨てることにしました。
ここまでくると別のタンクのように見えます。
8
タンクを取り付け、配管を付けて燃料フィルターを交換して終了です。
今回はここで携行缶により燃料を給油。
しかし、肝心の燃料を吸い込む部分に燃料がいきわたらなかったため、エンジンがかからず再起不能とまで嘆いていました。
その時にポンプが悪いのではということでポンプも一緒に交換。
その後エンジンがかかってすぐにスタンドに行き満タンに給油。
帰ってきたらポンプから燃料漏れが…。
どうやら、ポンプを交換した時にパイプの長さが違ったためパイプを移植したのですが、銅ワッシャーが悪かったようです。
燃料がじゃじゃ漏れで大変でした。
銅ワッシャーを交換してなんとか漏れも直って復活しました。
※このページを見て燃料タンクのさび取りを行う場合がありましたら、燃料の取扱いなどすべて自己責任でお願いします。
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