自作LAPカウンター(P-LAPもどき) 製作手順
1
電卓を用意
今回使用したのは、100円ショップで販売していた液晶表示部が大きめの物(8桁)
電卓の分解、配線確認作動テスト
基板部分からキーパッド側と液晶側へ配線(シール)が接続。
キーパッド側のボタンをはずして、ボタン部の配線用シールのみとする。
2
3
ボタン押し用回路の確認
上記から、『8』のボタンを押す回路は次のようになります。
抵抗については、若干の確認が必要です。
図の『PIC Port』に5Vをかけて、液晶表示が反応するかを確認します。
5Vをかけたときの11と5番の電圧が高すぎても低すぎても反応しません。
今回の場合はデジタルトランジスタに外付け抵抗を追加していますが、デジトラの選択によっては外付け抵抗が不要にできるかもしれません。
この回路をボタンの数だけ用意します。(今回は13個)
表示方法
○.○○○○○○○ として、小数点を入れます。
これによって、8桁目に0を表示することが可能となります。
電卓部の電源
PICの電源である5Vを分圧して1.5Vを作っています。
電卓接続前後で若干電圧が変化しますが、問題なく動いているのでOKとしています。
4
液晶配線加工
分・秒・少数以下を見やすくするため、3桁目・6桁目を表示しないようにします。
具体的には基板から液晶へのパターンをカットします。
http://ojisankoubou.web.fc2.com/lc-meter/index.html
上記サイトを元にオシロスコープで波形を見ながら、数字表示時に波形が変化するかを調べます。
今回の電卓には、数字のほかに記号『-』『’』『M』なども含まれています。
今回の場合、『-』記号を使用するのですが、この場合、3桁目を非表示となるよう配線をカットすると『-』記号も消えてしまいそうでした。
このため、『-』記号に関連する部分は残すようにしました。
具体的には、上の写真で基板の右を1、左を27とした場合、
6桁目非表示:9、10、11のパターンを切断
3桁目非表示:18、19のパターンを切断 (『-』記号を使用しない場合は20も切断)
こうすると、3桁目の一部が表示されますが、3桁目に『5』を表示させるようにすることで、実質的に3桁目は非表示となります。
5
液晶のバックライト追加
- 視認性を良くするため、バックライトをつけてみました。
液晶の背面に貼り付けてあるシールを剥がします。
- このシールが背面からの光を遮断するためです。
6
シールを剥がした場所に、若干透明性のある白いビニール(レジ袋)を両面テープで貼り付けます。
さらにその上に透明の板を貼り付けます。
- 今回はフロッピーディスクのケースから切り出しました。
液晶へ貼り付ける前に、液晶側を除く面にアルミホイルを貼り付けます
(光を液晶側に反射させるため)。
この透明の板の両サイドにLEDを配置します。
板の切り出し面をきれいにする必要がありますが私はエポキシ系接着剤で埋めることにしました。
7
クロック入力
ここでいうクロックは、計時用の1/100sec毎のパルスです。
このパルスを割り込み処理のきっかけにして、カウンタを動かし、計時します。
PICに使用するクリスタルの精度を上げる方法もあるのですが、高精度のものが見つからなかったので、外部入力としました。
大昔に入手し、未使用のまま眠っていた SPG8651B を使用しています。
HPで調べると現在は製造中止となっているようですが、若松通商ではまだ販売しているようです(2500円/個)
このクロックの精度をキープして、以下に安くするかが今後の課題です。
8
配線・レイアウト
表示部はインパネに載せるため、小型のものを選択しました。
裏蓋部にベルクロで固定することも考慮し、蓋がビス固定となっているものを選択
ー タカチ TW5-3-10B
この大きさでは、基板に部品を載せるのではレイアウトが成立しません(私の技術では)
なので、入出力関連の抵抗は小型の基板に載せ、それ以外は空中配線として、ケース内に押し込んでいます。
基本的にほとんどの部品はシリコンの充填剤(商品名:バスコークなど)で固定しています。
(スイッチ、LEDはエポキシ系接着剤)
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